LESSON 01

総仕上げとマスターチェック

用語と記号の総整理

この単元で決めた用語を分野ごとの一枚表にまとめ、記号のつくりと自分で書くときの約束を整理する。まぎらわしい言葉の対と、用語ごとに戻るレッスンの名前を示す。

用語と記号の総整理

このレッスンでできるようになること

  • この単元で決めた用語を、分野ごとの表で見わたせる
  • 記号のつくりと、自分で書くときの約束を説明できる
  • まぎらわしい言葉の対を、どのレッスンで決めたかまで言える

前のレッスンの確認

  • 符号 … 数が正か負かを表す \(+\)\(-\) のしるし。\(+\) は省略できるが、\(-\) は省略できない
  • 絶対値 … ある数を表す点と原点との距離
  • … 式を \(+\)\(-\) で区切った、ひとかたまりのこと(符号は項に含まれる)
  • 優先順位 … どれを先にするかの順

絶対値は記号でも書きます。\(|-24|\)\(24\) です。\(|+8|\)\(8\) です。

この単元で決めた言葉を、一枚にまとめる

この単元では、\(50\) をこえる言葉に名前をつけてきました。分野ごとの表にまとめます。

表の右の列は、その言葉を決めたレッスンです。「\(2\)-\(2\)」は、セクション \(2\) のレッスン \(2\) という意味です。

数の種類

用語 意味 決めたレッスン
正の数 0より大きい数 1-2 正の数・負の数・0
負の数 0より小さい数 1-2 正の数・負の数・0
0 正の数でも負の数でもない、境目の数 1-2 正の数・負の数・0
符号 数が正か負かを表す \(+\)\(-\) のしるし。\(+\) は省略できるが、\(-\) は省略できない 1-2 正の数・負の数・0

\(0\) をどちらにも入れないところが、出発点でした。

数直線と大小

用語 意味 決めたレッスン
数直線 直線上に基準の点と目盛りをとり、数を点で表したもの 2-1 数直線に正負の数を置く
原点 数直線で0を表す点 2-1 数直線に正負の数を置く
絶対値 ある数を表す点と原点との距離 2-2 絶対値は0からの距離
以上 その数を入れて、それより大きい範囲 2-3 絶対値から数を求める
以下 その数を入れて、それより小さい範囲 2-3 絶対値から数を求める
未満 その数を入れずに、それより小さい範囲 2-3 絶対値から数を求める
不等号 二つの数の大小を表す記号 \(<\)\(>\) 2-4 正負の数の大小を比べる

「以上」と「以下」はその数を入れます。「未満」は入れません。

加法・減法と項

用語 意味 決めたレッスン
加法 たし算のこと 3-1 たし算は数直線上の移動
反対の数 符号だけを変えた数のこと 3-4 反対の数と、たす順番を変えてよい理由
加法の交換法則 たす順番を入れかえても、和は変わらない 3-4 反対の数と、たす順番を変えてよい理由
加法の結合法則 どこからたしても、和は変わらない 3-4 反対の数と、たす順番を変えてよい理由
減法 引き算のこと 4-1 引き算をたし算に直す
引かれる数 最初に書かれている数のこと 4-2 4つの型の減法を計算する
引く数 引き算の記号のあとに書かれている数のこと 4-2 4つの型の減法を計算する
式を \(+\)\(-\) で区切った、ひとかたまりのこと(符号は項に含まれる) 4-4 項という見方
正の項 符号が \(+\) である項 4-4 項という見方
負の項 符号が \(-\) である項 4-4 項という見方

\(-3+5-8\) は、\(-3\)\(+5\)\(-8\) の和です。

乗法・除法

用語 意味 決めたレッスン
かけ算の答えのこと 5-1 負の数をかけるとはどういうことか
乗法 かけ算のこと 5-3 乗法の計算:符号と絶対値
乗法の交換法則 かける順番を入れかえても、積は変わらない 5-4 3つ以上の積と、かける順番
乗法の結合法則 どこからかけても、積は変わらない 5-4 3つ以上の積と、かける順番
わり算の答えのこと 6-1 わり算は、かけ算の逆
除法 わり算のこと 6-1 わり算は、かけ算の逆
逆数 かけて \(1\) になる \(2\) 数の、一方をもう一方の逆数 6-3 逆数

