入試実戦の文章題
このレッスンでできるようになること
- 基準と向きが書かれていない文章題で、自分で決めて式を作れる
- 問われているのが、実際の値・基準との差・ちがい・変化量のどれかを見分けられる
- 資料を表に整理して、答えを単位と場面の言葉に戻せる
前のレッスンの確認
- 基準と向きを決める四つの手順 … 1. 何を0とするか決める 2. どちら側を正の向きにするか決める 3. 量の大きさを数で表す 4. 正の向きと同じなら \(+\)、反対なら \(-\) を付ける
- 正の向きは、問題ごとに変わる。 「西だから負」ではない。
- 差 = 実際の値 − 基準値 実際の値 = 基準値 + 差
- 答えるときは、基準と単位を言葉で添えてください。
- 基準を取り替えても、値どうしのちがいは変わりません。
- 変化量 = 最後の値 − 最初の値
- 引かれる数になるのは、いつも最後の値です。(変化量のとき)
- 全体の変化量は、最初の値と最後の値だけで決まります。
- 最後の値と変化量は、別のものです。
- 符号のまま答えて終わらないでください。
- 基準との差の表 … 項目、実際の値、基準との差の三つの列でつくる表
- 基準は、表の外に一度だけ書きます。 基準は、計算が楽になるように選んでよいのです。
- 合計 = 基準値 × 個数 + 差の合計
- ここでいう「差」は基準からのずれ、「ちがい」は二つの値のへだたりです。
- 資料を読み取るときの順序 … 1. まず基準と単位を確かめる 2. 差の欄を見て、正の行と負の行を分ける 3. 問われているのが、実際の値か、差か、値どうしのちがいかを見分ける
- 式を書く前に、何を聞かれたかを紙に書いてください。
- 問われたものを答えないまちがいは、計算が合っていても点になりません。
- 平均 = 仮平均 + 差の平均 平均が出たら、いちばん小さい値といちばん大きい値のあいだにあるかを見る。
- 加減の四つの手順 … 1. 項に分ける 2. 並べかえる 3. 正の項の和と、負の項の和をそれぞれ求める 4. 合わせる
- ミスの四つの種類 … 符号のミス/かっこの外し方のミス/計算の順序のミス/問われたものを答えないミス
- ミスの見つけ方 … 答えのどこがちがうかを見て、種類を決める見分け方
- 一行に一つのことだけをする。 途中式を飛ばさない。
絶対値は記号でも書きます。\(|-10|\) は \(10\) です。\(|+6|\) は \(6\) です。
入試の文章題は、基準と向きが書いていない
セクション9の問題文には、基準がいつも書かれていました。入試の文章題は、そうではありません。
基準も正の向きも、書かれていないことがあります。
陸上部の集合時刻は午前 \(9\) 時です。あきらさんは \(9\) 分おくれ、いずみさんは \(4\) 分前に着きました。
\(0\) にあたる時刻も、おくれを正の向きにすることも、書かれていません。
つまり、この回の文章題は、自分で決めるところから始まります。
決めないまま数だけを拾うと、\(9\) と \(4\) をたすのか引くのかが分かりません。
文章題の四つの手順
決めるところから答えまで、たどる順を決めておきます。
- 何を0の基準にするか決める
- どちらの向きを正にするか確認する
- 数量を符号付きの数に直し、式を作る
- 答えを単位と場面の言葉に戻す
この四つを、文章題の四つの手順といいます。
手順1と手順2は、計算ではありません。自分で決めることがらです。
手順4も計算ではなく、出た数を場面の言葉に戻す仕事です。
つまり、計算をするのは手順3だけです。
決めたことは、必ず紙に書いてください。
よく似た名前の、別の手順
セクション1のレッスン3「反対の向きをもつ量を符号で表す」で、基準と向きを決める四つの手順を決めました。
数詞が同じ「四つ」ですが、仕事がちがいます。
あちらは一つの量を符号つきの数で表すため、こちらは文章題を答えまで解ききるためです。
左の手順は、右の手順1から手順3の中ではたらきます。新しく覚え直すことはありません。
求めるものは、四つのどれか
手順3で式を作る前に、もう一つ決めることがあります。何を聞かれたか、です。
