わり算は、かけ算の逆
このレッスンでできるようになること
- \(12\div 3\) を「\(3\) に何をかけたら \(12\) になるか」と読みかえられる
- 正の数・負の数のわり算の商を、符号と絶対値に分けて求められる
- 求めた商を、かけ算に戻して確かめられる
前のレッスンの確認
- 符号 … 数が正か負かを表す \(+\) と \(-\) のしるし。\(+\) は省略できるが、\(-\) は省略できない
- 絶対値 … ある数を表す点と原点との距離
- 積 … かけ算の答えのこと
- 乗法 … かけ算のこと
- 同じ符号どうしなら積は正、ちがう符号どうしなら積は負になります。
- 符号が先、絶対値があと … ①符号を先に決める(同じ符号どうしなら \(+\)、ちがう符号どうしなら \(-\)) ②絶対値どうしをかける
- 乗法の交換法則 … かける順番を入れかえても、積は変わらない
絶対値は記号でも書きます。\(|-12|\) は \(12\) です。\(|+3|\) は \(3\) です。
セクション6では、わり算をあつかいます。新しい道具は、ほとんど作りません。セクション5の道具を、そのまま持ちこみます。
小学校のわり算を、読み直す
はじめに、負の数の出てこないわり算を見ます。
みかんが \(12\) 個あります。\(1\) 人に \(3\) 個ずつ配ると、何人に配れるでしょうか。
式は \(12\div 3\) で、答えは \(4\) 人です。
では、なぜ \(4\) だと分かったのでしょうか。
\(1\) 人に \(3\) 個ずつ、\(4\) 人に配ります。配った数は \(3\times 4=12\) 個です。
はじめの \(12\) 個に、ぴったり戻りました。だから \(4\) でよいのです。
つまり \(12\div 3\) は、\(3\) に何をかけたら \(12\) になるかを探すことです。
この読み方を わり算は、かけ算の逆 と呼びます。
わり算の答えのことを 商 といいます。かけ算の答えを積といったのと同じです。
この読み方なら、負の数のわり算も解ける
負の数の入ったわり算は、まだ一度も計算していません。
けれども、いま決めた読み方を使えば、その場で答えが出せます。
\((-12)\div 3\) を見ます。「\(3\) に何をかけたら \(-12\) になるか」と読みかえます。
セクション5で \(3\times(-4)=-12\) を計算しました。だから商は \(-4\) です。
矢印の上に入る数が、そのまま商です。
次は \(12\div(-4)\) です。「\(-4\) に何をかけたら \(12\) になるか」と読みます。
\((-4)\times(-3)=12\) でした。負の数どうしの積は正の数です。だから商は \(-3\) です。
もう一つ、\((-15)\div(-5)\) です。「\(-5\) に何をかけたら \(-15\) になるか」と読みます。
\((-5)\times 3=-15\) です。だから商は \(3\) です。
新しい計算をひとつも習わずに、\(3\) つとも答えが出ました。 乗法の道具だけで足りました。
等分する場面でも、同じ答えになる
\((-12)\div 3\) を、分ける場面としても見ておきます。\(-12\) を、同じ大きさの \(3\) つ分に分けます。
数直線の \(0\) から \(-12\) までを、\(3\) 等分してみます。
\(1\) つ分は \(-4\) で、読みかえて出した商と同じです。分ける場面から見ても、答えは変わりません。
3つ並べると、符号の決まりが見えてくる
さきほどの \(3\) つを、表にならべます。かけ算に戻した式も、いっしょに書きます。
| わり算の式 | かけ算に戻した式 | 商 |
|---|---|---|
| \((-12)\div 3\) | \(3\times(-4)=-12\) | \(-4\) |
| \(12\div(-4)\) | \((-4)\times(-3)=12\) | \(-3\) |
| \((-15)\div(-5)\) | \((-5)\times 3=-15\) | \(3\) |
商が正になったのは、\(3\) 行目だけです。\(-15\) と \(-5\) は、同じ符号どうしでした。
\(1\) 行目と \(2\) 行目は、ちがう符号どうしです。もう \(2\) つ足して、たしかめます。
| わり算の式 | わる \(2\) 数の符号 | かけ算に戻した式 | 商 |
|---|---|---|---|
| \((-24)\div 6\) | ちがう符号どうし | \(6\times(-4)=-24\) | \(-4\) |