たして \(0\) になる相手が反対の数、かけて \(1\) になる相手が逆数です。

累乗と計算の順序

用語 意味 決めたレッスン
累乗 同じ数をいくつかかけたもの 7-1 累乗(底と指数)
累乗で、繰り返しかける数 7-1 累乗(底と指数)
指数 累乗で右上に書く、かける個数を表す数 7-1 累乗(底と指数)
分配法則(数の形) かっこの外の数を、かっこの中のそれぞれにかけて、たすこと。(\(3 \times (5 + 2) = 3 \times 5 + 3 \times 2\) 7-3 分配法則
優先順位 どれを先にするかの順 7-4 四則の混じった計算の順序
くふう 短い道を選ぶこと 7-5 くふうして計算する
くふうの型 くふうがまとまる、決まった形 7-5 くふうして計算する
くくり出し 同じ数が二か所にかけられているとき、その数をかっこの外へ出すこと 7-5 くふうして計算する

優先順位は かっこの中 → 累乗 → 乗除 → 加減 です。同じ優先順位のものは、左から順に。

数の集合と素数

用語 意味 決めたレッスン
自然数 1、2、3、… のような正の整数 8-1 自然数・整数・数の広がり
整数 自然数と0と負の整数を合わせたもの 8-1 自然数・整数・数の広がり
反例 あてはまらない例のこと 8-1 自然数・整数・数の広がり
約数 ある整数を割り切ることのできる整数 8-3 素数
素数 1より大きい整数で、1とその数自身のほかに約数をもたないもの 8-3 素数
素因数 整数を素数のかけ算で表したときの、その一つ一つの素数 8-4 素因数分解
素因数分解 整数を、素数だけのかけ算の形に表すこと 8-4 素因数分解
最大公約数 公約数のうちいちばん大きいもの 8-5 素因数分解を使う
最小公倍数 公倍数のうちいちばん小さいもの 8-5 素因数分解を使う
平方数 同じ整数を \(2\) 回かけてできる数 8-5 素因数分解を使う

素因数分解は、小さい素数から順に書きます。\(120 = 2^{3} \times 3 \times 5\) が、書き方の見本です。

正負の数の利用

用語 意味 決めたレッスン
基準との差 基準値を引いて出した、符号つきの数 9-1 基準との差
平均 いくつかの数量をならして、どれも同じ大きさになるようにしたときの一つ分の大きさ 9-2 仮平均で平均を求める
仮平均 平均を求めるときに、値の近くに置く、計算しやすい基準の数 9-2 仮平均で平均を求める
変化量 最後の値から最初の値を引いた数 9-3 変化量
基準との差の表 項目、実際の値、基準との差の三つの列でつくる表 9-4 表と資料を正負の数で整理する
値どうしのちがい 二つの値のへだたり 9-4 表と資料を正負の数で整理する
時差 基準にする都市から見た、もう一つの都市の時刻のずれ 9-5 入試型の利用問題
標高差 二つの地点の標高のへだたり 9-5 入試型の利用問題

この七つの表に、この単元の言葉がすべて入っています。全部で \(54\) 語です。

記号のつくりを見る

絶対値の記号は \(|a|\) の形に書きます。たての線ではさんだ数の、原点からの距離を表します。\(|-7|\)\(7\) です。

累乗は、底を大きく、指数を右上に小さく書きます。\(5^{3}\) の底は \(5\)、指数は \(3\) です。指数は、かける回数です。

絶対値の記号と累乗の書き方 左は数をたての線ではさんだ形で、原点からの距離を表す。右は大きく書いた数の右上に小さい数をそえた形で、大きいほうを底、小さいほうを指数という。 たての線ではさむ −7 原点からの距離 この形の値は 7 5 3 指数 5 を 3 回かける