セクション9で、聞かれ方は四つに分かれました。
| 問われているもの | 求め方 |
|---|---|
| 実際の値 | 基準値 + 差 |
| 基準との差 | 実際の値 − 基準値 |
| 値どうしのちがい | 差 − 差 |
| 変化量 | 最後の値 − 最初の値 |
見分けるところは二つです。基準がいるかと、時間の前後があるかです。
値どうしのちがいだけは基準がいりません。基準を取り替えても、値どうしのちがいは変わりません。
変化量だけは時間の前後があり、最初の値がそのまま基準になります。
ここでいう「差」は基準からのずれ、「ちがい」は二つの値のへだたりです。
ここを取りちがえるのが、レッスン「ミスの四つの種類」の問われたものを答えないミスです。
だから 式を書く前に、何を聞かれたかを紙に書いてください。
資料の整理型は、順序どおりに見る
表を渡されて問いが続く形も出ます。このときは 資料を読み取るときの順序 を使います。
- まず基準と単位を確かめる
- 差の欄を見て、正の行と負の行を分ける
- 問われているのが、実際の値か、差か、値どうしのちがいかを見分ける
表を自分で作るところから始まることもあります。そのときは 基準との差の表 を書きます。
基準は自分で選べます。基準は、計算が楽になるように選んでよいのです。
書き方は、レッスン「入試実戦の計算」の二つをそのまま使います。
一行に一つのことだけをする。 そして 途中式を飛ばさない。
例題1 基準と向きを、自分で決める
陸上部の集合時刻は午前 \(9\) 時です。あきらさんは \(9\) 分おくれ、いずみさんは \(4\) 分前、うたさんは定刻ちょうどに着きました。
(1)三人の到着を符号つきの数で表しなさい。(2)いちばん早い人といちばんおそい人の、到着時刻のちがいを求めなさい。
問題文に基準はありません。手順1と手順2を、自分で決めます。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(0\) | 手順1 集合時刻を基準の \(0\) 分とした |
| \(+\) | 手順2 おくれるほうを正の向きと決めた |
| \(+9\) 、\(-4\) 、\(0\) | 手順3 三人を符号つきの数にした |
| \((+9)-(-4)\) | 手順3 おそい人から早い人を引いた |
| \((+9)+(+4)=+13\) | 手順3 引き算をたし算に直した |
| \(13\) 分 | 手順4 単位と決めごとを添えて答えた |
(2)で聞かれたのは値どうしのちがいです。だから基準はいりません。
確かめ
9 分あと と 4 分前 の へだたりは 9 + 4 = 13 分
答えの吟味
うたさんの \(0\) 分には符号を付けません。正の向きとも反対とも言えない、分かれ目だからです。
答え (1)\(+9\) 分、\(-4\) 分、\(0\) 分(集合時刻を \(0\) 分、おくれを正の向き) (2)\(13\) 分
例題2 実際の値か、差か、ちがいか
ねじの長さを検査します。規格の長さは \(26\) mm です。\(4\) 本の基準との差は、順に \(+3\)、\(-5\)、\(+2\)、\(-1\) mm でした。
(1)実際の長さ (2)いちばん長いねじといちばん短いねじの長さのちがい (3)\(4\) 本の長さの合計を求めなさい。
三つとも聞かれ方がちがいます。式より先に、何を聞かれたかを書き出します。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(26+(+3)=29\) 、\(26+(-5)=21\) | (1)実際の値 = 基準値 + 差 |
| \(26+(+2)=28\) 、\(26+(-1)=25\) | (1)残りも同じように戻した |
| \((+3)-(-5)=(+3)+(+5)=+8\) | (2)差の最大から差の最小を引いた |
| \(3-5+2-1=-1\) | (3)加減の四つの手順で差を合計した |
| \(26\times 4+(-1)=103\) | (3)合計 = 基準値 × 個数 + 差の合計 |
確かめ
29 − 26 = +3 、21 − 26 = −5 、28 − 26 = +2 、25 − 26 = −1 差に もどった
