LESSON 01

かっこを含む方程式

かっこが二つある方程式に挑む

片側にかっこが二つ並ぶ形を解く。二つ目のかっこの前がマイナスのときに符号を取りこぼさないよう、外す作業とまとめる作業を分けて確実に進める。

かっこが二つある方程式に挑む

このレッスンでできるようになること

  • かっこが二つ並んだ方程式を、かっこを1つずつ外して解ける
  • 二つ目のかっこの前がマイナスのとき、中のすべての項に符号を配れる
  • セクション4で学んだかっこの外し方と解く手順を、一覧として使える

前のレッスンの確認

  • … 式を \(+\)\(-\) で区切った、ひとかたまりのこと(符号は項に含まれる)
  • 同類項 … 文字の部分がまったく同じ項どうしのこと
  • 移項 … 項を、符号を変えて反対の辺へ移すこと
  • 係数 … 文字にかけられている数のこと
  • 分配法則\(a(b + c) = ab + ac\)

このセクションでは、分配法則、かっこの外し方、外したあとの整理、そしてかっこを含む方程式の解き方を扱ってきました。手順は「かっこを外す → 移項 → 同類項をまとめる → 係数で割る → 検算」です。ここまでのかっこは、式の中に1つか、左辺と右辺に1つずつでした。

片側にかっこが二つ並ぶ形

今回扱うのは、片方の辺にかっこが二つ並んだ形です。

\(2(x - 1) - 3(x + 2) = -9\)

左辺に \(2(x - 1)\)\(3(x + 2)\) の二つのかたまりがあります。やることは今までと変わりませんが、一つだけ注意点があります。二つ目のかっこの前がマイナスだということです。ここが最大の落とし穴です。

\(-3(x + 2)\) のかっこの前にあるのは \(3\) ではなく \(-3\) です。符号は数にくっついて動きます。ですから \(-3\) を、かっこの中の \(x\) にも \(+2\) にもかけます。

\(-3(x + 2) = -3x - 6\)

\(-3 \times x = -3x\)\(-3 \times (+2) = -6\) です。\(+2\) にかける \(-3\) を忘れると、\(6\) の符号が逆になります。

かっこの前の符号を先に書き出す

式を見たら、計算を始める前に、それぞれのかっこの前が \(+\)\(-\) かに印をつけます。

2(x − 1) − 3(x + 2) = −9
↑          ↑
前は +      前は −

つけたら、かっこの前の数を符号ごと読み直します。一つ目は \(+2\)、二つ目は \(-3\) です。この一手間で取りこぼしは激減します。

かっこの前のマイナスを両方に配る マイナス3かっこxたす2の、マイナス3から、かっこの中のxとプラス2の両方へ矢印が伸びて、外すとマイナス3xマイナス6になることを示した図。 −3 ( x +2 ) −3 は x と +2 の 両方にかける 外すと −3x − 6

例題1 二つ目のかっこの前がマイナス

\(2(x - 1) - 3(x + 2) = -9\) を解きます。かっこは1つずつ外します。 一度に外そうとすると、どこかの符号を落とします。

この行でしたこと
\(2(x - 1) - 3(x + 2) = -9\) もとの式。前の符号は \(+\)\(-\)
\(2x - 2 - 3(x + 2) = -9\) 一つ目のかっこだけを外した
\(2x - 2 - 3x - 6 = -9\) 二つ目のかっこを外した(\(-3\)\(x\)\(+2\) の両方にかけた)
\(-x - 8 = -9\) 同類項をまとめた(\(2x - 3x = -x\)\(-2 - 6 = -8\)
\(-x = -1\) \(-8\) を右辺へ移項した
\(x = 1\) 両辺を \(-1\) で割った

確かめ

左辺 = 2 × (1 − 1) − 3 × (1 + 2) = 0 − 9 = −9
右辺 = −9
左辺 = 右辺 なので x=1 は解

例題2 順番を入れかえた形

\(3(x + 2) - 2(x - 1) = 15\) を解きます。二つ目のかっこの中が \(x - 1\) で、前が \(-2\) なので、\(-2 \times (-1) = +2\) となり、外したあとはプラスになります。

