LESSON 01

総仕上げとマスターチェック

単元の地図と、次の単元へ

引けない引き算から始まった数の広がりを一枚にまとめ、10のセクションで手に入れた道具を地図にする。次の単元「文字を用いた式」へ渡すものを確かめ、マスターチェックで戻り先のレッスンを見つける。

単元の地図と、次の単元へ

このレッスンでできるようになること

  • 自然数から整数へ、さらに小数や分数もふくめた数の全体へ広げてきた道すじを、一つの問いで説明できる
  • \(10\) のセクションで手に入れた道具を、地図の形で見わたせる
  • 次の単元「文字を用いた式」へ渡すものが何かを言える

前のレッスンの確認

  • 答えが出せないのなら、答えが出せるように数の範囲を広げてしまう。
  • その仲間の中だけで、四つの計算がいつでもできるだろうか。
  • 計算できないのは、わる数が \(0\) のときだけです。
  • … 式を \(+\)\(-\) で区切った、ひとかたまりのこと(符号は項に含まれる)
  • 加減の四つの手順 … 1. 項に分ける 2. 並べかえる 3. 正の項の和と、負の項の和をそれぞれ求める 4. 合わせる
  • 符号が先、絶対値があと … ①符号を先に決める絶対値どうしをかける
  • 分配法則 … かっこの外の数を、かっこの中のそれぞれにかけて、たすこと
  • 優先順位かっこの中 → 累乗 → 乗除 → 加減

絶対値は記号でも書きます。\(|-6|\)\(6\) です。

一つの引き算から始まりました

この単元は、\(3-5\) という引き算から始まりました。

小学校では、こう習っていました。引く数が引かれる数より大きいときは、引けない。

それでも、答えのならびは止まりませんでした。セクション1のレッスン1「引けない引き算があった」の言い方では、規則のほうは続いているのに、数のほうが足りていない。 という形です。

そこで、次のように決めました。

答えが出せないのなら、答えが出せるように数の範囲を広げてしまう。

これが、この単元の背骨です。

同じ問いを、もう一度立てました

セクション8のレッスン2「その範囲でいつでも計算できるか」で、同じ問いが戻ってきました。

その仲間の中だけで、四つの計算がいつでもできるだろうか。

自然数の中で調べると、二つの計算が外へ出ました。

自然数の中では、引き算ができないことがあります。

自然数の中では、わり算ができないことがあります。

整数まで広げると、引き算は中に残りました。\(3-5\) の答えの \(-2\) が、整数だからです。

整数の中では、わり算ができないことがあります。

\(3\div 5\) の答えの \(0.6\) は、整数ではないからです。そこで、もう一度広げました。

広げてきた三段を、一枚にする

○はいつでもできる、×はできないことがある、という意味です。

数の仲間 たし算 引き算 かけ算 わり算
自然数 × ×
整数 ×
小数や分数もふくめた数の全体

いちばん下の行のわり算からは、\(0\) で割ることをのぞいてあります。

段ごとに、できるようになったことを並べます。

  • 自然数のまま … 引き算のたびに、引く数と引かれる数の大小を先に確かめる手間がかかりました
  • 整数へ広げた … その手間が消えました。どんな引き算にも答えがあります
  • さらに広げた … わり算にも答えがあります
数の範囲を三段に広げた階段の図 左から右へ三つの段が高くなっている。左の段が自然数、まん中が整数、右が小数や分数もふくめた数の全体で、段と段のあいだには、答えが外へ出た式が書かれている。 答えが 外へ 出るたびに 一段 広げた 3 − 5 の 答えが なかった 3 ÷ 5 の 答えが なかった 自然数 たし算と かけ算 整数 引き算も 中に 残る 小数や 分数も ふくめた 数の 全体 わり算も 中に 残る 0 で わるときを のぞく

