LESSON 01

thanで比較の相手を示そう

thanは比較の左右をつなぐ目印と理解しよう

比較級の左側とthanの右側を対象A・Bとして対応させる

thanは比較の左右をつなぐ目印と理解しよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションで作った比較級を、ここから文の中で使います。thanは単に「より」と訳す語ではなく、比較するAとBの境目を示す橋です。

目標は、比較級、than、左右の対象を見つけ、「AはBよりSだ」という関係を説明できることです。

thanの左右を二つの箱に分ける

thanが比較の左右をつなぐ 左のKen is tallerと右のTaroをthanがつなぎ、高さで比較する関係。 対象AKen is taller高さの程度が大きい側 対象BTaro比較の基準となる側 than

Ken is taller than Taro.では、AはKen、BはTaro、ものさしは高さです。taller thanを一かたまりとして見ながら、比較級が示す性質と右側の相手を分けます。

例題:形容詞と副詞で同じ橋を使う

This river is longer than that river.

形容詞longerはThis riverの長さを表し、thanの後ろのthat riverを比較相手にします。

Aya runs faster than Mika.

副詞fasterはAyaが走る速さを表し、Mikaが走る速さと比べます。右側にはrunsが書かれていませんが、同じ動作を比べると文脈から補います。

thanを見つけた後の三問

  1. thanの左で、比較級は何か。
  2. その比較級のものさしは何か。
  3. thanの右の語は、左の何と対応するか。

thanそのものが比較級を作るわけではありません。比較級はtaller、more useful、betterなどで、thanは相手を導きます。

よくある間違い

than = よりだけで訳すと、左右の対象がそろっているか確認できません。A・B・Sを書きます。

thanの右に最も近い名詞を機械的に相手としないでください。修飾語を含む名詞句全体を読む場合があります。

thanが比較級を作る印だと思い、比較級の形を確認し忘れないでください。

自分で確かめよう

確認1:My bag is heavier than yours.でthanの役割は何ですか。左のmy bagと右のyours、つまりyour bagを重さで比べる境目を示します。
確認2:Ken studies harder than Taro.のものさしは何ですか。勉強する努力の程度です。harderはstudiesを説明します。
確認3:thanだけで比較級を作れますか。いいえ。taller、more useful、betterなどが比較級で、thanは比較相手を導きます。

まとめと次の一歩

thanは比較級の左側と比較相手の右側をつなぐ橋です。左右の対象と共通のものさしを言葉にしましょう。

次はthanの後ろへ人・物・場所・時点を表す名詞を置く基本を練習します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。