この行でしたこと
\(3(x + 2) - 2(x - 1) = 15\) もとの式。前の符号は \(+\)\(-\)
\(3x + 6 - 2(x - 1) = 15\) 一つ目のかっこだけを外した
\(3x + 6 - 2x + 2 = 15\) 二つ目のかっこを外した(\(-2 \times (-1) = +2\)
\(x + 8 = 15\) 同類項をまとめた
\(x = 7\) \(8\) を右辺へ移項した

確かめ

左辺 = 3 × (7 + 2) − 2 × (7 − 1) = 27 − 12 = 15
右辺 = 15
左辺 = 右辺 なので x=7 は解

例題3 係数が省略されている形

\(4(x - 1) - (x + 5) = 0\) を解きます。二つ目のかっこの前には数がありません。書かれていないだけで \(1\) があり、符号までふくめると \(-1\) です。

\(-(x + 5) = -1(x + 5) = -x - 5\)

不安なら、省略された \(1\) を書き戻してから外します

この行でしたこと
\(4(x - 1) - (x + 5) = 0\) もとの式
\(4(x - 1) - 1(x + 5) = 0\) 省略された \(1\) を書き戻した
\(4x - 4 - 1(x + 5) = 0\) 一つ目のかっこだけを外した
\(4x - 4 - x - 5 = 0\) 二つ目のかっこを外した(\(-1\) を両方にかけた)
\(3x - 9 = 0\) 同類項をまとめた
\(3x = 9\) \(-9\) を右辺へ移項した
\(x = 3\) 両辺を \(3\) で割った

確かめ

左辺 = 4 × (3 − 1) − (3 + 5) = 8 − 8 = 0
右辺 = 0
左辺 = 右辺 なので x=3 は解

例題4 二つとも前がプラスの形

前が両方とも \(+\) の形も見ておきます。\(5(x + 2) + 3(x - 4) = 46\) を解きます。前が \(+\) なら、かっこの中の符号はそのままです。

この行でしたこと
\(5(x + 2) + 3(x - 4) = 46\) もとの式。前の符号は \(+\)\(+\)
\(5x + 10 + 3(x - 4) = 46\) 一つ目のかっこだけを外した
\(5x + 10 + 3x - 12 = 46\) 二つ目のかっこを外した
\(8x - 2 = 46\) 同類項をまとめた
\(8x = 48\) \(-2\) を右辺へ移項した
\(x = 6\) 両辺を \(8\) で割った

確かめ

左辺 = 5 × (6 + 2) + 3 × (6 − 4) = 40 + 6 = 46
右辺 = 46
左辺 = 右辺 なので x=6 は解

例題1から4まで、やっていることは同じです。ちがうのは、かっこの前の符号だけです。

例題5 解が負になる形

\(3(x + 1) - 5(x - 2) = 21\) を解きます。

この行でしたこと
\(3(x + 1) - 5(x - 2) = 21\) もとの式。前の符号は \(+\)\(-\)
\(3x + 3 - 5(x - 2) = 21\) 一つ目のかっこだけを外した
\(3x + 3 - 5x + 10 = 21\) 二つ目のかっこを外した(\(-5 \times (-2) = +10\)
\(-2x + 13 = 21\) 同類項をまとめた
\(-2x = 8\) \(13\) を右辺へ移項した
\(x = -4\) 両辺を \(-2\) で割った

確かめ

左辺 = 3 × (−4 + 1) − 5 × (−4 − 2) = −9 + 30 = 21
右辺 = 21
左辺 = 右辺 なので x=−4 は解

解が負になっても、検算が合えばそれが解です。

例題6 解が分数になる形

\(4(x + 1) - 2(x - 7) = 23\) を解きます。

この行でしたこと
\(4(x + 1) - 2(x - 7) = 23\) もとの式。前の符号は \(+\)\(-\)
\(4x + 4 - 2(x - 7) = 23\) 一つ目のかっこだけを外した
\(4x + 4 - 2x + 14 = 23\) 二つ目のかっこを外した(\(-2 \times (-7) = +14\)
\(2x + 18 = 23\) 同類項をまとめた
\(2x = 5\) \(18\) を右辺へ移項した
\(x = \dfrac{5}{2}\) 両辺を \(2\) で割った