広げても、できていたことは失われません。内がわの箱に入っている数は、外がわの箱にも入っています。

入れ子の図は、セクション8のレッスン1「自然数・整数・数の広がり」にあります。ここでは、広げた順を見ます。

最後に一つだけ残ります。計算できないのは、わる数が \(0\) のときだけです。

数が足りないのと、商を決められないのは、別のことです。

気温や階数の話は、あとから付いてきた

数を広げた理由は、計算をいつでもできるようにするためでした。

セクション1のレッスン1は、こう書いていました。便利だから作ったのではなく、作ったら便利だったのです。

セクション9の基準との差や変化量は、その「便利だった」ほうにあたります。

地図の全体

\(10\) のセクションは、四つのまとまりに分かれます。セクション1と2で数を作ってならべ、セクション3から6までで四つの計算を広げました。セクション7と8で順序と数の仲間を整え、セクション9と10で場面に使って仕上げました。

この単元の十のセクションの地図 左の列に一から五、右の列に六から十のセクションがならんでいる。それぞれの箱には、セクションの名前と、そこで手に入れた道具が書かれている。列は上から下へ、そして左の列から右の列へ進む。 この 単元の 地図 10 の セクション 1 負の数との出会い 正の数・負の数・0 と 符号 2 数直線と絶対値 原点・絶対値・不等号 3 正負の数の加法 反対の数・交換法則・結合法則 4 正負の数の減法と項 項・正の項・負の項 5 正負の数の乗法 符号が先、絶対値があと 6 正負の数の除法 逆数・0 で割れない理由 7 累乗と四則の混合計算 累乗・分配法則・優先順位 8 数の集合と素数 自然数・整数・素数・素因数分解 9 正負の数の利用 基準との差・仮平均・変化量 10 総仕上げとマスターチェック 用語の一枚表・ミスの四つの種類 左の 列の 下から 右の 列の 上へ 続きます

セクションごとに、手に入れた道具

右の列は、そのセクションの中心になるレッスンです。

まん中の列には、そのセクションで名前を与えた言葉を全部のせました。手順は、前のレッスンの確認に置いた二つと、セクション10で作ったものだけです。手順の全部は、決めたレッスンにあります。

セクション 手に入れた道具 中心になるレッスン
1 負の数との出会い 正の数・負の数・0・符号 引けない引き算があった
2 数直線と絶対値 数直線・原点・絶対値・以上・以下・未満・不等号 絶対値は0からの距離
3 正負の数の加法 加法・反対の数・加法の交換法則・加法の結合法則 異なる符号の数をたす
4 正負の数の減法と項 減法・引かれる数・引く数・項・正の項・負の項・加減の四つの手順 項という見方
5 正負の数の乗法 積・乗法・符号が先、絶対値があと・乗法の交換法則・乗法の結合法則 負×負が正になる理由
6 正負の数の除法 商・除法・逆数 わり算は、かけ算の逆
7 累乗と四則の混合計算 累乗・底・指数・分配法則・優先順位・くふう・くふうの型・くくり出し 分配法則
8 数の集合と素数 自然数・整数・反例・約数・素数・素因数・素因数分解・最大公約数・最小公倍数・平方数 その範囲でいつでも計算できるか
9 正負の数の利用 基準との差・平均・仮平均・変化量・基準との差の表・値どうしのちがい・時差・標高差 基準との差
10 総仕上げとマスターチェック 用語と記号の一枚表・ミスの四つの種類・文章題の四つの手順 用語と記号の総整理

言葉の意味があやしくなったときは、セクション10のレッスン1「用語と記号の総整理」の表へ戻ってください。道具は \(54\) の言葉になりました。

次の単元へ渡すもの

次の単元は「文字を用いた式」です。作った道具は、そのまま持っていきます。

渡すもの 決めたレッスン
項と、正の項・負の項 4-4 項という見方
反対の数と、項に分けて並べかえてよい根拠 3-4 反対の数と、たす順番を変えてよい理由
加減の四つの手順 4-5 項を並べかえて計算する
四則の符号の決まり セクション3からセクション6まで
分配法則(数の形) 7-3 分配法則
乗法の交換法則・乗法の結合法則 5-4 3つ以上の積と、かける順番
累乗・底・指数と、かっこのあるなしの区別 7-1 累乗(底と指数)、7-2 かっこがつくときとつかないとき
逆数と、わり算をかけ算に直すこと 6-3 逆数、6-4 分数のわり算
0で割れない理由 6-2 0のあつかいと、0で割れない理由
絶対値の記号、数直線・原点・不等号 2-2 絶対値は0からの距離
自然数・整数・素数・素因数分解 セクション8 数の集合と素数

