LESSON 01

近世社会と幕藩体制入試総合

近世史入試総合の解き方と弱点の見つけ方

年表・地図・法令・統計・文化資料を分類し、問題ごとに使う知識と戻るセクションを選ぶ方法を学びます。

このレッスンの役割

ここまで、世界交易から幕藩体制の揺らぎまで学びました。この最終セクションでは、知識をもう一度順番に読むのではなく、初めて見る資料から必要な知識を選びます。

このレッスンは解法の見取り図です。完成の目安は、問題を見て「何の資料か」「どの時期か」「どこへ戻ればよいか」を決められることです。

おすすめの学び方

答え合わせで正解だけを写しません。誤答を次の五分類に記録します。

  1. 時期を間違えた
  2. 場所を間違えた
  3. 用語・人物を忘れた
  4. 因果を逆にした
  5. 資料の根拠を見落とした

最初の30秒で資料を分類する

資料 最初に見るもの 主に使う技能
年表 年、前後、同時期 時代順・因果
地図 方位、港、街道、地域 位置・移動
法令・史料 発信者、対象、命令 制度・目的
グラフ・表 軸、単位、増減 経済・人口・物価
絵・作品 題材、表現、作者 文化・社会背景

資料の種類が分かれば、コースのどの知識を使うか絞れます。

問題文の指示語に線を引く

  • 「二つ挙げよ」→ 必ず二要素
  • 「理由」→ 原因を書く
  • 「影響」→ 結果を書く
  • 「資料を用いて」→ 資料内の具体情報を入れる
  • 「違い」→ 比較する二者を両方書く
  • 「国内外」→ 国内例と国外例を一つずつ

知識があっても、指示に答えなければ得点になりません。

弱点から戻る場所

間違い 戻る主なセクション
統一政策の順序 信長、秀吉、江戸幕府
鎖国の相手・窓口 鎖国では誰とも交流しなかった?
産業・三都・交通 農業・諸産業、三都と貨幣
三大改革 享保、田沼・寛政、揺らぐ幕藩体制
文化人物 元禄文化、化政文化
一揆・外国船 揺らぐ幕藩体制

「歴史全部が苦手」と考えず、誤答の種類を小さくします。

よくある間違い

問題を読む前に「これはきっと鎖国」と決め、知っていることを全部書くのは危険です。資料と設問の条件を確認してから、使う知識を選びます。

自分で確かめよう

確認1:法令資料で最初に確認する三点は何ですか発信者、対象者、命令・規制の内容です。
確認2:「国内外から説明」に必要な要素は何ですか国内の具体例と国外の具体例を少なくとも一つずつです。
確認3:誤答を分類する目的は何ですか弱点を具体化し、戻るレッスンと練習方法を選ぶためです。

次は年表を使い、時代の区切りと出来事の因果を復元します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。