29 − 21 = 8 29 + 21 + 28 + 25 = 103
答えの吟味
差の絶対値は \(|+3|=3\)、\(|-5|=5\)、\(|+2|=2\)、\(|-1|=1\) です。基準からいちばん遠いのは \(2\) 本目でした。
答え 規格 \(26\) mm を基準として、(1)\(29\)、\(21\)、\(28\)、\(25\) mm (2)\(8\) mm (3)\(103\) mm
例題3 変化量を問われている
理科室の湿度を、一日に三回記録しました。朝は \(44\) %、昼は \(39\) %、夕方は \(62\) % でした。
(1)朝から昼 (2)昼から夕方 (3)朝から夕方への変化量を求めなさい。
三つとも変化量です。引かれる数になるのは、いつも最後の値です。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(39-44=-5\) | (1)変化量 = 最後の値 − 最初の値 |
| \(62-39=+23\) | (2)昼を最初の値、夕方を最後の値とした |
| \(62-44=+18\) | (3)朝を最初の値、夕方を最後の値とした |
| \((-5)+(+23)=+18\) | (3)二回ぶんの変化量をたしても同じ |
符号のまま答えて終わらないでください。 場面の言葉に戻します。
確かめ
44 + (−5) = 39 39 + 23 = 62 44 + 18 = 62 どれも もどった
答えの吟味
全体の変化量は、最初の値と最後の値だけで決まります。 昼を通っても \(+18\) % でした。
答え (1)\(5\) % 下がった (2)\(23\) % 上がった (3)\(18\) % 上がった
例題4 資料を、自分で表に整理する
走り高跳びの記録会で、\(5\) 人がとんだ高さは \(124\)、\(133\)、\(127\)、\(136\)、\(120\) cm でした。
(1)\(130\) cm を基準として、基準との差の表を作りなさい。(2)合計と平均 (3)いちばん高い記録と低い記録のちがいを求めなさい。
基準は、表の外に一度だけ書きます。 基準は \(130\) cm、単位は cm です。
| 選手 | 実際の値 | 基準との差 |
|---|---|---|
| 1人目 | \(124\) cm | \(-6\) cm |
| 2人目 | \(133\) cm | \(+3\) cm |
| 3人目 | \(127\) cm | \(-3\) cm |
| 4人目 | \(136\) cm | \(+6\) cm |
| 5人目 | \(120\) cm | \(-10\) cm |
(2)と(3)は、差の欄だけで求まります。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(124-130=-6\) 、\(133-130=+3\) | (1)差 = 実際の値 − 基準値 |
| \(127-130=-3\) 、\(136-130=+6\) 、\(120-130=-10\) | (1)残りも同じように引いた |
| \(+3+6-6-3-10=-10\) | (2)加減の四つの手順で差を合計した |
| \(130\times 5+(-10)=640\) | (2)合計 = 基準値 × 個数 + 差の合計 |
| \(-10\div 5=-2\) 、\(130+(-2)=128\) | (2)平均 = 仮平均 + 差の平均 |
| \((+6)-(-10)=(+6)+(+10)=+16\) | (3)差の最大から差の最小を引いた |
確かめ
124 + 133 + 127 + 136 + 120 = 640 640 ÷ 5 = 128 136 − 120 = 16
答えの吟味
平均が出たら、いちばん小さい値といちばん大きい値のあいだにあるかを見る。 \(128\) cm は \(120\) cm と \(136\) cm のあいだです。
答え \(130\) cm を基準として、(1)上の表 (2)合計 \(640\) cm、平均 \(128\) cm (3)\(16\) cm