絶対値の記号は \(|a|\) の形です。たての線ではさんだ数の、原点からの距離を表します。

この単元から次の単元へ道具を渡す橋の図 左に正の数・負の数の柱、右に文字を用いた式の柱があり、そのあいだに橋がかかっている。橋の上には、項、符号の決まり、分配法則、累乗の四つの箱がならび、右へ向かう矢印がそえられている。 この 単元から 次の 単元へ 渡すもの 正の数・負の数 いま 終える 単元 文字を用いた式 次の 単元 符号の決まり 分配法則 累乗 道具は そのまま 書き方だけが 変わります

文字を使うと、何が変わるのか

文字を使うと、数が決まっていなくても式が書けるようになります。

この単元では、数が全部決まっていたので、答えも一つに決まりました。次の単元では、決まっていない数を文字で置いたまま、式を組み立てます。

計算の決まりは変わりません。三つだけ、行き先を書いておきます。

  • 項の見方 … 式を \(+\)\(-\) で区切って、符号ごとひとかたまりにします。次の単元では、この項の見方をそのまま使います
  • 分配法則 … かっこの外のものを、中のそれぞれに配るはたらきは同じです。数の形はセクション7のレッスン3「分配法則」で決まりました。文字の形は、次の単元が引き受けます
  • 符号の決まり … 同じ符号どうしなら積は正、ちがう符号どうしなら積は負。文字がまじっても動きません

例題1 どこまで広げると、答えが書けるか

次の三つの式は、どの仲間まで広げると答えが書けますか。書けないものは、そう答えなさい。

(1)\(3-5\) (2)\(3\div 5\) (3)\(3\div 0\)

答えを書いて、どの仲間に入るかを見ます。

この行でしたこと
\(3-5=-2\) (1)答えは負の整数なので、整数まで広げれば書ける
\(3\div 5=0.6\) (2)\(0.6\) は整数ではないので、もう一段広げる
\(3\div 0\) (3)\(0\) にかけて \(3\) になる数をさがした

確かめ

(1)−2 + 5 = 3  もどった
(2)0.6 × 5 = 3  もどった
(3)0 × 6 = 0 、0 × (−6) = 0  どんな数でも 0 になり、3 にならない

答えの吟味

(3)だけは、広げても見つかりません。

答え (1)整数まで (2)小数や分数もふくめた数の全体まで (3)どこまで広げても、商は決められない

例題2 項に分けて計算する

\(-9+4-7+12\) の項を全部書き出し、加減の四つの手順で計算しなさい。

符号ごと書き出してから、加減の四つの手順をたどります。

この行でしたこと
\(-9\)\(+4\)\(-7\)\(+12\) 手順1 \(+\)\(-\) で区切って、符号ごと書き出した
\(+4+12-9-7\) 手順2 正の項を先に、負の項をあとに並べかえた
\(+16\)\(-16\) 手順3 正の項の和と、負の項の和を求めた
\(16-16=0\) 手順4 合わせた

確かめ

左から順に計算しても −9 + 4 = −5  −5 − 7 = −12  −12 + 12 = 0
どちらの道でも 0

答えの吟味

正の項の和と負の項の和が、たがいに反対の数になりました。だから和は \(0\) です。

答え 項は \(-9\)\(+4\)\(-7\)\(+12\)。答えは \(0\)

