LESSON 01

三権のチェックを図で追う

内閣と裁判所の矢印を追おう

裁判官人事への内閣の関与と、裁判所による行政行為の審査を区別します。

このレッスンの役割

立法・司法関係を学んだので、今回は行政と司法を結ぶ矢印を扱います。

今日の問い

内閣が裁判官人事に関わると、裁判所は内閣へ従うのでしょうか。

基本をつかもう

内閣は最高裁判所長官を指名し、天皇が任命します。その他の最高裁判所裁判官を内閣が任命し、下級裁判所裁判官も最高裁の指名名簿に基づき内閣が任命します。一方、裁判所は行政処分の適法性・違憲性を審査します。

三段階で確認

内閣と裁判所の矢印を追おうの確認手順人事の指名・任命主体、任命後の司法独立、行政処分を裁判で審査 人事の指名・任命主体 任命後の司法独立 行政処分を裁判で審査

任命への関与と、個別裁判の結論を命じることは別です。身分保障と司法独立により、裁判官は内閣の指示ではなく憲法と法律に従います。

具体例

内閣が任命に関わった裁判官でも、行政の営業停止処分を違法として取り消せます。

よくある誤解

任命した機関は、任命後も裁判官へ判決内容を指示できると考えることです。

理解チェック

  1. 最高裁長官の指名・任命主体は誰ですか。
  2. 任命後の独立を支えるものは何ですか。
  3. 裁判所が行政を点検する例を言えますか。

次は、三権の全矢印を一枚の制度図で総合します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。