例題5 向きを決め直すと、符号が入れかわる
床の上をまっすぐ動くロボットがあります。出発点を \(0\) cm、前へ進む向きを正の向きとします。
ロボットは出発点から \(-24\) cm の位置にいました。そこから前へ \(46\) cm、次に後ろへ \(23\) cm 動きました。
(1)動いたあとの位置 (2)はじめの位置から見た変化量を求めなさい。(3)後ろへ進む向きを正の向きに決め直すと、答えはどうなりますか。
(1)は最後の値、(2)は変化量です。最後の値と変化量は、別のものです。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(-24+46=22\) | (1)前へ \(46\) cm 動いた |
| \(22-23=-1\) | (1)後ろへ \(23\) cm 動いた |
| \((-1)-(-24)\) | (2)変化量 = 最後の値 − 最初の値 |
| \((-1)+(+24)=+23\) | (2)引き算をたし算に直した |
| \(+1\) 、\(-23\) | (3)正の向きを反対にしたので、符号が入れかわる |
確かめ
−24 + 23 = −1 最初の 位置に 変化量を たすと 最後の 位置に もどった
46 − 23 = 23 変化量と 合う
答えの吟味
正の向きは、問題ごとに変わる。「後ろだから負」ではありません。(3)では前が負になります。
答え (1)出発点から後ろへ \(1\) cm (2)前へ \(23\) cm 動いた (3)\(+1\) cm と \(-23\) cm
今日の問い
基準と向きが問題文にないとき、どう決めればよいのでしょうか。
答えは、レッスン「反対の向きをもつ量を符号で表す」で出ています。この決め方に正しいも正しくないもない、でした。
例題5のロボットが、そのとおりでした。前を正にしても後ろを正にしても、位置は動きません。
変わるのは符号だけで、手順4で言葉に戻せば同じ場所を指します。
だから迷う必要はありません。ただし、決めたことは必ず書き添えてください。
よくある間違い
まちがい1:基準と向きを決めずに、数だけを拾う
集合時刻を基準にして、\(12\) 分おくれた人と \(7\) 分前に着いた人がいます。到着時刻のちがいを求める問題です。
✗ 12 − 7
✗ = 5
手順1と手順2を飛ばし、問題文の数をそのまま引いています。\(7\) 分前は \(-7\) 分です。
○ (+12) − (−7)
○ = (+12) + (+7)
○ = +19
誤答を場面に戻して確かめます。
7 分前 から 12 分あと までは 0 を またいで 7 + 12 = 19 分
誤答の 5 分 では 、二人の へだたりに 足りない
引く数は、符号ごと反対の数に変えてください。
まちがい2:値どうしのちがいなのに、基準値をたす
規格の長さ \(30\) mm を基準にすると、二本のねじの差は \(+5\) mm と \(-4\) mm でした。長さのちがいを求める問題です。
✗ (+5) − (−4) = +9
✗ 30 + 9 = 39
\(2\) 行目がまちがいです。ちがいには基準がいりません。基準値をたすのは、実際の値や平均に戻すときです。
○ (+5) − (−4) = (+5) + (+4) = +9
実際の長さに戻して確かめます。
30 + 5 = 35 、30 + (−4) = 26 35 − 26 = 9 誤答の 39 mm は どちらでもない
基準を取り替えても、値どうしのちがいは変わりません。 これは問われたものを答えないミスです。
まちがい3:符号のまま答えて、手順4を飛ばす
ロボットの位置を計算して \(-2\) cm と出ました。前へ進む向きを正の向きとしていました。
✗ 答え −2 cm
計算は合っています。それでも \(-2\) だけでは、前なのか後ろなのかが伝わりません。
○ 答え 出発点から 後ろへ 2 cm (出発点を 0 cm、前を 正の向きとして −2 cm)
符号のまま答えて終わらないでください。 手順4は、飛ばしてよい手順ではありません。
自分で確かめよう
