LESSON 01

前提チェック:文・文節・単語

前提チェック:文・文節・単語:分け方・見分け方を使う

「ね」を挟んで文節に区切る、述語を文末から見つける、述語に「誰が」と問うて主語を見つける、という三つの基本手順が使えるかを診断します。

前提チェック:文・文節・単語:分け方・見分け方を使う

このレッスンの役割

前のレッスンで、三つの単位と文法でやることを確かめました。ここでは、このコース全体で使い続ける三つの基本手順が、今どのくらい使えるかを診断します。

今回の中心技能は、「『ね』で文節に区切る → 文末から述語を見つける → 述語に『誰が』と問うて主語を見つける」の三段階を一行ずつ書けることです。目安時間は9分です。

今日の問い

昨日、姉が駅前の店で古い時計を買った。

主語と述語を手順で見つけます。「ね」で区切ると「昨日/姉が/駅前の/店で/古い/時計を/買った」。述語は文末の「買った」。「買った」のは誰かと問うと「姉が」。主語は「姉が」、述語は「買った」です。

手順を一行ずつ

段階 すること 今日の問いの場合
1 「ね」を挟んで文節に区切る 昨日/姉が/駅前の/店で/古い/時計を/買った
2 文末から述語を見つける 買った
3 述語に「誰が・何が」と問うて主語を見つける 姉が

述語は原則として文末にあります。主語は述語から探すので、順番は述語が先です。

段階1:「ね」で区切る

文 区切り
鳥が空を飛ぶ 鳥がね/空をね/飛ぶね
とても大きな犬だ とてもね/大きなね/犬だね
本を読んでいる 本をね/読んでね/いるね

「読んでいる」は「読んで」と「いる」で二文節です。「ね」を挟んで不自然でなければ区切れます。

段階2:述語は文末

述語の形 例
どうする(動作) 走る、買った、読んでいる
どんなだ(様子) 大きい、静かだ、美しかった
何だ(名前・分類) 犬だ、学生です
ある・いる・ない 本がある、人がいない

述語の形は四種類で、全部文末に来ます。

段階3:主語は述語から

述語に「誰が」「何が」と問います。「買ったのは誰?」→「姉が」。主語には「が」「は」のほか、「も」「こそ」「だけ」も付きます。

文 述語 問い 主語
弟も来た 来た 来たのは誰? 弟も
雨こそ降らなかった 降らなかった 降らなかったのは何? 雨こそ
私だけ残った 残った 残ったのは誰? 私だけ

診断:三問

  1. 「公園で子どもたちが元気に走っている。」の主語と述語
  2. 「この花はとても美しい。」の主語と述語
  3. 「兄の部屋には本がたくさんある。」の主語と述語
答え
  1. 主語「子どもたちが」、述語「走っている」(「走って/いる」の二文節だが、述語としてまとめて扱う)
  2. 主語「花は」、述語「美しい」
  3. 主語「本が」、述語「ある」。「部屋には」は主語ではなく場所を示す修飾語。

よくある間違い

文の最初の文節を主語だと思う

「昨日」「公園で」「兄の部屋には」は主語ではありません。述語に「誰が」と問って決めます。

「は」が付けば主語だと思う

「兄の部屋には」の「は」は主語の印ではありません。「ある」のは「本が」です。

述語を文の途中で探す

述語は文末です。長い文でも、まず文末を見ます。

自分で確かめよう

確認1:主語と述語を見つける順番と理由

述語が先。主語は述語に「誰が」と問って決めるから。

確認2:「庭には花が咲いている」の主語

「花が」。「庭には」は場所の修飾語。

確認3:述語の四つの形

どうする、どんなだ、何だ、ある・いる・ない。

まとめと次の一歩

基本手順は、「ね」で区切る、文末から述語、述語から主語、の三段階です。主語は文頭でも「は」付きでもなく、述語に「誰が」と問って決めます。

次のレッスンでは、この前提チェックでよく起きる誤りを集め、どこで崩れたかを見抜けるようにします。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:主語・述語の基本手順

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    主語と述語を見つけるとき、先に見つけるのはどちらですか。
  2. 設問 1
    「昨日、姉が駅前の店で古い時計を買った」の主語はどれですか。
  3. 設問 2
    「兄の部屋には本がたくさんある」の主語はどれですか。
  4. 設問 3
    述語の形として正しいものはどれですか。
  5. 設問 4
    「弟も来た」の主語はどれですか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。