プラスとマイナスの二つの役目

\(+\)\(-\) には、役目が二つあります。数の符号としてのはたらきと、計算記号としてのはたらきです。

\(-5-(-2)\) には \(-\) が三つあります。はじめの \(-\) は符号、まん中の \(-\) は計算記号、かっこの中の \(-\) は符号です。

マイナスの二つの役目 一つの式の中の三つのマイナスに、符号、計算記号、符号という札がついている図。 同じ − でも、役目がちがいます 5 ( 2 ) 符号 計算記号 符号 符号は数の一部、計算記号は式のつなぎ

かっこの内と外

かっこを二重にするときは、外側を \(\{\ \}\) の形で書きます。内側のかっこは、ひとかたまりです。

計算は内側から始めます。

かっこの入れ子 外側に波形のかっこ、内側に丸いかっこが置かれ、内側から先に計算することを矢印で示した図。 外側のかっこは、この形で書きます { } ( ) 内側 外側 内側から先に計算します

不等号の向き

口の開いたほうが、大きい数を向きます。

\(-6 < -2\) と書きます。数直線で右にあるほうが大きいからです。

差という言葉は、一つではない

「差」という言葉は、この単元で何度も出てきました。同じ意味ではありません。

出てくる場所 何を指すか 決めたレッスン
異なる符号の数をたすとき 大きい絶対値から小さい絶対値を引く、という計算 3-3 異なる符号の数をたす
基準との差 基準値を引いて出した、符号つきの数 9-1 基準との差
仮平均との差 仮平均を基準にした、基準との差 9-2 仮平均で平均を求める
値どうしのちがい 二つの値のへだたり 9-4 表と資料を正負の数で整理する
標高差 二つの地点の標高のへだたり 9-5 入試型の利用問題

この重なりは、三つのレッスンが順に書き分けています。

レッスン「基準との差」は、まず範囲を限りました。このレッスンでいう差は、基準値を引いて出した、符号つきの数です。 ここでいう「このレッスン」とは、レッスン「基準との差」のことです。

レッスン「表と資料を正負の数で整理する」は、二つの言葉を分けました。ここでいう「差」は基準からのずれ、「ちがい」は二つの値のへだたりです。

レッスン「入試型の利用問題」は、標高差を「ちがい」の側に置きました。標高差は、二つの標高のちがいです。時間の前後がないので、変化量ではありません。

だから「差を求めなさい」と言われたら、何の差かを先に見てください。

型と形、二段階と二つの段階

数え方の言葉が似ている名前を、五つ並べます。

名前 何の名前か 決めたレッスン
4つの型 減法の型(正から正を引く、など) 4-2 4つの型の減法を計算する
4つの形 かっこを外すときの形(形1から形4まで) 4-3 かっこを外して和の形に書く
二段階 減法を計算する二段階 4-2 4つの型の減法を計算する
二つの段階 同じ符号の数をたす二つの段階 3-2 同じ符号の数をたす
ミスの四つの種類 見直しで分ける、まちがいの四つ 10-2 ミスの四つの種類

「型」は減法、「形」はかっこ外しです。加法の分け方は「種類」、まちがいの分け方は「ミスの四つの種類」です。

基準との差と変化量

見た目はどちらも引き算です。ちがうところは二つあります。

  • 基準との差は、基準をこちらで決めます。くらべるのは、同じ時点の値どうしです。
  • 変化量は、最初の値が自動的に基準になります。しかも時間の前後があります。

二つの語を混ぜないでください。 最後の値と変化量は、別のものです。

引く向きも、言い方が対になっています。基準との差では 引かれる数になるのは、いつも実際の値です。 変化量では 引かれる数になるのは、いつも最後の値です。

かっこのある累乗と、ない累乗

\((-4)^{2}\)\(-4^{2}\) は、別の数です。

かっこがあれば、かっこの中ぜんぶが底になります。 かっこがなければ、底は数の部分だけです。

\((-4)^{2} = (-4)\times(-4) = 16\)

\(-4^{2} = -(4\times 4) = -16\)