紙に書いてから、答えを開いてください。式を書く前に、基準・向き・問われたものを書き出すこと。
集合時刻を \(0\) 分、おくれを正の向きとします。(1)\(11\) 分おくれ (2)\(5\) 分前 (3)定刻ちょうど を符号つきの数で表しなさい。
問1の(1)と(2)の、到着時刻のちがいを求めなさい。
ねじの規格の長さ \(38\) mm を基準にします。基準との差が \(+4\)、\(-9\)、\(+2\)、\(-6\) mm の \(4\) 本の実際の長さを求めなさい。
問3の \(4\) 本の長さの合計を求めなさい。
問3で、いちばん長いねじと短いねじの長さのちがいを求めなさい。
教室の湿度は、朝が \(57\) %、昼が \(48\) %、夕方が \(66\) % でした。(1)朝から昼 (2)昼から夕方 (3)朝から夕方への変化量を求めなさい。
走り高跳びの記録 \(138\)、\(117\)、\(126\)、\(131\)、\(118\) cm を、\(125\) cm を基準として、基準との差の表に整理しなさい。
問7の \(5\) 人の合計と平均を求めなさい。
問7で、いちばん高い記録と低い記録のちがいを求めなさい。
ロボットが出発点から \(-35\) cm の位置にいます。前へ進む向きを正とし、前へ \(58\) cm、次に後ろへ \(17\) cm 動きました。(1)動いたあとの位置 (2)変化量を求めなさい。
問10で、後ろへ進む向きを正の向きに決め直すと、(1)(2)の答えはどうなりますか。
次の答えはまちがっています。ミスの種類を答え、正しく直しなさい。
返却期限の日を 0 日、おくれを正の向きとする。
A の本は +8 日、B の本は −5 日だった。
二冊のずれの ちがいを (+8) − (−5) = 8 − 5 = 3 日 と答えた。
- 次の答えはまちがっています。ミスの種類を答え、正しく直しなさい。
走り高跳びの記録を 140 cm を基準として整理した。
ある人の基準との差は −11 cm だった。
この人の記録を聞かれて 、−11 cm と答えた。
答えと考え方
1.〜2. 基準は集合時刻、正の向きはおくれるほうと決められています。
| 問 | 式 | この行でしたこと |
|---|---|---|
| 1 | \(+11\) 、\(-5\) 、\(0\) | おくれは \(+\)、前は \(-\)、定刻は符号なし |
| 2 | \((+11)-(-5)=(+11)+(+5)=+16\) | 値どうしのちがいを求めた |
確かめ
11 分あと と 5 分前 の へだたりは 11 + 5 = 16 分
答えの吟味
(3)の \(0\) 分は分かれ目なので、符号を付けません。
答え 1.(1)\(+11\) 分 (2)\(-5\) 分 (3)\(0\) 分 2. \(16\) 分
3.〜5. 3は実際の値、4は合計、5は値どうしのちがいです。
| 問 | 式 | この行でしたこと |
|---|---|---|
| 3 | \(38+4=42\) 、\(38-9=29\) 、\(38+2=40\) 、\(38-6=32\) | 実際の値 = 基準値 + 差 |
| 4 | \(4-9+2-6=-9\) 、\(38\times 4+(-9)=143\) | 合計 = 基準値 × 個数 + 差の合計 |
| 5 | \((+4)-(-9)=(+4)+(+9)=+13\) | 差の最大から差の最小を引いた |
確かめ
42 + 29 + 40 + 32 = 143 42 − 29 = 13
答えの吟味
差の絶対値がいちばん大きいのは \(2\) 本目で、基準からいちばん遠いねじです。
答え 規格 \(38\) mm を基準として、3. \(42\)、\(29\)、\(40\)、\(32\) mm 4. \(143\) mm 5. \(13\) mm
6. 三つとも変化量です。引かれる数になるのは、いつも最後の値です。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(48-57=-9\) | (1)朝が最初の値、昼が最後の値 |
| \(66-48=+18\) | (2)昼が最初の値、夕方が最後の値 |
