LESSON 01

接続詞・感動詞

接続詞・感動詞:長文・入試で使う

入試形式の品詞識別(接続詞・副詞・感動詞・名詞)、接続詞の関係判定、読解での接続詞の空欄補充を四段階の手順で解き、活用しない自立語の全体をまとめます。

接続詞・感動詞:長文・入試で使う

このレッスンの役割

ここは「接続詞・感動詞」の出口であり、「自立語・活用しない」の箱(名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞)がそろった地点です。四段階の手順と誤りの四つの型を、入試形式の問題で通して使い、箱全体の識別法をまとめます。

中心技能は、接続詞・感動詞を同形の副詞・名詞と区別し、接続詞の関係を判定し、読解で接続詞の空欄を埋めることです。目安時間は10分です。

入試でどう出るか

接続詞・感動詞は、三つの形で出ます。

  1. 品詞の識別:「──線部『また』と同じ品詞のものを選べ」(副詞と接続詞)
  2. 関係の判定:「──線部の接続詞と同じ働きのものを選べ」
  3. 読解の空欄補充:「空欄に入る接続詞を選べ」(文章の論理)

総合問題

問1

次の──線部①〜④の品詞を答えなさい。

①おや、雨だ。②でも、傘はない。③やはり、走るしかない。④さあ、行こう。

問2

次の──線部「また」と同じ品詞のものを選びなさい。

彼は歌った。また、踊った。 ア また会いましょう イ また雨が降った ウ 走った。また、跳んだ エ また一つ覚えた

問3

次の──線部「しかし」と同じ働きの接続詞を選びなさい。

必死に練習した。しかし、結果は出なかった。 ア だから イ ところが ウ つまり エ そして

問4

次の文章の空欄に入る接続詞を選びなさい。

読書は語彙を増やす。( A )、思考の幅を広げる。( B )、ただ読めばよいわけではない。考えながら読むことが大切だ。 A:ア しかし イ さらに ウ ところで エ なぜなら B:ア そして イ だから ウ しかし エ つまり

答えと判断

問1

①感動詞(感動)、②接続詞(逆接)、③副詞(「走る」を修飾)、④感動詞(かけ声・呼びかけ)。

問2

ウ。本文の「また」は前後の文をつなぐ接続詞。ウも接続詞。ア・イ・エは「会う」「降った」「覚えた」を修飾する副詞。

問3

イ。「しかし」は逆接。「ところが」も逆接。アは順接、ウは説明、エは並立。

問4

A:イ「さらに」(語彙を増やす+思考を広げる:添加)。B:ウ「しかし」(良い点を述べたあと、注意点に転じる:逆接)。

誤答を診断する

誤答 型 戻るレッスン
問1で③を接続詞 副詞を接続詞と見なした 誤った分析を直す(型②)
問2でア 副詞と接続詞の混同 分け方・見分け方を使う(段階2)
問3でア 関係の取り違え 誤った分析を直す(型④)
問4のBでア 前後の内容を見なかった 誤った分析を直す(型④)

活用しない自立語の識別(箱全体のまとめ)

順序 問い 品詞
1 「が」が付いて主語になれる 名詞
2 名詞だけを修飾する 連体詞
3 用言・副詞を修飾する 副詞
4 前後の文・文節をつなぐ 接続詞
5 他の文節と関係せず独立する 感動詞

この順に問うと、五つの品詞は一つに決まります。

答案で落とさないための確認

確認 見るもの
修飾しているか していれば副詞、していなければ接続詞
独立語の品詞 名前なら名詞、決まった語なら感動詞
関係は前後の内容で決めたか 予想どおり/逆/追加/理由
設問は品詞か成分か 接続詞/接続語

よくある間違い

「また」を見たら全部同じ品詞にする

文中で修飾しているかで決めます。入試の定番です。

接続詞の関係を暗記だけで答える

「ところが」が逆接だと知らなくても、前後の内容で判定できます。

読解の空欄補充で、前だけ読んで決める

空欄の後ろまで読んで、前後の関係を決めます。

自分で説明しよう

確認1:活用しない自立語の五つの品詞を決める順序

「が」が付く(名詞)、名詞を修飾(連体詞)、用言を修飾(副詞)、つなぐ(接続詞)、独立(感動詞)。

確認2:「また」が接続詞になる条件

修飾せず、前後の文や文節をつないでいること。

確認3:読解の空欄補充で接続詞を決める根拠

空欄の前後の内容の関係。

セクションの出口

入試形式で、接続詞・感動詞を副詞・名詞と区別し、関係を判定し、空欄を埋められたら完了です。「自立語・活用しない」の箱はこれで全部です。

次のセクション「助詞の働き」からは、付属語の箱に入ります。最初は活用しない付属語、助詞です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:接続詞・感動詞を入試で使う

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    「やはり、走るしかない」の「やはり」の品詞はどれですか。
  2. 設問 1
    「彼は歌った。また、踊った」の「また」と同じ品詞のものはどれですか。
  3. 設問 2
    「しかし」と同じ働きの接続詞はどれですか。
  4. 設問 3
    「読書は語彙を増やす。( )、思考の幅を広げる」に入る接続詞はどれですか。
  5. 設問 4
    活用しない自立語の五つの品詞はどれですか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。