例題3 四つの計算の符号を、見わたす

\(-18\)\(-4\) について、和・差・積・商を求めなさい。差は \(-18\) から \(-4\) を引きます。

同じ二つの数でも、計算がちがえば符号の決め方もちがいます。

この行でしたこと
\((-18)+(-4)=-22\) 同じ符号なので、共通の符号を付けて絶対値をたした
\((-18)-(-4)=(-18)+(+4)=-14\) 引く数を反対の数に変えて、たし算に直した
\((-18)\times(-4)=+72\) 符号が先、絶対値があと。同じ符号どうしなので積は正
\((-18)\div(-4)=+4.5\) 同じ符号どうしなので商は正。絶対値どうしを割った

確かめ

−22 − (−4) = −22 + 4 = −18  もどった
−14 + (−4) = −18  もどった
72 ÷ (−4) = −18  もどった
4.5 × (−4) = −18  もどった

答えの吟味

かけ算とわり算では、符号がそろえば答えは正です。たし算と引き算では、そうはなりません。

答え 和 \(-22\)、差 \(-14\)、積 \(+72\)、商 \(+4.5\)

例題4 優先順位のとおりに計算する

\(-3^{2}+\{(-4)\times 5-(-8)\}\div(-6)\) を計算しなさい。

かっこの中 → 累乗 → 乗除 → 加減 の順です。一行に一つのことだけをする。

この行でしたこと
\(-3^{2}+\{-20+8\}\div(-6)\) かっこの中のかけ算をした
\(-3^{2}+(-12)\div(-6)\) かっこの中をまとめた
\(-9+(-12)\div(-6)\) 累乗を計算した。かっこがないので、底は \(3\) だけ
\(-9+2\) わり算をした。同じ符号どうしなので商は正
\(-7\) 最後にたし算をした

確かめ

かっこの中  (−4) × 5 = −20  −20 + 8 = −12
累乗  3 の 2 乗 は 9  前についた − は あとからかかるので −9
わり算  (−12) ÷ (−6) = 2
たし算  −9 + 2 = −7

答えの吟味

\(-3^{2}\)\(9\) と読むと、答えは \(11\) になります。\((-4)^{2}\)\(-4^{2}\) は、別の数です。

答え \(-7\)

例題5 次の単元へつながる形で書く

\((-5)\times(23-27)\) を、二つの道で計算しなさい。

かっこの中を先に計算する道と、それぞれに配る道です。

この行でしたこと
\((-5)\times(-4)=20\) かっこの中を先に計算した
\((-5)\times 23+(-5)\times(-27)\) 分配法則で、かっこの中のそれぞれに配った
\(-115+135\) それぞれをかけた
\(20\) 合わせた

確かめ

かっこの中  23 − 27 = −4
(−5) × (−4) = 20
配った道  −115 + 135 = 20  同じ答え

答えの吟味

配る道は、かっこの中が一つにまとまらないときに効きます。次の単元では、その道が主役になります。

答え どちらの道でも \(20\)

今日の問い

同じ問いを、単元のはじめと終わりに置いたのは、なぜでしょうか。

数を広げるたびに、確かめることがあったからです。

新しい数を作ると、今までの計算の決まりが通用しなくなるおそれがあります。

セクション1のレッスン1は、こう予告していました。どのセクションでも「今までの計算の決まりが壊れていないか」を確かめながら進みます。

次の単元でも、同じやり方が続きます。

よくある間違い

まちがい1:広げた順番を、取りちがえる

どの仲間で引き算ができないことがあるか、を答える問題です。

✗ 整数の中では、引き算ができないことがあります

実際に、整数どうしの引き算をしてみます。

3 − 5 = −2  −2 は 整数
−2 + 5 = 3  もどった

答えは整数の中に残りました。外へ出たのは、自然数の箱からです。

○ 自然数の中では、引き算ができないことがあります

引き算が外へ出るのは一段目、わり算が外へ出るのは二段目です。

まちがい2:いちばん外の仲間なら、何でもできると言い切る

小数や分数もふくめた数の全体について答える問題です。

✗ この仲間の中では、四つの計算がいつでもできます

言いすぎです。\(7\div 0\) をためしてみます。

0 × 8 = 0 、0 × (−0.5) = 0
どんな数をもってきても 0 になり、7 にならない
○ 0 で割るときをのぞけば、四つの計算がいつでもできます

