LESSON 01

総仕上げとマスターチェック

ミスの四つの種類

符号のミス、かっこの外し方のミス、計算の順序のミス、問われたものを答えないミスの四つに分けて、誤答の式からどこで道を外したかを見つける。答えを見くらべて種類を決める見つけ方と、種類ごとに戻って読むレッスンまで示す。

ミスの四つの種類

このレッスンでできるようになること

  • 自分のまちがいを、四つのミスの種類に分けられる
  • 答えが出たあとに、どこを見ればミスの種類が分かるか言える
  • 見つけた種類から、もう一度読むレッスンを選べる

前のレッスンの確認

  • … 式を \(+\)\(-\) で区切った、ひとかたまりのこと(符号は項に含まれる)
  • 加減の四つの手順 … ①項に分ける並べかえる正の項の和と、負の項の和をそれぞれ求める合わせる
  • 変えるのは二つだけ … ①引く記号を「たす」に変える ②引く数を反対の数に変える。最初の数は変えない
  • 配り残しがあってはいけません。
  • 優先順位 … どれを先にするかの順
  • かっこの中 → 累乗 → 乗除 → 加減 同じ優先順位のものは、左から順に。
  • 式の中のわり算を、全部かけ算に直す。
  • 負の数が偶数個なら積は正、奇数個なら積は負になります。
  • 同じ符号どうしなら商は正、ちがう符号どうしなら商は負になります。
  • 変化量 = 最後の値 − 最初の値 最後の値と変化量は、別のものです。
  • 実際の値 = 基準値 + 差
  • 式を書く前に、何を聞かれたかを紙に書いてください。

絶対値は記号でも書きます。\(|-46|\)\(46\) です。\(|+29|\)\(29\) です。

まちがいには、決まった形があります

答えが合わなかったとき、はじめから全部やり直す人がいます。

それでは時間がかかります。同じところで、また外れることもあります。

計算のまちがいは、あちこちにばらけていません。出る場所は決まっています。

だから、やみくもに見直すのではなく、四つのどれかを疑うほうが速いのです。

この単元での、ミスの四つの種類

出る場所を四つに分けます。この四つを、ミスの四つの種類といいます。

  • 符号のミス … 減法の書きかえ、かっこ外し、負の数どうしの積で符号が変わっていない
  • かっこの外し方のミス … かっこの前が \(-\) のとき、中の一部にしか符号を配っていない
  • 計算の順序のミス … 累乗より先に加減をした、乗除を左からでなく「かけ算を先に」した
  • 問われたものを答えないミス … 最後の値と変化量を取りちがえる、差のまま答えて基準に戻さない

四つの名前は「ミス」でそろえてあります。「まちがい」と同じ意味です。

これから先の単元にも、同じ名前の道具が出てきます。名前は同じでも、中身は単元ごとにちがいます。ここで決めるのは、この単元での四つです。

ミスの四つの種類をならべた図 四つの枠が二段にならんでいる。上の段は符号のミスとかっこの外し方のミス、下の段は計算の順序のミスと問われたものを答えないミスで、それぞれ出る場所が書かれている。 まちがいが 出る場所は 四つ 符号のミス 引き算の 書きかえ 負どうしの 積 かっこの外し方のミス 前が − のかっこ 中の 一部にしか 配らない 計算の順序のミス 累乗より 先に 加減 乗除を 左から しない 問われたものを答えないミス 最後の値と 変化量 差のまま 答える 四つの どれかを 疑う

一つずつ、誤答の式で見ていきます。

符号のミス

\(-17-(-46)\) を計算する問題です。

✗ −17 − (−46)
✗ = −17 − 46      ← 引く数を反対の数に変えていない
✗ = −63

まちがっているのは、\(2\) 行目です。変えるのは二つだけ の②をしていません。

引く記号は「たす」に変わりましたが、\(-46\)\(46\) のまま残っています。

○ −17 − (−46)
○ = −17 + 46
○ = 29

もとの式を、加減の四つの手順 でもう一度計算します。

−17 + 46 の項は −17 と +46
正の項の和は 46 、負の項の和は −17
合わせて 46 − 17 = 29
誤答は −63 。29 と合わないので、まちがい

