LESSON 01

文の成分と品詞マスターチェック

文の成分と品詞マスターチェック:文の中の働きをつかむ

コース全体で学んだ文節・成分・品詞・活用・長文構造を一つの地図にまとめ、入試の文法問題がどの技能を問うているかを形から見分ける入口をつかみます。

文の成分と品詞マスターチェック:文の中の働きをつかむ

このレッスンの役割

このセクションは、コース「文の成分と品詞」の最終確認です。十四のセクションで、文節の区切り、文の成分、品詞十種類、活用、長い文の構造を学んできました。ここでは、それらを一つの地図にまとめ、入試の問題を見たときに「どの技能を使うか」をすぐに決められるようにします。

今回の中心技能は、文法問題を見て、問われている技能と使う手順を言えることです。目安時間は8分です。

今日の問い

次の四問は、それぞれどの技能を問うていますか。

  1. 「次の文はいくつの文節からできているか」
  2. 「──線部の文節の成分を答えよ」
  3. 「──線部『ない』と同じ品詞のものを選べ」
  4. 「──線部の動詞の活用形を答えよ」

1は文節の区切り(自立語の数)、2は文の成分(五種類の消去法)、3は品詞の識別(「ぬ」テスト)、4は活用(後ろの語)。形から技能が決まり、技能から手順が決まります。

技能の地図

技能 問われ方 手順の核 学んだセクション
文節の区切り 文節数、区切り線 「ね」+自立語の数+四つの基準 文・文節・単語、文節に区切ろう
文の成分 成分名、主語・述語の対応、係り受け 独立語→述語→主語→接続語→修飾語 主語と述語、修飾語、接続語・独立語
単語の分類 単語数、自立語・付属語、活用の有無 文節の先頭=自立語、「ない・た・ば」で活用 文節と単語の違い
品詞の識別 品詞名、同じ品詞の選択 四つの箱→各箱のテスト 名詞〜助動詞の八セクション
活用 活用の種類、活用形 基本形→「ない」→後ろの語 動詞と活用、形容詞・形容動詞
助詞・助動詞の意味 同じ意味・用法の選択 言い換え、前の形 助詞の働き、助動詞の働き
長文の構造 長い文の主語、要点 文末から骨組み、節を外す 長い文の構造

品詞十種類の地図

箱 品詞 決め手
自立語・活用する 動詞 言い切りがウ段
形容詞 言い切りが「い」
形容動詞 言い切りが「だ」、「〜な」で名詞に続く
自立語・活用しない 名詞 「が」が付く
副詞 用言を修飾
連体詞 名詞だけを修飾
接続詞 前後をつなぐ
感動詞 独立する
付属語・活用しない 助詞 活用しない
付属語・活用する 助動詞 活用する

問題の形と手順の対応

問題の形 最初にすること
文節数 自立語に印をつける
成分 文末の述語を決める
品詞 自立語か付属語か、活用するか
同じ品詞・同じ意味 本文の語のテストを先に済ませる
活用形 基本形に戻し、後ろの語を見る
長い文の主語 文末の述語に「何が」と問う

よくある間違い

問題の形を見ずに、見た瞬間の答えを書く

形から技能と手順が決まります。手順を踏む数秒が一点を守ります。

品詞の識別で、箱を決めずに十種類から選ぶ

自立語か付属語か、活用するかで箱を決めれば、候補は二〜五個です。

文法を暗記科目だと思う

ほとんどの問題はテスト(「ね」「が」「ない」「ぬ」「〜な」)で決まります。覚えるのはテストです。

自分で確かめよう

確認1:「──線部『ない』と同じ品詞」はどの技能で、何を使いますか

品詞の識別。「ぬ」に置き換えられるか。

確認2:品詞を決める最初の二つの問い

自立語か付属語か、活用するかしないか。

確認3:長い文の主語を決める最初の一手

文末の述語に「何が」と問う。

まとめと次の一歩

入試の文法問題は、七つの技能のどれかを問います。問題の形から技能が決まり、技能から手順とテストが決まります。品詞は四つの箱から絞ります。

次のレッスンでは、入試本番で文法問題を解く手順を一行ずつ使えるようにします。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。

UNDERSTANDING CHECK

理解チェック:文法の技能の地図

70% 合格ライン
  1. 設問 0
    「──線部『ない』と同じ品詞のものを選べ」はどの技能を問う問題ですか。
  2. 設問 1
    品詞を決める最初の二つの問いはどれですか。
  3. 設問 2
    「自立語・活用する」の箱に入る品詞はどれですか。
  4. 設問 3
    「文節数を答えよ」で最初にすることはどれですか。
  5. 設問 4
    文法問題の多くが「テストで決まる」というときのテストの例として適切でないのはどれですか。

まずは自分で選んでみましょう。採点・学習履歴への記録は、回答APIとの連携時に追加します。