| \((-24)\div(-6)\) | 同じ符号どうし | \((-6)\times 4=-24\) | \(4\) |
わられる数はどちらも \(-24\) で、ちがうのはわる数の符号だけです。それだけで、商の符号が入れかわりました。
まとめると、\(2\) 行になります。
| わる \(2\) 数の符号 | 商の符号 |
|---|---|
| 同じ符号どうし | \(+\) |
| ちがう符号どうし | \(-\) |
同じ符号どうしなら商は正、ちがう符号どうしなら商は負になります。
この \(2\) 行を、乗法の決まりとならべてみてください。
同じ符号どうしなら積は正、ちがう符号どうしなら積は負になります。
ちがうのは「積」が「商」になったところだけです。あとは一字も変わりません。
あの道具は、わり算にもそのまま使えます
符号の決まりが同じなら、計算のしかたも同じでよいはずです。
セクション5の道具を、そのまま持ってきます。符号が先、絶対値があと です。
- 符号を先に決める(同じ符号どうしなら \(+\)、ちがう符号どうしなら \(-\))
- 絶対値どうしを割る
手順①は、乗法のときと一字も変わりません。手順②だけ、かけるところが割るに変わります。
新しい名前は作りません。あの道具は、わり算にもそのまま使えます。
\((-24)\div 6\) で、書き方を見せます。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \((-24)\div 6\) | 元の式 |
| 符号は \(-\) | 手順① ちがう符号どうし |
| 絶対値は \(24\div 6=4\) | 手順② |
| \(-4\) | 二つを合わせた |
| \(6\times(-4)=-24\) | かけ算に戻して確かめた |
いちばん下の行を、書きぐせにしてください。商が出たら、わる数にかけて、わられる数に戻るかを見る。
なお、\(0\) がからむわり算だけは、この道具が使えません。\(0\) は正の数でも負の数でもないので、手順①で符号が決められないからです。
\(0\) のあつかいは、次のレッスン「\(0\) のあつかいと、\(0\) で割れない理由」でくわしく調べます。
わり算のことを、除法という
わり算のことを 除法 といいます。\(12\div 3\) も \((-15)\div(-5)\) も除法の式です。
かけ算を乗法というのと同じ言い方です。問題文では、わり算のかわりに除法と書かれることがあります。
わりきれないときは、分数で書く
\((-7)\div 2\) を見ます。「\(2\) に何をかけたら \(-7\) になるか」です。
整数の中をさがしても、見つかりません。\(2\times(-3)=-6\)、\(2\times(-4)=-8\) だからです。
そこで分数を使います。\(2\times\left(-\dfrac{7}{2}\right)=-7\) です。
だから \((-7)\div 2=-\dfrac{7}{2}\) となります。
わりきれないことは、まちがいのしるしではありません。整数の中に商がないだけです。
分数で書けば、商はちゃんと出せます。分数どうしのわり算は、レッスン4「分数のわり算」であつかいます。
例題1 商の符号だけを決める
次の商の符号だけを答えなさい。絶対値は計算しなくてかまいません。
(1)\((-48)\div 12\) (2)\(70\div(-7)\) (3)\((-90)\div(-15)\) (4)\(75\div 15\)
手順①だけを使います。わる \(2\) 数の符号が、同じかちがうかを見ます。
| 式 | 符号の組み合わせ | 商の符号 |
|---|---|---|
| (1)\((-48)\div 12\) | 負と正 | \(-\) |
| (2)\(70\div(-7)\) | 正と負 | \(-\) |
| (3)\((-90)\div(-15)\) | 負と負 | \(+\) |
| (4)\(75\div 15\) | 正と正 | \(+\) |
確かめ
(1)ちがう符号どうし → −
(2)ちがう符号どうし → −
(3)同じ符号どうし → +
(4)同じ符号どうし → +
答えの吟味
(3)は負の数どうしです。負が二つあっても、商は正になります。
答え (1)\(-\) (2)\(-\) (3)\(+\) (4)\(+\)
例題2 符号と絶対値に分けて計算する
次の計算をしなさい。
(1)\((-56)\div 14\) (2)\((-81)\div(-9)\) (3)\(64\div(-16)\) (4)\((-112)\div(-7)\)
符号を決めてから、絶対値どうしを割ります。(1)で割る絶対値は、\(|-56|\) が \(56\)、\(|14|\) が \(14\) です。