下の式では、前についた \(-\) は、累乗を計算したあとにかかります。

一つもないと、一つに決まらない

\(0\) で割れないわけを、二通りに分けて決めました。「一つもない」と「一つに決まらない」は、別のことです。

\(11\div 0\) は、\(0\) にかけて \(11\) になる数をさがすことです。そんな数は一つもありません。

\(0\div 0\) は、\(0\) にかけて \(0\) になる数をさがすことです。どんな数でもあてはまるので、一つに決まりません。

\(0\) で割ってはいけないのではなく、商を決められないのです。 そして 計算できないのは、わる数が \(0\) のときだけです。

自分で書くときのきまり

ここは、自分で式を書くときの決まりです。

きまり 決めたレッスン
負の数を累乗するなら、かっこをつける \(-9\)\(2\) 乗は \((-9)^{2}\) 7-2 かっこがつくときとつかないとき
\(0\) に符号をつけない \(-0\) とも \(+0\) とも書かない 6-2 0のあつかいと、0で割れない理由
指数が \(1\) なら書かない \(5^{1}\) ではなく \(5\) 7-1 累乗(底と指数)
省けるのは先頭の \(+\) だけ 途中の記号は残す 4-3 かっこを外して和の形に書く
素因数分解は小さい素数から順に書く 同じ素因数がならんだら累乗で書く 8-4 素因数分解
二重のかっこは、外側を \(\{\ \}\) で書く 内側は丸いかっこのまま 6-5 乗除の混じった計算

表を作るときは、絶対値の記号を使わないでください。たての線が、表の区切りとまぎれるからです。表の中では「\(-5\) の絶対値は \(5\)」と言葉で書きます。

例題1 用語と記号を答える

数直線で \(0\) を表す点を何といいますか。また、\(-12\) の絶対値を記号を使って書き、値を求めなさい。

まず、表の「数直線と大小」の欄を思い出します。

この行でしたこと
原点 数直線で \(0\) を表す点の名前
距離は \(12\) \(-12\) を表す点から原点までのへだたりを読んだ

確かめ

−12 を表す点から原点までは、目盛り 12 個ぶん
距離だから 0 以上。12 は 0 以上

答えの吟味

絶対値は距離です。負の数にはなりません。

答え 原点。\(-12\) の絶対値は \(|-12| = 12\)

例題2 項を書き出す

\(-6+11-3\) の項を全部書き出し、正の項と負の項に分けなさい。

符号ごと書き出します。

この行でしたこと
\(-6\)\(+11\)\(-3\) \(+\)\(-\) で区切って、符号ごと書き出した
正の項は \(+11\) 符号が \(+\) である項を選んだ
負の項は \(-6\)\(-3\) 符号が \(-\) である項を選んだ

確かめ

−6 + 11 − 3 = 2
並べかえて +11 − 6 − 3 = 2

答えの吟味

項の数は三つです。区切りの数と合っています。

答え 項は \(-6\)\(+11\)\(-3\)。正の項は \(+11\)、負の項は \(-6\)\(-3\)

例題3 マイナスの役目を見分ける

\(-8-(-3)\) にある三つの \(-\) は、それぞれ符号ですか、計算記号ですか。

左から順に見ていきます。

この行でしたこと
はじめの \(-\) \(8\) についた符号だと読んだ
まん中の \(-\) 引き算を表す計算記号だと読んだ
かっこの中の \(-\) \(3\) についた符号だと読んだ

確かめ

−8 − (−3) は、−8 から −3 を引く式
引く数を反対の数に変えて −8 + 3 = −5

答えの吟味

まん中を符号と読むと、引き算が消えてしまいます。

答え 順に、符号、計算記号、符号

例題4 使う言葉を選ぶ

次の(1)と(2)で使う言葉は、「基準との差」と「変化量」のどちらですか。

(1) 朝の気温と昼の気温をくらべて、上がった分を表す

(2) 目標の重さを決めて、そこからのずれを表す

時間の前後があるかどうかを見ます。

見分け この行でしたこと
(1)には時間の前後がある 最初の値と最後の値があると読んだ
(2)は基準をこちらで決める 同じ時点の値と基準をくらべると読んだ

確かめ

(1) 最後の値 − 最初の値 の形になる
(2) 実際の値 − 基準値 の形になる

答えの吟味

二つの語を混ぜないでください。 のとおりに分けました。

答え (1) 変化量 (2) 基準との差

例題5 書き方の約束に直す

次の書き方を、約束に合う形に直しなさい。

(1) \(-27\)\(2\) 乗を \(-27^{2}\) と書いた

(2) \(0\) になった商を \(+0\) と書いた

(3) \(7\)\(7^{1}\) と書いた

書くときの決まりの表を、上から当てはめます。

この行でしたこと
\((-27)^{2}\) 負の数を累乗するので、かっこをつけた
\(0\) \(0\) に符号をつけないので、\(+\) を取った
\(7\) 指数が \(1\) なので、\(1\) を書かないことにした