別の道でも \(29\) に着きました。\(-63\) は、この式の値ではありません。

かっこの外し方のミス

\(50-(14-27)\) を計算する問題です。

✗ 50 − (14 − 27)
✗ = 50 − 14 − 27    ← 27 に符号を配っていない
✗ = 9

まちがっているのは、\(2\) 行目です。かっこの前は \(-\) で、中は二つの数です。

配ったのは \(14\) にだけでした。配り残しがあってはいけません。

○ 50 − (14 − 27)
○ = 50 − 14 + 27
○ = 63

もとの式を、かっこの中を先に計算する道でたどります。

14 − 27 = −13
50 − (−13) = 50 + 13 = 63
誤答は 9 。63 と合わないので、まちがい

配り残すと、答えは \(54\) もずれました。中の数は、全部に配ってください。

計算の順序のミス

\(56\div(-7)\times 4\) を計算する問題です。

✗ 56 ÷ (−7) × 4
✗ = 56 ÷ (−28)      ← かけ算を先にした
✗ = −2

まちがっているのは、\(2\) 行目です。\(\div\)\(\times\) は、同じ優先順位です。

同じ優先順位のものは、左から順に。 かけ算を先にしてよいのは、かっこがあるときだけです。

○ 56 ÷ (−7) × 4
○ = −8 × 4
○ = −32

もとの式を、式の中のわり算を、全部かけ算に直す。 の道でたどります。

56 ÷ (−7) × 4 は 56 × ( 7 分の −1 ) × 4
負の数は 1 個で 奇数個 だから 符号は −
絶対値は 56 ÷ 7 = 8 、8 × 4 = 32
答えは −32 。誤答 −2 と合わないので、まちがい

この式には、かっこがありません。かってにかっこを付けて読んでいたのです。

問われたものを答えないミス

あるビルのエレベーターが、地下 \(4\) 階にいます。地下 \(4\) 階は \(-4\) 階と表します。

そこから \(17\) 階ぶん上がりました。いま何階にいますか。

✗ 答え 17 階

計算はしていません。問題文の数を、そのまま写しています。

\(17\) 階は、上がった階数です。問われているのは、いまいる階です。

○ −4 + 17 = 13
○ 答え 13 階

答えを \(17\) 階として、上がった階数を出し直します。

17 − (−4) = 17 + 4 = 21
上がったのは 17 階ぶん。21 とは合わない
13 − (−4) = 13 + 4 = 17 。こちらは合う

最後の値と変化量は、別のものです。 取りちがえると、計算が合っていても点になりません。

このミスを減らす手は、レッスン「表と資料を正負の数で整理する」で決めてあります。

式を書く前に、何を聞かれたかを紙に書いてください。

問われたものを答えないまちがいは、計算が合っていても点になりません。

ミスの見つけ方

答えが出たあとに、どこを見ればよいでしょうか。

自分の答えと正しい答えを、ならべてくらべます。見るところは四つです。

この見分け方を、ミスの見つけ方といいます。

答えを見て気づくこと ミスの種類
符号だけがちがう 符号のミス
かっこの中のどれかだけが合っている かっこの外し方のミス
数はぜんぶ合っているのに答えがちがう 計算の順序のミス
計算は合っているのに×だった 問われたものを答えないミス
答えを見てミスの種類を決める図 左の列に答えを見て気づくことが四つならび、矢印で右の列のミスの種類につながっている。 答えを 見くらべて 種類を 決める 気づくこと ミスの種類 符号だけが ちがう 符号のミス かっこの中の どれかだけ 合う かっこの外し方のミス 数は 合うのに 答えが ちがう 計算の順序のミス 計算は 合うのに ×だった 問われたものを答えないミス まず どこがちがうかを 見る やり直すのは そのあと