| 式 | 符号(手順①) | 絶対値(手順②) | 商 |
|---|---|---|---|
| (1)\((-56)\div 14\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(56\div 14=4\) | \(-4\) |
| (2)\((-81)\div(-9)\) | 同じ符号どうしで \(+\) | \(81\div 9=9\) | \(9\) |
| (3)\(64\div(-16)\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(64\div 16=4\) | \(-4\) |
| (4)\((-112)\div(-7)\) | 同じ符号どうしで \(+\) | \(112\div 7=16\) | \(16\) |
確かめ
(1)14 × (−4) = −56 元にもどった
(2)(−9) × 9 = −81 元にもどった
(3)(−16) × (−4) = 64 元にもどった
(4)(−7) × 16 = −112 元にもどった
答えの吟味
同じ符号どうしは(2)と(4)です。この二つだけ、商が正の数になりました。
答え (1)\(-4\) (2)\(9\) (3)\(-4\) (4)\(16\)
例題3 わりきれない除法
次の計算をしなさい。
(1)\((-17)\div 4\) (2)\(22\div(-4)\)
整数の中に商がないときは、分数の形で書きます。約分できるときは約分します。
| 式 | 符号(手順①) | 絶対値(手順②) | 商 |
|---|---|---|---|
| (1)\((-17)\div 4\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(17\div 4=\dfrac{17}{4}\) | \(-\dfrac{17}{4}\) |
| (2)\(22\div(-4)\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(22\div 4=\dfrac{11}{2}\) | \(-\dfrac{11}{2}\) |
(2)は \(\dfrac{22}{4}\) を \(2\) で約分して \(\dfrac{11}{2}\) にしました。
確かめ
(1)4 × (−4 分の 17) = −17 元にもどった
(2)(−4) × (−2 分の 11) = 22 元にもどった
答えの吟味
二つともわりきれませんでした。それでも分数で書けば、商は出せます。
答え (1)\(-\dfrac{17}{4}\) (2)\(-\dfrac{11}{2}\)
例題4 かけ算の式から、もとの数を求める
(1)ある数に \(12\) をかけると \(-156\) になりました。ある数を求めなさい。
(2)\(-9\) にある数をかけると \(-153\) になりました。ある数を求めなさい。
かけ算の場面ですが、分からないのは片方だけです。わり算で見つけられます。
| 問題 | わり算の式 | 符号(手順①) | 絶対値(手順②) | 答え |
|---|---|---|---|---|
| (1) | \((-156)\div 12\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(156\div 12=13\) | \(-13\) |
| (2) | \((-153)\div(-9)\) | 同じ符号どうしで \(+\) | \(153\div 9=17\) | \(17\) |
確かめ
(1)(−13) × 12 = −156 元の式が成り立つ
(2)(−9) × 17 = −153 元の式が成り立つ
答えの吟味
(1)は正の数にかけて負になったので、ある数は負の数です。
(2)は負の数にかけて負になったので、ある数は正の数です。
答え (1)\(-13\) (2)\(17\)
例題5 1時間あたりの変化を求める
駅前の駐輪場で、\(4\) 時間のあいだに自転車が \(68\) 台へりました。
台数がへった変化なので、\(4\) 時間ぶんの変化は \(-68\) 台です。
へりかたが毎時間同じだったとすると、\(1\) 時間あたりの変化はいくつですか。
\(4\) 時間ぶんの変化を、\(4\) つに等分します。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(-68\) | \(4\) 時間ぶんの変化を数にした |
| \((-68)\div 4\) | \(4\) つに等分する式にした |