確かめ

−27 の 2 乗 は (−27) × (−27) で、かっこの中ぜんぶが底
かっこをつけないと、底は 27 だけになる

答えの吟味

表す数が変わったのは、(1)だけです。(2)と(3)は書き方だけです。

答え (1) \((-27)^{2}\) (2) \(0\) (3) \(7\)

例題6 戻り先のレッスンを答える

次の言葉を決めたレッスンの名前を、それぞれ答えなさい。

(1) くくり出し (2) 反例 (3) 逆数

分野の見当をつけてから、表の右の列を読みます。

言葉 この行でしたこと
くくり出し 分野は累乗と計算の順序だと見当をつけた
反例 分野は数の集合と素数だと見当をつけた
逆数 分野は乗法・除法だと見当をつけた

確かめ

くくり出し … 同じ数が二か所にかけられているとき、その数をかっこの外へ出すこと
反例 … あてはまらない例のこと
逆数 … かけて 1 になる 2 数の、一方をもう一方の逆数

答えの吟味

意味を言えれば、名前も出てきます。

答え (1) くふうして計算する (2) 自然数・整数・数の広がり (3) 逆数

今日の問い

同じ「差」という言葉を、どうして一つの意味に決めなかったのでしょうか。

決められなかったのではありません。場面ごとに、何から何を引くかがちがうからです。

そこで、どの差なのかを名前で分けました。

よくある間違い

まちがい1:項を、符号を落として書き出す

\(9-4+2\) の項を、\(9\)\(4\)\(2\) と書いてしまうことがあります。

✗ 項を 9 、4 、2 とした → 9 + 4 + 2 = 15
○ 項は +9 、−4 、+2 → +9 − 4 + 2 = 7
元の式 9 − 4 + 2 = 7 と合うのは ○ のほう

\(15\) は、元の式の値と合いません。符号を落としたぶんだけ、\(-4\)\(+4\) に変わったからです。

まちがい2:負の数を累乗するのに、かっこをつけない

\(-21\)\(2\) 乗を書くときに、かっこを忘れることがあります。

✗ かっこなしの形 → −(21 × 21) = −441
○ (−21) × (−21) = 441

かっこがなければ、底は \(21\) だけです。

\(441\)\(-441\) では、符号がちがいます。かっこは飾りではありません。

自分で確かめよう

紙に書いてから、答えを開いてください。用語を答える問題では、決めたレッスンの名前も書くこと。

  1. 二つの数の大小を表す記号 \(<\)\(>\) を何といいますか。口の開いたほうが向くのは、大きい数と小さい数のどちらですか。

  2. ある数を表す点と原点との距離を何といいますか。

  3. 式を \(+\)\(-\) で区切った、ひとかたまりを何といいますか。符号はどちらに入りますか。

  4. 累乗で、繰り返しかける数と、右上に書く数を、それぞれ何といいますか。

  5. あてはまらない例のことを何といいますか。また、同じ整数を \(2\) 回かけてできる数を何といいますか。

  6. \(-14\) の絶対値を、記号を使って書き、値を求めなさい。

  7. \(12-5+8\) の項を全部書き出し、正の項と負の項に分けなさい。

  8. \(-7-(-4)\) にある三つの \(-\) は、それぞれ符号ですか、計算記号ですか。

  9. 「4つの型」と「4つの形」は、それぞれどのレッスンで決めましたか。

  10. 「二段階」と「二つの段階」は、それぞれ何の手順の名前ですか。

  11. 標高差の「差」は、「基準からのずれ」と「二つの値のへだたり」のどちらですか。理由も書きなさい。

  12. 「一つもない」と「一つに決まらない」は、それぞれどんなわり算のことですか。

  13. 次の書き方を、約束に合う形に直しなさい。(1) \(-16\)\(2\) 乗を \(-16^{2}\) と書いた (2) \(0\) になった商を \(-0\) と書いた

