このレッスンの役割
立法・司法関係を学んだので、今回は行政と司法を結ぶ矢印を扱います。
今日の問い
内閣が裁判官人事に関わると、裁判所は内閣へ従うのでしょうか。
基本をつかもう
内閣は最高裁判所長官を指名し、天皇が任命します。その他の最高裁判所裁判官を内閣が任命し、下級裁判所裁判官も最高裁の指名名簿に基づき内閣が任命します。一方、裁判所は行政処分の適法性・違憲性を審査します。
三段階で確認
任命への関与と、個別裁判の結論を命じることは別です。身分保障と司法独立により、裁判官は内閣の指示ではなく憲法と法律に従います。
具体例
内閣が任命に関わった裁判官でも、行政の営業停止処分を違法として取り消せます。
よくある誤解
任命した機関は、任命後も裁判官へ判決内容を指示できると考えることです。
理解チェック
- 最高裁長官の指名・任命主体は誰ですか。
- 任命後の独立を支えるものは何ですか。
- 裁判所が行政を点検する例を言えますか。
次は、三権の全矢印を一枚の制度図で総合します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。