確かめ

\(x = \dfrac{5}{2}\) を元の式に入れると、左辺は \(4 \times \left( \dfrac{5}{2} + 1 \right) - 2 \times \left( \dfrac{5}{2} - 7 \right) = 4 \times \dfrac{7}{2} - 2 \times \left( -\dfrac{9}{2} \right) = 14 + 9 = 23\) となり、右辺の \(23\) と一致します。

割り切れないときも、そのまま分数で答えます。

セクション4のまとめ

このセクションで手に入れた道具を並べます。困ったときはここに戻ってきてください。

分配法則

\(a(b + c) = ab + ac\)

かっこの外にある数を、かっこの中のすべての項にかける、という決まりです。

かっこの外し方 4パターン

かっこの前 外した形 中の符号
正の数 \(4(x + 3)\) \(4x + 12\) そのまま
負の数 \(-2(x - 5)\) \(-2x + 10\) すべて反対になる
マイナスだけ(\(-1\) が省略) \(-(x + 7)\) \(-x - 7\) すべて反対になる
プラスだけ(\(+1\) が省略) \(+(x - 3)\) \(x - 3\) そのまま

下の2つは数が省略されているだけで、上の2つと同じことをしています。迷ったら \(1\) を書き戻します。

かっこを含む方程式を解く手順

かっこを含む方程式を解く5段階 かっこを外す、移項する、同類項をまとめる、係数で割る、検算する、の5つの箱が上から順に矢印でつながった図。 1 かっこを外す 2 移項する 3 同類項をまとめる 4 係数で割る 5 検算する
  1. かっこを外す … かっこの前の符号に印をつけ、1つずつ外す
  2. 移項する … 文字の項を片方の辺へ、数の項をもう片方の辺へ
  3. 同類項をまとめる\(ax = b\) の形にする
  4. 係数で割る … 両辺を \(x\) の係数で割る
  5. 検算する … 出た値をもとの式に代入し、左辺と右辺が等しいか確かめる

よくある符号の取りこぼしと、その防ぎ方

取りこぼし 防ぎ方
二つ目のかっこの前のマイナスを、後ろの項に配り忘れる かっこの前の符号に先に印をつけ、かっこを1つずつ外す
\(-(x + 5)\)\(-x + 5\) としてしまう 省略された \(1\) を書き戻し、\(-1(x + 5)\) にしてから外す
かっこの中の数に、外の数をかけ忘れる 外の数から中のすべての項へ矢印を引いてから計算する
移項するときに符号を変え忘れる 移した項の符号だけを、その場で読み直す
解が負や分数になると計算ミスだと思う 検算する。左辺と右辺が合えば、それが解

今日の問い

\(2(x - 1) - 3(x + 2) = -9\) の二つ目のかっこを外すと \(-3x - 6\) になります。\(-3x + 6\) ではありません。なぜでしょうか。

かっこの前にあるのは \(3\) ではなく \(-3\) だからです。分配法則は外にある数を中のすべての項にかける決まりで、ここでの外の数は符号こみで \(-3\) です。

\(-3 \times x = -3x \qquad -3 \times (+2) = -6\)

\(+2\) にかけているのは \(-3\) なので、結果は \(-6\) です。\(-3x + 6\) とすると、\(+2\) にかけたのが \(+3\) だったことになり、外の数が途中で変わってしまいます。

符号は数の一部です。 \(-3\) をひとかたまりで持ち運べば、\(+2\) にかけた結果は自然に \(-6\) になります。

よくある間違い

まちがい1:二つ目のかっこの中の、後ろの項に符号を配らない

✗ 2(x − 1) − 3(x + 2) = −9
✗ 2x − 2 − 3x + 6 = −9
✗ −x + 4 = −9
✗ −x = −13
✗ x = 13

\(x\) には \(-3\) をかけたのに、\(+2\) には \(+3\) をかけています。かっこの前の数が途中で変わっています。

○ 2(x − 1) − 3(x + 2) = −9
○ 2x − 2 − 3x − 6 = −9
○ −x − 8 = −9
○ −x = −1
○ x = 1

誤答の \(x = 13\) をもとの式に入れると、左辺は \(2 \times 12 - 3 \times 15 = 24 - 45 = -21\) です。右辺の \(-9\) と合いません。代入して合わなければ、必ずどこかの行がちがいます。