| \(66-57=+9\) | (3)朝が最初の値、夕方が最後の値 |
確かめ
57 + (−9) = 48 48 + 18 = 66 57 + 9 = 66 (−9) + 18 = 9
答えの吟味
全体の変化量は、最初の値と最後の値だけで決まります。
答え (1)\(9\) % 下がった (2)\(18\) % 上がった (3)\(9\) % 上がった
7.〜9. 基準は \(125\) cm、単位は cm です。基準は、表の外に一度だけ書きます。
| 選手 | 実際の値 | 基準との差 |
|---|---|---|
| 1人目 | \(138\) cm | \(+13\) cm |
| 2人目 | \(117\) cm | \(-8\) cm |
| 3人目 | \(126\) cm | \(+1\) cm |
| 4人目 | \(131\) cm | \(+6\) cm |
| 5人目 | \(118\) cm | \(-7\) cm |
| 問 | 式 | この行でしたこと |
|---|---|---|
| 8 | \(+13+1+6-8-7=+5\) | 加減の四つの手順で差を合計した |
| 8 | \(125\times 5+5=630\) 、\(5\div 5=+1\) 、\(125+1=126\) | 合計と平均を求めた |
| 9 | \((+13)-(-8)=(+13)+(+8)=+21\) | 差の最大から差の最小を引いた |
確かめ
138 + 117 + 126 + 131 + 118 = 630 630 ÷ 5 = 126 138 − 117 = 21
答えの吟味
\(126\) cm は \(117\) cm と \(138\) cm のあいだにあります。
答え \(125\) cm を基準として、7. 上の表 8. 合計 \(630\) cm、平均 \(126\) cm 9. \(21\) cm
10.〜11. 10の(1)は最後の値、(2)は変化量です。11は正の向きを反対にします。
| 問 | 式 | この行でしたこと |
|---|---|---|
| 10 | \(-35+58=23\) 、\(23-17=6\) | (1)二回の移動を順に計算した |
| 10 | \(6-(-35)=6+35=+41\) | (2)変化量 = 最後の値 − 最初の値 |
| 11 | \(-6\) 、\(-41\) | 符号がそっくり入れかわる |
確かめ
−35 + 41 = 6 最後の 位置に もどった 58 − 17 = 41 変化量と 合う
答えの吟味
位置は動いていません。変わったのは、どちらを正と呼ぶかだけです。
答え 10.(1)出発点から前へ \(6\) cm (2)前へ \(41\) cm 動いた 11. \(-6\) cm と \(-41\) cm
12.〜13. ミスの見つけ方 を使います。12は符号だけがちがい、13は差を写しています。
| 問 | 式 | この行でしたこと |
|---|---|---|
| 12 | \((+8)-(-5)=(+8)+(+5)=+13\) | 引く数を反対の数に変えた |
| 13 | \(140+(-11)=129\) | 実際の値 = 基準値 + 差 |
確かめ
12 +8 は 期限より 8 日 あと 、−5 は 5 日 前 、へだたりは 8 + 5 = 13 日
13 129 − 140 = −11 もとの 差に もどった
答えの吟味
13の \(-11\) cm は記録の形ではありません。とんだ高さが負になることはありません。
答え 12. 符号のミス、\(13\) 日 13. 問われたものを答えないミス、\(129\) cm
次のレッスンへ
入試の文章題は、基準も向きも書かれていないことがあります。だから、決めるところから始めました。
文章題の四つの手順を通せば、決めごとから答えの言葉まで、道が切れません。
次のレッスンは「単元の地図と、次の単元へ」です。\(10\) セクションを一枚の地図にまとめ、次の単元へ渡すものを確かめます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。