LESSON 01

民事裁判と刑事裁判

刑事裁判は犯罪と刑罰をどう判断するか

検察官・被告人、起訴、犯罪事実、刑罰という刑事裁判の構造を学びます。

このレッスンの役割

民事裁判を学んだので、今回は犯罪の有無と刑罰を国家が問う刑事裁判を区別します。

今日の問い

犯罪被害者が、直接被告人へ刑罰を求める裁判なのでしょうか。

基本をつかもう

刑事裁判では、検察官が犯罪の嫌疑を捜査し、起訴した事件について、裁判所が被告人に犯罪事実が認められるか、認められる場合にどの刑罰を科すか判断します。

判断の流れ

刑事裁判は犯罪と刑罰をどう判断するかの流れ捜査・起訴の適法性確認、検察・弁護の証拠を審理、有罪無罪・刑罰を判決 捜査・起訴の適法性確認 検察・弁護の証拠を審理 有罪無罪・刑罰を判決

犯罪被害者は重要な当事者ですが、刑罰を求めて起訴する主体は原則として検察官です。被害回復の損害賠償は民事上の問題として扱う場合があります。

具体例

交通事故で危険運転が問われる刑事裁判と、治療費・損害の賠償を求める民事裁判が並行することがあります。

よくある誤解

犯罪に関係する出来事は、一つの裁判ですべて刑罰と賠償を決めると考えることです。

理解チェック

  1. 刑事裁判の三つの主体は誰ですか。
  2. 起訴するのは誰ですか。
  3. 同じ事故が民事と刑事の両方になる理由は何ですか。

次は、無罪推定と検察官の立証責任を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。