まちがい2:かっこの前がマイナスだけのとき、後ろの項の符号を変えない

✗ 4(x − 1) − (x + 5) = 0
✗ 4x − 4 − x + 5 = 0
✗ 3x + 1 = 0
✗ 3x = −1

\(-(x + 5)\)\(-x + 5\) としています。省略されているのは \(1\) で、符号は \(-\) のままです。\(-1\)\(x\) にも \(+5\) にもかけるので \(-x - 5\) です。

○ 4(x − 1) − (x + 5) = 0
○ 4(x − 1) − 1(x + 5) = 0
○ 4x − 4 − x − 5 = 0
○ 3x − 9 = 0
○ 3x = 9
○ x = 3

誤答の \(x = -\dfrac{1}{3}\) をもとの式に入れると、左辺は \(-10\) になり、右辺の \(0\) と合いません。

まちがい3:かっこの中の数に、外の数をかけ忘れる

✗ 3(x + 2) − 2(x − 1) = 15
✗ 3x + 2 − 2x + 1 = 15      ← 中の数に外の数をかけていない
✗ x + 3 = 15
✗ x = 12

\(x\) には \(3\)\(-2\) をかけたのに、\(+2\)\(-1\) はそのまま書き写しています。分配法則は中のすべての項にかける決まりです。

○ 3(x + 2) − 2(x − 1) = 15
○ 3x + 6 − 2x + 2 = 15
○ x + 8 = 15
○ x = 7

誤答の \(x = 12\) を入れると、左辺は \(3 \times 14 - 2 \times 11 = 42 - 22 = 20\) で、右辺の \(15\) と合いません。

自分で確かめよう

紙に書いてから、答えを開いてください。まず、それぞれのかっこの前が \(+\)\(-\) かに印をつけること。

  1. \(4(x - 3) - 2(x + 1) = 10\) を解きなさい。

  2. \(3(x + 2) - (x + 4) = 10\) を解きなさい。

  3. \(4(x + 2) - 6(x - 1) = 20\) を解きなさい。

  4. \(6(x + 1) - 2(x - 2) = 15\) を解きなさい。

  5. 次の変形はまちがっています。どの行から違いますか。正しく解き直しなさい。

5(x − 1) − 2(x + 3) = 7
5x − 5 − 2x + 6 = 7
3x + 1 = 7
3x = 6
x = 2
  1. 次の変形はまちがっています。どの行から違いますか。正しく解き直しなさい。
3(x − 2) − (x + 9) = 3
3x − 6 − x + 9 = 3
2x + 3 = 3
2x = 0
x = 0
  1. かっこを含む方程式を解く手順を、5段階で答えなさい。
答えと考え方

1. 前の符号は \(+\)\(-\) です。\(-2\)\(x\) にも \(+1\) にもかけます。

4(x − 3) − 2(x + 1) = 10
4x − 12 − 2(x + 1) = 10    ← 一つ目のかっこを外した
4x − 12 − 2x − 2 = 10      ← 二つ目のかっこを外した
2x − 14 = 10               ← 同類項をまとめた
2x = 24                    ← −14 を移項した
x = 12                     ← 両辺を 2 で割った
左辺 = 4 × (12 − 3) − 2 × (12 + 1) = 36 − 26 = 10
右辺 = 10
左辺 = 右辺 なので x=12 は解

2. 二つ目のかっこの前には \(1\) が省略されています。符号こみで \(-1\) です。

3(x + 2) − (x + 4) = 10
3(x + 2) − 1(x + 4) = 10   ← 省略された 1 を書き戻した
3x + 6 − 1(x + 4) = 10     ← 一つ目のかっこを外した
3x + 6 − x − 4 = 10        ← 二つ目のかっこを外した
2x + 2 = 10                ← 同類項をまとめた
2x = 8                     ← 2 を移項した
x = 4                      ← 両辺を 2 で割った
左辺 = 3 × (4 + 2) − (4 + 4) = 18 − 8 = 10
右辺 = 10
左辺 = 右辺 なので x=4 は解