計算できないのは、わる数が \(0\) のときだけです。 ただし書きを落とさないでください。

まちがい3:戻る先を、セクションの名前だけで書く

分からなくなった道具の戻り先を答える問題です。

✗ 項のことは、セクション4へ戻る

セクション4には、レッスンが \(5\) 本あります。これでは、どこを開けばよいか決まりません。

○ 項のことは、セクション4のレッスン4「項という見方」へ戻る

戻り先は、レッスンの名前まで書いてください。

自分で確かめよう

紙に書いてから、答えを開いてください。できなかった問題は、答えにそえた戻り先のレッスンへ行くこと。 それがこの回の目的です。

  1. \(0\) は正の数ですか、負の数ですか。

  2. \(-4\)\(+0.8\)\(-\dfrac{9}{2}\) を小さい順に並べ、不等号を使って書きなさい。

  3. 絶対値が \(3.5\) 以下の整数を、すべて答えなさい。

  4. 数直線上で、\(-6\) を表す点と \(+9\) を表す点の距離を求めなさい。

  5. \((-5.3)+(+2.8)\) を計算しなさい。

  6. \(-\dfrac{3}{4}-\left(-\dfrac{5}{6}\right)\) を計算しなさい。

  7. \((-7)-(+13)-(-20)\) を、かっこを外して和の形に書いてから計算しなさい。

  8. \(-8+15-6-11\) を、加減の四つの手順で計算しなさい。手順1で書き出した項も答えること。

  9. \((-6)\times(-15)\times(-2)\) を計算しなさい。符号をどう決めたかも書きなさい。

  10. \(\left(-\dfrac{9}{10}\right)\div\left(-\dfrac{3}{5}\right)\) を計算しなさい。

  11. \(-\dfrac{4}{11}\) の逆数を答えなさい。

  12. \(0\div(-8)\)\((-8)\div 0\) を、それぞれ答えなさい。

  13. \((-6)^{2}\)\(-6^{2}\) の値を、それぞれ求めなさい。

  14. \(-2^{4}+(-45)\div 9\times(-2)\) を計算しなさい。

  15. \((-13)\times 27+(-13)\times 73\) を、くふうして計算しなさい。

  16. \(-4\)\(\dfrac{12}{3}\)\(0\)\(2.5\) のうち、整数はどれですか。そのうち自然数はどれですか。

  17. 自然数の中で、いつでもできる計算はどれですか。四つの計算から選びなさい。

  18. \(276\) を素因数分解しなさい。

  19. \(276\) の約数は何個ありますか。

  20. \(312\)\(297\)\(305\)\(289\)\(302\) の平均を、\(300\) を仮平均として求めなさい。

  21. 標高 \(-47\) m の地点と、標高 \(186\) m の地点の標高差を求めなさい。

答えと考え方

1.〜4. 数の見分けと、数直線の上の位置をたずねる問題です。

この行でしたこと
1 \(0\) 正の数でも負の数でもない、境目の数だと読んだ
2 \(-\dfrac{9}{2}=-4.5\) 分数を小数に直して、大小をくらべた
3 \(-3\) から \(3\) まで 原点からの距離が \(3.5\) 以下になる整数を数えた
4 \(9-(-6)=9+6=15\) 右の点から左の点を引いて、距離を出した

確かめ

2 数直線で 左にあるほど 小さい  −4.5 の 左に −4 は こない
3 4 の 絶対値は 4  4 は 3.5 より 大きいので 入らない
4 −6 から 0 までが 6 、0 から 9 までが 9  合わせて 15

答えの吟味

\(3\) の答えは \(7\) 個です。\(|-3|\)\(3\) なので、両はしが入ります。\(0\) を数え落とさないでください。

答え 1. どちらでもない。境目の数 2. \(-\dfrac{9}{2}<-4<+0.8\) 3. \(-3\)\(-2\)\(-1\)\(0\)\(1\)\(2\)\(3\) 4. \(15\)