| 符号は \(-\) | 手順① ちがう符号どうし |
| 絶対値は \(68\div 4=17\) | 手順② |
| \(-17\) | 二つを合わせた |
確かめ
4 × (−17) = −68 元にもどった
1 時間で −17 、2 時間で −34 、3 時間で −51 、4 時間で −68
答えの吟味
自転車はへっています。だから \(1\) 時間あたりの変化も負の数になるはずです。
答えは \(-17\) 台で、場面と合っています。
答え \(-17\) 台(\(1\) 時間に \(17\) 台へる)
今日の問い
かけ算では、かける順番を入れかえてよいのでした。乗法の交換法則です。
では、わり算でも入れかえてよいのでしょうか。
\(12\div 3\) と \(3\div 12\) で、たしかめます。前の商は \(4\) でした。
\(3\div 12\) は「\(12\) に何をかけたら \(3\) になるか」です。\(12\times\dfrac{1}{4}=3\) なので、商は \(\dfrac{1}{4}\) です。
\(4\) と \(\dfrac{1}{4}\) は、まったくちがう数です。入れかえてはいけません。
| くらべるところ | \(12\div 3\) | \(3\div 12\) |
|---|---|---|
| 読み方 | \(3\) に何をかけたら \(12\) か | \(12\) に何をかけたら \(3\) か |
| 商 | \(4\) | \(\dfrac{1}{4}\) |
理由は、わり算がかけ算の逆だからです。逆にたどる向きは、決まっています。
わられる数とわる数は、役わりがちがいます。入れかえてよいのは、かけ算の \(2\) 数だけです。
よくある間違い
まちがい1:負の数が出てくるから、商も負にする
\((-45)\div(-15)\) を計算する問題です。
✗ 負の数が出てくるから、商も負
✗ 符号は −
✗ = −3
手順①で見るのは、わる \(2\) 数の符号の組み合わせです。
\(-45\) も \(-15\) も負の数です。同じ符号どうしなので、商は正の数になります。
○ 同じ符号どうしなので 商の符号は +
○ 商の絶対値は 45 ÷ 15 = 3
○ 答えは 3
かけ算に戻して確かめます。
(−15) × (−3) = 45 わられる数 −45 とちがう
(−15) × 3 = −45 わられる数にもどった
誤答は −3 。正しい答え 3 と符号がちがうので、まちがい
負の数の個数ではなく、二つの符号が同じかちがうかを見てください。
まちがい2:大きいほうの数を、小さいほうの数で割る
\((-6)\div 42\) を計算する問題です。
✗ 42 ÷ 6 = 7
✗ 符号は −
✗ = −7
小学校では、大きい数を小さい数で割る計算ばかりでした。そのくせが出た形です。
わられる数は \(-6\)、わる数は \(42\) です。読みかえると「\(42\) に何をかけたら \(-6\) になるか」です。
\(42\) より \(-6\) のほうが \(0\) に近いので、かける数は \(1\) より小さいはずです。
○ 商の符号は −
○ 商の絶対値は 6 ÷ 42 = 7 分の 1
○ 答えは −7 分の 1
かけ算に戻して確かめます。
42 × (−7) = −294 わられる数 −6 とちがう
42 × (−7 分の 1) = −6 わられる数にもどった
誤答は −7 。正しい答え −7 分の 1 と絶対値がちがうので、まちがい
わられる数とわる数は、書かれた順のままにしてください。
まちがい3:わられる数の符号だけを見て、商の符号を決める
\(54\div(-18)\) を計算する問題です。
✗ わられる数 54 は正だから、商も正
✗ 54 ÷ 18 = 3
✗ = 3
手順①で見るのは、\(2\) 数の符号です。片方だけでは決まりません。
\(54\) は正の数、\(-18\) は負の数です。ちがう符号どうしなので、商は負の数です。
○ ちがう符号どうしなので 商の符号は −
○ 商の絶対値は 54 ÷ 18 = 3
○ 答えは −3
かけ算に戻して確かめます。
(−18) × 3 = −54 わられる数 54 とちがう
(−18) × (−3) = 54 わられる数にもどった
誤答は 3 。正しい答え −3 と符号がちがうので、まちがい
符号を決めるときは、いつも \(2\) 数をそろえて見てください。
自分で確かめよう
紙に書いてから、答えを開いてください。符号の行と絶対値の行を、分けて書くこと。
商の符号だけを答えなさい。絶対値は計算しなくてかまいません。 (1)\((-60)\div 15\) (2)\(90\div(-9)\) (3)\((-98)\div(-14)\) (4)\(128\div 8\)