  14. 「仮平均」と「変化量」を決めたレッスンの名前を、それぞれ答えなさい。

答えと考え方

1.〜5. 用語を答える問題です。確かめは、その言葉を決めたレッスンにさかのぼることです。

決めたレッスン
1 2-4 正負の数の大小を比べる
2 2-2 絶対値は0からの距離
3 4-4 項という見方
4 7-1 累乗(底と指数)
5 8-1 自然数・整数・数の広がり と 8-5 素因数分解を使う

答えの吟味

言葉の意味まで言えるか、見てください。

答え 1 不等号。開いたほうが大きい数を向く 2 絶対値 3 項。符号は項に入る 4 底と指数 5 反例と平方数

6. 確かめ

−14 を表す点から原点までは、目盛り 14 個ぶん
距離だから 0 以上

答えの吟味

記号はレッスン「絶対値は0からの距離」で決めました。

答え \(|-14| = 14\)

7. 確かめ

12 − 5 + 8 = 15
並べかえて +12 + 8 − 5 = 15

答えの吟味

レッスン「項という見方」のとおり、符号ごと書き出しました。

答え 項は \(+12\)\(-5\)\(+8\)。正の項は \(+12\)\(+8\)、負の項は \(-5\)

8. 確かめ

−7 − (−4) は、引く数を反対の数に変えて −7 + 4 = −3

答えの吟味

読み分けはレッスン「符号と計算記号を読み分ける」で決めました。

答え 順に、符号、計算記号、符号

9.・10. 確かめ

「型」は減法、「形」はかっこ外しです。「二段階」は減法、「二つの段階」は加法です。

答えの吟味

数え方の言葉ではなく、レッスンの名前で見分けます。

答え 9 型は 4-2 4つの型の減法を計算する、形は 4-3 かっこを外して和の形に書く

答え 10 二段階は減法を計算する二段階、二つの段階は同じ符号の数をたす二つの段階

11. 確かめ

レッスン「入試型の利用問題」で 標高差は、二つの標高のちがいです。時間の前後がないので、変化量ではありません。 と決めました。

答えの吟味

二つの地点に、時間の前後はありません。

答え 二つの値のへだたり。二つの標高のちがいであって、時間の前後もないから

12. 確かめ

5 ÷ 0 … 0 にかけて 5 になる数は一つもない
0 ÷ 0 … どんな数でもあてはまり、一つに決まらない

答えの吟味

レッスン「0のあつかいと、0で割れない理由」で決めた書き分けです。

答え 「一つもない」は \(0\) でない数を \(0\) で割るとき、「一つに決まらない」は \(0\div 0\) のとき

13. 確かめ

−16 の 2 乗 は (−16) × (−16) で、かっこの中ぜんぶが底
0 には符号がない

答えの吟味

(1)は表す数が変わります。(2)は書き方だけが変わります。

答え (1) \((-16)^{2}\) (2) \(0\)

14. 確かめ

分野は「正負の数の利用」です。

答えの吟味

どちらもセクション \(9\) で決めました。

答え 仮平均は 9-2 仮平均で平均を求める、変化量は 9-3 変化量

次のレッスンへ

用語と記号が、一枚になりました。あやしい言葉は、表の右の列のレッスンへ戻ってください。

次のレッスンは「ミスの四つの種類」です。まちがいを四つに分けて、どこで道を外したかを見つけられるようにします。

次のレッスンへ ミスの四つの種類 →

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:用語と記号の総整理

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    この単元で決めた「項」の意味として正しいものはどれですか。
  2. 設問 1
    $-5$ の絶対値が負の数にならないのは、なぜですか。
  3. 設問 2
    $-9+16-5$ の項を全部書き出したものはどれですか。
  4. 設問 3
    $-13$ を $2$ 回かけてできる数を、約束に合う形で書き、その値を求めるとどうなりますか。
  5. 設問 4
    ある人が、開店時に $80$ 個あった品物が閉店時に $53$ 個になったことを、「基準との差は $-27$ 個です」と答えました。どこがちがいますか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。