できなかったら戻る先
1 セクション1のレッスン2「正の数・負の数・0」
2 セクション2のレッスン4「正負の数の大小を比べる」
3 セクション2のレッスン3「絶対値から数を求める」
4 セクション2のレッスン5「数直線でとらえる」

5.〜8. たし算と引き算です。\(8\)加減の四つの手順 を使います。

この行でしたこと
5 \(-(5.3-2.8)=-2.5\) 異なる符号なので、絶対値の大きいほうの符号を付けた
6 \(-\dfrac{9}{12}+\dfrac{10}{12}=\dfrac{1}{12}\) 引く数を反対の数に変えて、通分してたした
7 \(-7-13+20=0\) 形3と形4でかっこを外し、和の形にした
8 \(+15\)\(-25\) 正の項の和と、負の項の和を求めた

確かめ

5 −2.5 + 5.3 = 2.8  もどった
6 12分の1 − 6分の5 = 12分の1 − 12分の10 = −12分の9 = −4分の3  もどった
7 左から順に  −7 − 13 = −20  −20 + 20 = 0
8 左から順に  −8 + 15 = 7  7 − 6 = 1  1 − 11 = −10

答えの吟味

\(8\) の項は四つです。区切りの数と合っています。

答え 5. \(-2.5\) 6. \(\dfrac{1}{12}\) 7. \(-7-13+20\)\(0\) 8. 項は \(-8\)\(+15\)\(-6\)\(-11\)。答えは \(-10\)

できなかったら戻る先
5 セクション3のレッスン3「異なる符号の数をたす」
6 セクション4のレッスン2「4つの型の減法を計算する」
7 セクション4のレッスン3「かっこを外して和の形に書く」
8 セクション4のレッスン5「項を並べかえて計算する」

9.〜12. かけ算とわり算です。符号が先、絶対値があと を使います。

この行でしたこと
9 \(-(6\times 15\times 2)=-180\) 負の数が \(3\) 個で奇数なので、積は負
10 \(\dfrac{9}{10}\times\dfrac{5}{3}=\dfrac{3}{2}\) わる数を逆数にして、かけ算に直した
11 \(-\dfrac{11}{4}\) 分子と分母を入れかえた。符号は変えない
12 \(0\) と、決められない わられる数が \(0\) か、わる数が \(0\) かで分かれた

確かめ

10 2分の3 × (−5分の3) = −10分の9  もどった  符号は 同じ符号どうしなので 正
11 (−11分の4) × (−4分の11) = 1  かけて 1 になった
12 0 × (−8) = 0  商は 0  0 にかけて −8 になる数は 一つもない

答えの吟味

\(11\) で符号を落とすと、かけても \(1\) になりません。

答え 9. \(-180\)(負の数が奇数個なので負) 10. \(\dfrac{3}{2}\) 11. \(-\dfrac{11}{4}\) 12. \(0\div(-8)\)\(0\)\((-8)\div 0\) は商を決められない

できなかったら戻る先
9 セクション5のレッスン4「3つ以上の積と、かける順番」
10 セクション6のレッスン4「分数のわり算」
11 セクション6のレッスン3「逆数」
12 セクション6のレッスン2「0のあつかいと、0で割れない理由」

13.〜15. 累乗と、計算の順序です。

この行でしたこと
13 \((-6)\times(-6)=36\) かっこの中ぜんぶが底になった
13 \(-(6\times 6)=-36\) かっこがないので、底は \(6\) だけ
14 \(-16+(-5)\times(-2)=-16+10\) 累乗を先に、次に乗除を左から計算した
15 \((-13)\times(27+73)=(-13)\times 100\) 同じ数が二か所にあるので、くくり出した

確かめ

14 2 の 4 乗 は 16  前についた − は あとからかかるので −16
14 (−45) ÷ 9 = −5  (−5) × (−2) = 10  −16 + 10 = −6
15 配りもどすと (−13) × 27 = −351 、(−13) × 73 = −949  −351 − 949 = −1300