\((-72)\div 18\) を計算しなさい。
\(96\div(-6)\) を計算しなさい。
\((-135)\div(-9)\) を計算しなさい。
\((-119)\div 7\) を計算しなさい。
\(112\div(-14)\) を計算しなさい。
\((-21)\div 4\) を計算しなさい。
\((-26)\div 6\) を計算しなさい。
ある数に \(-13\) をかけると \(143\) になりました。ある数を求めなさい。
文化祭の入場券が、毎日同じ枚数ずつへっています。\(1\) 日あたりの変化は \(-17\) 枚です。残り枚数の変化が \(-51\) 枚になるのは、何日後ですか。
次の計算はまちがっています。どこがまちがっているかを書き、正しく計算しなさい。
(−102) ÷ (−6)
負の数でわるので 商は負
= −17
\((-32)\div 2\) を計算し、かけ算に戻して確かめる式も書きなさい。
わり算の符号の決まりが、かけ算の符号の決まりと同じ形になるのはなぜですか。理由を書きなさい。
答えと考え方
1. 手順①だけを使います。わる \(2\) 数の符号が同じかちがうかを見ます。
| 式 | 符号の組み合わせ | 商の符号 |
|---|---|---|
| (1)\((-60)\div 15\) | 負と正 | \(-\) |
| (2)\(90\div(-9)\) | 正と負 | \(-\) |
| (3)\((-98)\div(-14)\) | 負と負 | \(+\) |
| (4)\(128\div 8\) | 正と正 | \(+\) |
確かめ
(1)ちがう符号どうし → −
(2)ちがう符号どうし → −
(3)同じ符号どうし → +
(4)同じ符号どうし → +
答えの吟味
(3)は負の数どうしです。負が二つあっても、商は正になります。
答え (1)\(-\) (2)\(-\) (3)\(+\) (4)\(+\)
2.〜6. どれも同じやり方です。符号を決めてから、絶対値どうしを割ります。
| 式 | 符号(手順①) | 絶対値(手順②) | 商 |
|---|---|---|---|
| 2. \((-72)\div 18\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(72\div 18=4\) | \(-4\) |
| 3. \(96\div(-6)\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(96\div 6=16\) | \(-16\) |
| 4. \((-135)\div(-9)\) | 同じ符号どうしで \(+\) | \(135\div 9=15\) | \(15\) |
| 5. \((-119)\div 7\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(119\div 7=17\) | \(-17\) |
| 6. \(112\div(-14)\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(112\div 14=8\) | \(-8\) |
確かめ
2. 18 × (−4) = −72 元にもどった
3. (−6) × (−16) = 96 元にもどった
4. (−9) × 15 = −135 元にもどった
5. 7 × (−17) = −119 元にもどった
6. (−14) × (−8) = 112 元にもどった
答えの吟味
同じ符号どうしは 4 だけです。だから 4 だけ、商が正の数になりました。
答え 2. \(-4\) 3. \(-16\) 4. \(15\) 5. \(-17\) 6. \(-8\)
7.〜8. わりきれないので、分数の形で書きます。約分できるときは約分します。
| 式 | 符号(手順①) | 絶対値(手順②) | 商 |
|---|---|---|---|
| 7. \((-21)\div 4\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(21\div 4=\dfrac{21}{4}\) | \(-\dfrac{21}{4}\) |
| 8. \((-26)\div 6\) | ちがう符号どうしで \(-\) | \(26\div 6=\dfrac{13}{3}\) | \(-\dfrac{13}{3}\) |
8 は \(\dfrac{26}{6}\) を \(2\) で約分して \(\dfrac{13}{3}\) にしました。
確かめ
7. 4 × (−4 分の 21) = −21 元にもどった
