thanは比較の左右をつなぐ目印と理解しよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションで作った比較級を、ここから文の中で使います。thanは単に「より」と訳す語ではなく、比較するAとBの境目を示す橋です。
目標は、比較級、than、左右の対象を見つけ、「AはBよりSだ」という関係を説明できることです。
thanの左右を二つの箱に分ける
Ken is taller than Taro.では、AはKen、BはTaro、ものさしは高さです。taller thanを一かたまりとして見ながら、比較級が示す性質と右側の相手を分けます。
例題:形容詞と副詞で同じ橋を使う
This river is longer than that river.
形容詞longerはThis riverの長さを表し、thanの後ろのthat riverを比較相手にします。
Aya runs faster than Mika.
副詞fasterはAyaが走る速さを表し、Mikaが走る速さと比べます。右側にはrunsが書かれていませんが、同じ動作を比べると文脈から補います。
thanを見つけた後の三問
- thanの左で、比較級は何か。
- その比較級のものさしは何か。
- thanの右の語は、左の何と対応するか。
thanそのものが比較級を作るわけではありません。比較級はtaller、more useful、betterなどで、thanは相手を導きます。
よくある間違い
than = よりだけで訳すと、左右の対象がそろっているか確認できません。A・B・Sを書きます。
thanの右に最も近い名詞を機械的に相手としないでください。修飾語を含む名詞句全体を読む場合があります。
thanが比較級を作る印だと思い、比較級の形を確認し忘れないでください。
自分で確かめよう
確認1:My bag is heavier than yours.でthanの役割は何ですか。
左のmy bagと右のyours、つまりyour bagを重さで比べる境目を示します。確認2:Ken studies harder than Taro.のものさしは何ですか。
勉強する努力の程度です。harderはstudiesを説明します。確認3:thanだけで比較級を作れますか。
いいえ。taller、more useful、betterなどが比較級で、thanは比較相手を導きます。まとめと次の一歩
thanは比較級の左側と比較相手の右側をつなぐ橋です。左右の対象と共通のものさしを言葉にしましょう。
次はthanの後ろへ人・物・場所・時点を表す名詞を置く基本を練習します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。