3. \(-6 \times (-1) = +6\) です。文字の項の係数が負になりますが、そのまま進めます。

4(x + 2) − 6(x − 1) = 20
4x + 8 − 6(x − 1) = 20     ← 一つ目のかっこを外した
4x + 8 − 6x + 6 = 20       ← 二つ目のかっこを外した
−2x + 14 = 20              ← 同類項をまとめた
−2x = 6                    ← 14 を移項した
x = −3                     ← 両辺を −2 で割った
左辺 = 4 × (−3 + 2) − 6 × (−3 − 1) = −4 + 24 = 20
右辺 = 20
左辺 = 右辺 なので x=−3 は解

4. 割り切れませんが、そのまま分数で答えます。

6(x + 1) − 2(x − 2) = 15
6x + 6 − 2(x − 2) = 15     ← 一つ目のかっこを外した
6x + 6 − 2x + 4 = 15       ← 二つ目のかっこを外した
4x + 10 = 15               ← 同類項をまとめた
4x = 5                     ← 10 を移項した

答えは \(x = \dfrac{5}{4}\) です。もとの式に入れると、左辺は \(6 \times \left( \dfrac{5}{4} + 1 \right) - 2 \times \left( \dfrac{5}{4} - 2 \right) = 6 \times \dfrac{9}{4} - 2 \times \left( -\dfrac{3}{4} \right) = \dfrac{27}{2} + \dfrac{3}{2} = 15\) となり、右辺の \(15\) と一致します。

5. 2行目から違います。

\(-2(x + 3)\)\(+3\)\(-2\) をかけていません。\(-2 \times (+3) = -6\) なので \(-2x - 6\) です。

○ 5(x − 1) − 2(x + 3) = 7
○ 5x − 5 − 2(x + 3) = 7
○ 5x − 5 − 2x − 6 = 7
○ 3x − 11 = 7
○ 3x = 18
○ x = 6
左辺 = 5 × (6 − 1) − 2 × (6 + 3) = 25 − 18 = 7
右辺 = 7
左辺 = 右辺 なので x=6 は解

誤答の \(x = 2\) を入れると、左辺は \(5 \times 1 - 2 \times 5 = 5 - 10 = -5\) で、右辺の \(7\) と合いません。

6. 2行目から違います。

\(-(x + 9)\)\(-x + 9\) としています。省略されている数は \(1\) で、符号は \(-\) です。\(-1\)\(+9\) にもかけるので \(-9\) になります。

○ 3(x − 2) − (x + 9) = 3
○ 3(x − 2) − 1(x + 9) = 3
○ 3x − 6 − x − 9 = 3
○ 2x − 15 = 3
○ 2x = 18
○ x = 9
左辺 = 3 × (9 − 2) − (9 + 9) = 21 − 18 = 3
右辺 = 3
左辺 = 右辺 なので x=9 は解

誤答の \(x = 0\) を入れると、左辺は \(3 \times (-2) - 9 = -15\) で、右辺の \(3\) と合いません。

7.

  1. かっこを外す(前の符号に印をつけ、1つずつ外す)
  2. 移項する(文字の項と数の項を、それぞれの辺へ)
  3. 同類項をまとめる
  4. 両辺を \(x\) の係数で割る
  5. 検算する

次のレッスンへ

これでセクション4は終わりです。かっこが二つ並んでいても、前の符号に印をつけて1つずつ外せば、あとはこれまでどおりの手順で解けます。

ただし、ここまでの方程式には共通点があります。係数がすべて整数だということです。実際にはこんな形も出てきます。

\(0.2x + 0.5 = 1.1 \qquad \dfrac{x}{3} + \dfrac{x}{2} = 5\)

小数や分数が入ると計算が重くなります。次のセクションでは、こうした式を整数の式に直してから解く方法を扱います。今は解かなくて大丈夫です。形だけ見ておいてください。

次のセクションへ 小数の方程式を整数に直す →

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:かっこが二つある方程式に挑む

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    かっこを含む方程式を解く手順を、正しい順に並べたものはどれですか。
  2. 設問 1
    かっこが二つ並んだ方程式で、計算を始める前にそれぞれのかっこの前が $+$ か $-$ かに印をつけるのは、なぜですか。
  3. 設問 2
    $5(x + 6) - 2(x + 3) = 45$ の解はどれですか。
  4. 設問 3
    $6(x - 2) - 4(x + 1) = 8$ の解はどれですか。
  5. 設問 4
    ある人が $3(x - 4) - (x + 8) = 4$ を解いて $x = 4$ と答えました。どこでまちがえましたか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。