8. 6 × (−3 分の 13) = −26 元にもどった
答えの吟味
どちらもわりきれませんでした。それでも分数で書けば、商は出せます。
答え 7. \(-\dfrac{21}{4}\) 8. \(-\dfrac{13}{3}\)
9. かけ算の場面ですが、分からないのは片方だけです。わり算で見つけます。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \(143\div(-13)\) | わり算の式にした |
| 符号は \(-\) | 手順① ちがう符号どうし |
| 絶対値は \(143\div 13=11\) | 手順② |
| \(-11\) | 二つを合わせた |
確かめ
(−11) × (−13) = 143 元の式が成り立つ
答えの吟味
負の数にかけて正の数になりました。だからある数は負の数です。
答え \(-11\)
10. 全体の変化を、\(1\) 日あたりの変化で割ります。何日ぶんかを求める形です。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \((-51)\div(-17)\) | 全体の変化を \(1\) 日あたりの変化で割った |
| 符号は \(+\) | 手順① 同じ符号どうし |
| 絶対値は \(51\div 17=3\) | 手順② |
| \(3\) | 二つを合わせた |
確かめ
(−17) × 3 = −51 元にもどった
答えの吟味
日数なので、正の数になるはずです。答えは \(3\) で、場面と合っています。
答え \(3\) 日後
11. まちがっているのは、手順①の符号です。
\(-102\) も \(-6\) も負の数です。同じ符号どうしなので、商は正の数になります。
○ 同じ符号どうしなので 商の符号は +
○ 商の絶対値は 102 ÷ 6 = 17
○ 答えは 17
確かめ
(−6) × (−17) = 102 わられる数 −102 とちがう
(−6) × 17 = −102 わられる数にもどった
誤答は −17 。正しい答え 17 と符号がちがうので、まちがい
答えの吟味
わる数が負の数でも、わられる数が負の数なら商は正です。\(|-102|\) は \(102\)、\(|-6|\) は \(6\) です。
答え わる数の符号だけで \(-\) と決めたのがまちがい。正しくは \(17\)
12. 商を出したら、わる数にかけてわられる数に戻るかを見ます。
| 式 | この行でしたこと |
|---|---|
| \((-32)\div 2\) | 元の式 |
| 符号は \(-\) | 手順① ちがう符号どうし |
| 絶対値は \(32\div 2=16\) | 手順② |
| \(-16\) | 二つを合わせた |
確かめ
2 × (−16) = −32 わられる数にもどった
答えの吟味
ちがう符号どうしなので、商は負の数です。手順①と合っています。
答え \(-16\)。確かめの式は \(2\times(-16)=-32\)
13. わり算の答えを、どうやって決めたかを思い出してください。
わり算は、かけ算の逆でした。商は「わる数にかけたら、わられる数になる数」です。
だから商の符号は、かけ算の符号の決まりがそのまま決めています。
確かめ
(−15) ÷ (−5) は 「−5 に何をかけたら −15 か」
負 × 正 = 負 なので 商は正の 3
15 ÷ (−5) は 「−5 に何をかけたら 15 か」
負 × 負 = 正 なので 商は負の −3
答えの吟味
符号の決まりを新しく作ったのではありません。かけ算の決まりを、逆から読んだだけです。
答え わり算はかけ算の逆で、商はわる数にかけてわられる数になる数だから
次のレッスンへ
わり算の読み方が決まりました。わり算は、かけ算の逆 です。
\(12\div 3\) は「\(3\) に何をかけたら \(12\) になるか」でした。この読み方のおかげで、新しい計算を習わずにすみました。
符号の決まりは、乗法とそろっています。同じ符号どうしなら商は正、ちがう符号どうしなら商は負になります。
計算の道具も、そのままでした。符号が先、絶対値があと です。
商が出たら、わる数にかけて、わられる数に戻るかを見てください。
ここまでは、\(0\) の出てこないわり算だけを見てきました。
では \(0\) をわったり、\(0\) でわったりすると、どうなるでしょうか。
次のレッスンは「\(0\) のあつかいと、\(0\) で割れない理由」です。
実際に計算してみて、何が起きるかをたしかめます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。