LESSON 01

争いを力でなく法で解決する

証拠と主張を区別して事実を判断しよう

証言・文書・映像などの証拠を、出所・作成時期・整合性から評価します。

このレッスンの役割

手続きの公正さを学んだので、今回は裁判の中心である事実認定を扱います。強い言い方や多数のうわさではなく、検証できる証拠から判断します。

今日の問い

目撃者が自信をもって話せば、その内容は必ず事実でしょうか。

基本をつかもう

主張は当事者が「こうだった」と述べる内容、証拠はその主張を確かめる材料です。証言、契約書、記録、画像、鑑定などを、誰がいつ何の目的で作ったか、改変されていないか、他の証拠と一致するかで評価します。

判断の流れ

証拠と主張を区別して事実を判断しようの流れ主張と証拠を分離、出所・時期・取得方法を確認、複数証拠の一致と矛盾を比較 主張と証拠を分離 出所・時期・取得方法を確認 複数証拠の一致と矛盾を比較

一つの証拠だけで断定せず、反対証拠と説明可能性も考えます。違法に集めた証拠の扱いは、特に刑事裁判で適正手続と関係します。

具体例

短い防犯映像に人物が映っていても、時刻設定、画質、撮影範囲、前後の映像、別の場所の記録を確認します。

よくある誤解

写真や動画は機械が記録したから、文脈や改変を確認しなくても完全な証拠だと考えることです。

理解チェック

  1. 主張と証拠の違いは何ですか。
  2. 証拠を評価する三つの観点は何ですか。
  3. 複数証拠を比べるのはなぜですか。

次は、裁判以外の紛争解決も含め、事案に合う方法を選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。