上から順にためすと、たいていは早く見つかります。

種類ごとの、戻り先のレッスン

種類が決まったら、その道具を決めたレッスンへ戻ってください。

ミスの種類 もう一度読むレッスン
符号のミス 引き算をたし算に直す/乗法の計算:符号と絶対値/わり算は、かけ算の逆
かっこの外し方のミス かっこを外して和の形に書く/分配法則
計算の順序のミス かっこがつくときとつかないとき/四則の混じった計算の順序
問われたものを答えないミス 変化量/表と資料を正負の数で整理する
ミスの種類ごとの戻り先を示した図 左にミスの種類が四つならび、右にそれぞれ戻って読むレッスンの名前が書かれている。 種類が 決まれば 戻る先も 決まる 符号のミス 引き算をたし算に直す かっこの外し方のミス 分配法則 計算の順序のミス 四則の混じった計算の順序 問われたものを答えないミス 表と資料を正負の数で整理する 上の表には 戻り先が もっと あります

見つけた日のうちに戻るのが、いちばん残ります。

例題1 符号のミスを見つける

次の計算はまちがっています。どの行がまちがっているかを書き、正しく直しなさい。

(−17) × (−3) × 2
= −51 × 2
= −102

まず、負の数が何個あるかを数えます。絶対値は \(|-17|\)\(17\)\(|-3|\)\(3\) です。

この行でしたこと
\((-17)\times(-3)=51\) 負の数が \(2\) 個で偶数個なので符号は \(+\)
\(51\times 2=102\) 残りをかけた

まちがっているのは、\(2\) 行目です。\((-17)\times(-3)\)\(-51\) としています。

確かめ

負の数は 2 個で 偶数個 だから 符号は +
絶対値は 17 × 3 = 51 、51 × 2 = 102
誤答は −102 。102 と合わないので、まちがい

答えの吟味

符号だけがちがっています。ミスの見つけ方 の表の一行目にあたります。

答え \(2\) 行目。正しくは \(102\)

例題2 かっこの外し方のミスを見つける

次の計算はまちがっています。どの行がまちがっているかを書き、正しく直しなさい。

−(−8 + 15) + 40
= 8 + 15 + 40
= 63

かっこの前は \(-\) です。中の \(-8\)\(+15\) の両方に配ります。

この行でしたこと
\(-(-8+15)=8-15\) 中の二つに、符号を配った
\(8-15+40=33\) 左から計算した

まちがっているのは、\(2\) 行目です。\(+15\) に配っていません。

確かめ

かっこの中が先の道 −8 + 15 = 7 、−7 + 40 = 33
誤答は 63 。33 と合わないので、まちがい

答えの吟味

かっこの中の \(8\) だけが \(8\) のまま合っています。かっこの外し方のミスです。

答え \(2\) 行目。正しくは \(33\)

例題3 計算の順序のミスを見つける

次の計算はまちがっています。どの行がまちがっているかを書き、正しく直しなさい。

−13 + 22 の 2 乗
= 9 の 2 乗
= 81

かっこの中 → 累乗 → 乗除 → 加減 の順です。累乗が加減より先です。

この行でしたこと
\(22^{2}=484\) 累乗を先に計算した
\(-13+484=471\) 最後に加減をした

まちがっているのは、\(2\) 行目です。先にたし算をしています。

確かめ

22 × 22 = 484
−13 + 484 = 471
誤答 81 は (−13 + 22) の 2 乗 の値
もとの式にかっこはないので、まちがい

答えの吟味

出てくる数は \(13\)\(22\) で、どちらも合っています。順序だけがちがいました。

答え \(2\) 行目。正しくは \(471\)