答えの吟味

\(13\) の二つは、符号がちがいます。\(|-36|\)\(36\) で、絶対値は同じです。かっこがあるかないかで、底が変わりました。

答え 13. \((-6)^{2}\)\(36\)\(-6^{2}\)\(-36\) 14. \(-6\) 15. \(-1300\)

できなかったら戻る先
13 セクション7のレッスン2「かっこがつくときとつかないとき」
14 セクション7のレッスン4「四則の混じった計算の順序」
15 セクション7のレッスン5「くふうして計算する」

16.〜19. 数の仲間と、素因数分解です。

この行でしたこと
16 \(\dfrac{12}{3}=4\) 見た目ではなく、表している数で仲間を決めた
17 たし算とかけ算 表の自然数の行で、○の列を読んだ
18 \(276=2^{2}\times 3\times 23\) 小さい素数から順に割った
19 \(3\times 2\times 2=12\) それぞれの指数に \(1\) を足して、かけ合わせた

確かめ

18 276 ÷ 2 = 138  138 ÷ 2 = 69  69 ÷ 3 = 23  23 は 素数
18 かけもどすと 2 × 2 × 3 × 23 = 276
19 1 、2 、3 、4 、6 、12 、23 、46 、69 、92 、138 、276  数えると 12 個

答えの吟味

\(16\)\(-4\) は整数ですが、自然数ではありません。

答え 16. 整数は \(-4\)\(\dfrac{12}{3}\)\(0\)。自然数は \(\dfrac{12}{3}\) だけ 17. たし算とかけ算 18. \(2^{2}\times 3\times 23\) 19. \(12\)

できなかったら戻る先
16 セクション8のレッスン1「自然数・整数・数の広がり」
17 セクション8のレッスン2「その範囲でいつでも計算できるか」
18 セクション8のレッスン4「素因数分解」
19 セクション8のレッスン5「素因数分解を使う」

20.〜21. 場面で使う問題です。\(20\)平均 = 仮平均 + 差の平均 を使います。

この行でしたこと
20 \(+12\)\(-3\)\(+5\)\(-11\)\(+2\) 各値から仮平均の \(300\) を引いた
20 \(5\div 5=1\)\(300+1=301\) 差の合計を個数で割り、仮平均に戻した
21 \(186-(-47)=186+47=233\) 高いほうから低いほうを引いた

確かめ

20 合計は 1505  1505 ÷ 5 = 301  同じ平均に 着いた
21 −47 + 233 = 186  もどった

答えの吟味

\(301\)\(289\)\(312\) のあいだにあります。標高差は、時間の前後がないので変化量ではありません。

答え 20. \(301\) 21. \(233\) m

できなかったら戻る先
20 セクション9のレッスン2「仮平均で平均を求める」
21 セクション9のレッスン5「入試型の利用問題」

この単元を終えて

\(50\) のレッスンが終わりました。始まりは \(3-5\) でした。

そこから、四つの計算を広げ、順序を整え、数の仲間を見わたし、場面に使えるようにしてきました。

覚えることが多かったように見えるかもしれません。ただ、道具はどれも出どころがあります。分からなくなったら、地図の表からレッスンへ戻れます。

一つの引き算から始まった道すじは、ここで次の単元へつながります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:単元の地図と、次の単元へ

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    整数の中で、いつでもできる計算の組み合わせはどれですか。
  2. 設問 1
    この単元で数の範囲を広げた理由として、本文が示しているものはどれですか。
  3. 設問 2
    道具と、それを決めたセクションの組み合わせとして正しいものはどれですか。
  4. 設問 3
    $-5^{2}+\{(-4)\times 6-(-9)\}\div(-3)$ を計算すると、どれになりますか。
  5. 設問 4
    「小数や分数もふくめた数の全体では、四つの計算がいつでもできます」という答えは、どこがちがいますか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。