長いto不定詞を目的語のまとまりとして読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、疑問文でもto不定詞の内容を保ちました。今回は、to不定詞が目的語・場所・時などを後ろに連れたとき、どこまでが中心動詞の目的語なのかを読み取ります。
目標は、中心の骨組みを先に取り出し、to不定詞の動作へ結び付く「何を・どこで・いつ」まで括弧を広げられることです。次は、このセクション全体の到達診断へ進みます。
おすすめの学び方
中心動詞へ丸を付け、to+基本形から右へ「その動作に必要な情報はどれか」を問いながら線を伸ばします。単語ごとの訳ではなく、まとまり全体を一つの目的語として読んでください。
to不定詞から右へ意味を広げる
目的語を含める
I want [to read this book].
this bookはreadの「何を」に答えます。wantの直接の目的語をthis bookだけとせず、to read this book全体で「この本を読むこと」です。
場所と時を含める
We hope [to meet Ken at the station tomorrow].
at the stationとtomorrowがmeetの場所・時を表すため、希望する内容の中へ含めて読めます。
中心の骨組みはWe hope、目的語の内容は「明日駅でケンに会うこと」です。
例題:どちらの動作を説明するか
Aya decided to study English at home.
at homeが「決めた場所」ではなく「勉強する場所」を表すなら、次のように囲みます。
Aya decided [to study English at home].
何を決めたかは「家で英語を勉強すること」です。
文全体の時と内容の時
Yesterday, Ken decided [to visit Kyoto next week].
yesterdayはdecidedの時、next weekはvisitの時です。どちらも文中にありますが、説明する動作が違います。
| 時の語 | 説明する動作 | まとまり |
|---|---|---|
| Yesterday | decided | 中心側 |
| next week | visit | to不定詞側 |
よくある間違い
to readだけで括弧を閉じると、this bookがwantの直接の物の目的語のように見えてしまいます。readが何を必要とするかを確認します。
時や場所を必ずto不定詞へ含めるわけでもありません。どちらの動作を説明するかを意味で判断します。
自分で確かめよう
確認1:I hope to see you again soon.で目的語のまとまりはどこですか。
to see you again soonです。確認2:Ken decided to play soccer in the park after school.で括弧を広げてください。
Ken decided [to play soccer in the park after school].と囲めます。確認3:Yesterday, Aya decided to leave tomorrow.でYesterdayとtomorrowは何を説明しますか。
Yesterdayはdecided、tomorrowはleaveを説明します。まとめと次の一歩
長い名詞的用法では、to不定詞の動作に結び付く目的語・場所・時まで、一つの目的語のまとまりとして読みます。中心側の情報と分けるには、どの動作を説明するかを確認します。
次は、目的語の席、文作り、意味、否定、疑問、長いまとまりを統合して弱点を診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。