例題4 問われたものを答えないミスを見つける

ある工場では、\(1\) 日に作る製品の数を、\(500\) 個を基準として記録しています。

ある日の基準との差は \(-38\) 個でした。その日に作った数を求めなさい。

答えを \(-38\) 個としたら、どこがまちがっていますか。正しい答えも書きなさい。

聞かれているのは、その日に作った数です。表にある数は、基準との差です。

この行でしたこと
基準値は \(500\)、差は \(-38\) 表の二つを取り出した
\(500+(-38)=462\) 実際の値 = 基準値 + 差 を使った

確かめ

462 − 500 = −38 。表の差と合う
誤答の −38 個を作った数とすると 、−38 − 500 = −538
表の差は −38 なので、合わない

答えの吟味

製品の数が負になることはありません。\(-38\) 個は、答えの形になっていません。

答え 差をそのまま答えている。正しくは \(462\)

例題5 ミスの種類を見分ける

次の(1)から(3)は、それぞれどのミスの種類ですか。

(1) 答えの数はぜんぶ合っているのに、答えがちがっていた

(2) 自分の答えと正しい答えで、符号だけがちがっていた

(3) 計算はどこも合っているのに、×が付いていた

ミスの見つけ方 の表を、上から当てはめます。

見分け この行でしたこと
(1)は数が合っている どれを先にしたかを疑った
(2)は符号だけ 書きかえと積の符号を疑った
(3)は計算が合っている 問いと答えがずれていないかを疑った

確かめ

(1) 数が合うのは、使った数が正しいから。ちがうのは 順序
(2) 数が合って 符号だけ ちがうのは、符号を決めるところ
(3) ×が付くのは、聞かれたものと 答えたものが ちがうとき

答えの吟味

三つとも、やり直す前に種類が決まります。

答え (1) 計算の順序のミス (2) 符号のミス (3) 問われたものを答えないミス

例題6 戻り先のレッスンを選ぶ

次のミスをした人は、どのレッスンへ戻るとよいですか。表から一つずつ選びなさい。

(1) かっこの前が \(-\) のときに、中の一部にしか配れなかった

(2) 変化量を聞かれたのに、最後の値を答えた

種類を決めてから、戻り先の表を見ます。

見分け この行でしたこと
(1)はかっこの外し方のミス 配る道具を決めたレッスンをさがした
(2)は問われたものを答えないミス 変化量を決めたレッスンをさがした

確かめ

(1) 配る道具は 分配法則 。かっこ外しの四つの形も 同じ種類
(2) 変化量 = 最後の値 − 最初の値 を決めたレッスン

答えの吟味

戻り先が二つ以上ある種類もあります。どちらから読んでもかまいません。

答え (1) 分配法則 (2) 変化量

今日の問い

まちがいを四つに分けると、何がよいのでしょうか。

分けなければ、見直しは「はじめからやり直す」しかありません。長い式では時間が足りません。

四つに分けておくと、答えを見た時点で、見るところが一か所に決まります。

そして種類ごとに、戻り先のレッスンも決まっています。

分けるのは、直す道を短くするためです。

よくある間違い

まちがい1:符号だけがちがうのに、計算の順序を疑う

\(-72\div(-8)\) の答えを \(-9\) と書いてしまいました。

✗ −72 ÷ (−8) = −9
✗ 種類を 計算の順序のミス とした
✗ 優先順位の決まりを 読み直した

この式に \(\div\) は一つだけです。先にするものが二つないので、順序では迷いません。

○ 同じ符号どうしなので 商は正
○ 72 ÷ 8 = 9 だから 答えは +9
○ 種類は 符号のミス

商をかけ戻して確かめます。

商が −9 なら (−8) × (−9) = 72 。わられる数の −72 に戻らない
商が 9 なら (−8) × 9 = −72 。こちらは戻る

符号だけがちがうときは、符号のミスです。 順序を読み直しても直りません。

まちがい2:答えの数だけを見て、聞かれたものを見ない

最初の値が \(-25\)、最後の値が \(-4\) です。変化量を求める問題でした。

✗ 答え −4

最後の値を、そのまま写しています。聞かれているのは変化量です。

○ −4 − (−25) = −4 + 25 = 21
○ 答え +21

最初の値に戻してみます。

最初の値 −25 に −4 をたすと −29 。最後の値 −4 に戻らない
最初の値 −25 に 21 をたすと −4 。こちらは戻る

最後の値と変化量は、別のものです。 数が式の中にあっても、答えとは限りません。

自分で確かめよう

紙に書いてから、答えを開いてください。まちがい直しの問題では、ミスの種類も書くこと。

  1. ミスの四つの種類の名前を、四つとも書きなさい。

  2. 次の計算はまちがっています。ミスの種類を答え、正しく計算しなさい。

−28 − (−13)
= −28 − 13
= −41
  1. 同じように答えなさい。
60 − (23 − 41)
= 60 − 23 − 41
= −4
  1. 同じように答えなさい。
84 ÷ (−4) × 3
= 84 ÷ (−12)
= −7
  1. 同じように答えなさい。
(−48) ÷ (−6) − 9
= −8 − 9
= −17
  1. 同じように答えなさい。
−(12 − 30) − 7
= −12 − 30 − 7
= −49
  1. 同じように答えなさい。
100 ÷ (−25) × (−2)
= 100 ÷ 50
= 2
  1. 同じように答えなさい。
−15 + 26 の 2 乗
= 11 の 2 乗
= 121
  1. エレベーターが \(9\) 階にいました。そのあと地下 \(2\) 階まで動きました。動いた階数を、正負の数で表しなさい。

  2. ある店では、\(1\) 日の来客数を \(200\) 人を基準として記録しています。火曜の基準との差は \(+47\) 人でした。火曜の来客数を求めなさい。

  3. 自分の答えと正しい答えで、符号だけがちがっていました。どのミスの種類を疑いますか。

  4. 計算の順序のミスを見つけたとき、もう一度読むレッスンの名前を二つ書きなさい。

  5. 問われたものを答えないミスを減らすために、式を書く前にすることを書きなさい。

  6. ミスの四つの種類と同じ名前の道具は、ほかの単元にもあります。中身も同じですか。理由も書きなさい。

答えと考え方

1. 名前は、この単元で決めた形のまま書きます。

確かめ

出る場所は 引き算の書きかえ 、かっこ 、順序 、答え方 の四つ

答えの吟味

四つとも「ミス」で終わります。

答え 符号のミス、かっこの外し方のミス、計算の順序のミス、問われたものを答えないミス

2.〜3. どちらも符号のあつかいが分かれ目です。

まちがった行 正しい行 答え
2 \(-28-13\) \(-28+13\) \(-15\)
3 \(60-23-41\) \(60-23+41\) \(78\)

確かめ

2. 項に分けて −28 と +13 、合わせて 13 − 28 = −15 。誤答 −41 と合わない
3. かっこの中が先の道 23 − 41 = −18 、60 − (−18) = 78 。誤答 −4 と合わない

答えの吟味

\(2\) は引く数の符号がそのままでした。\(3\)\(41\) への配り残しです。

答え 2. 符号のミス、\(-15\) 3. かっこの外し方のミス、\(78\)

4.〜5. \(4\) は順序、\(5\) は符号です。見た目が似ていても種類はちがいます。

まちがった行 正しい行 答え
4 \(84\div(-12)\) \(84\div(-4)=-21\) \(-63\)
5 \(-8-9\) \(8-9\) \(-1\)

確かめ

4. わり算をかけ算に直すと 84 × ( 4 分の −1 ) × 3
   負の数は 1 個で 奇数個 だから 符号は − 、絶対値は 21 × 3 = 63 。答えは −63
5. 同じ符号どうしなので 商は正 、48 ÷ 6 = 8 、8 − 9 = −1
   誤答 −17 と合わない

答えの吟味

\(4\) は数がぜんぶ合っています。\(5\) は商の符号だけがちがいます。

答え 4. 計算の順序のミス、\(-63\) 5. 符号のミス、\(-1\)

6.〜8. \(6\) はかっこ、\(7\)\(8\) は順序です。

まちがった行 正しい行 答え
6 \(-12-30-7\) \(-12+30-7\) \(11\)
7 \(100\div 50\) \(100\div(-25)=-4\) \(8\)
8 \(11^{2}\) \(26^{2}=676\) \(661\)

確かめ

6. かっこの中が先の道 12 − 30 = −18 、−(−18) = 18 、18 − 7 = 11
7. 左から順に 100 ÷ (−25) = −4 、−4 × (−2) = 8 。誤答 2 と合わない
8. 11 の 2 乗 ではなく 26 の 2 乗 。26 × 26 = 676 、−15 + 676 = 661
   誤答 121 は (−15 + 26) の 2 乗 の値

答えの吟味

\(7\) はかっこがないのに、うしろの二つを先にかけています。

答え 6. かっこの外し方のミス、\(11\) 7. 計算の順序のミス、\(8\) 8. 計算の順序のミス、\(661\)

9.〜10. 聞かれているものを、先に決めます。

聞かれているもの 答え
9 変化量 \(-2-9\) \(-11\)
10 実際の値 \(200+(+47)\) \(247\)

確かめ

9. 最初の値 9 に −11 をたすと −2 。最後の値に戻る
10. 247 − 200 = +47 。表の差に戻る

答えの吟味

\(9\) の答えを \(-2\) 階とすると、動いた階数ではなく着いた階になります。

答え 9. \(-11\) 階 10. \(247\)

11.〜13. ミスの見つけ方 と、戻り先の表を使います。

確かめ

11 符号だけ ちがう → 符号のミス
12 順序の道具は 累乗のかっこと 優先順位 の二つ
13 レッスン「表と資料を正負の数で整理する」で決めた一文

答えの吟味

\(13\) は、式を書きはじめる前にすることです。あとからでは間に合いません。

答え 11 符号のミス 12 かっこがつくときとつかないとき、四則の混じった計算の順序 13 式を書く前に、何を聞かれたかを紙に書く

14. 名前が同じでも、出てくる場所がちがいます。

確かめ

この単元の四つは 減法の書きかえ 、かっこ 、優先順位 、答え方 から出ている
どれも 正の数・負の数の計算で 出るもの

答えの吟味

名前をそろえてあるのは、見直しのしかたが同じだからです。

答え 同じではない。名前は共通だが、中身はその単元で使う道具から決まるから

次のレッスンへ

まちがいが四つに分かれました。答えを見くらべれば、どの種類かが決まります。

種類が決まれば、戻り先のレッスンも決まります。見つけたその日に戻ってください。

次のレッスンは「入試実戦の計算」です。累乗・分数・かっこの入れ子を混ぜた式を、一問ずつ解ききります。

四つのミスを、見張りに立てておいてください。

次のレッスンへ 入試実戦の計算 →

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:ミスの四つの種類

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    この単元で決めた「ミスの四つの種類」の名前が、四つともそろっているのはどれですか。
  2. 設問 1
    まちがいを四つの種類に分けておくと、見直しのときに何がよいのですか。
  3. 設問 2
    $-19-(-35)$ を $-19-35$ と書きかえて、答えを $-54$ とした人がいます。これはどのミスの種類ですか。
  4. 設問 3
    $54\div(-3)\times 6$ を、$54\div(-18)$ として答えを $-3$ とした人がいます。ミスの種類と正しい答えはどれですか。
  5. 設問 4
    あるパン屋では、$1$ 日に焼くパンの数を $400$ 個を基準として記録しています。ある日の基準との差は $-26$ 個でした。その日に焼いた数を $-26$ 個と答えた人がいます。どこがちがいますか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。