LESSON 01

地方自治は民主政治の学校

住民自治と団体自治を区別しよう

住民の意思に基づく政治と、自治体が国から一定の独立性を持つことを整理します。

このレッスンの役割

地方自治の必要を学んだので、今回は「地方自治の本旨」を支える二つの考えを区別します。

今日の問い

自治体に権限があれば、住民の声を聴かなくても地方自治と言えるでしょうか。

基本をつかもう

住民自治は、地域政治が住民の意思と参加に基づくことです。団体自治は、地方公共団体が国から一定の独立性を持ち、自らの責任で地域事務を処理することです。両方がそろって地方自治が働きます。

地域課題を考える

住民自治と団体自治を区別しようの考え方住民の参加・意思を確認、自治体の権限・責任を確認、二つの不足を点検 住民の参加・意思を確認 自治体の権限・責任を確認 二つの不足を点検

住民自治は首長・議員の直接選挙、請願、直接請求、情報公開などに表れます。団体自治は条例制定、財産管理、事務処理、課税など法律の範囲での自治権に表れます。

具体例

国の指示なしで条例を作れても、住民へ情報を隠し参加を認めなければ住民自治が弱くなります。逆に住民の希望があっても権限・財源がなければ団体自治が弱くなります。

よくある誤解

住民自治と団体自治は、住民組織と自治体職員という主体の違いだけだと考えることです。

理解チェック

  1. 二つの自治を一文ずつ説明できますか。
  2. それぞれに対応する制度を二つ挙げられますか。
  3. 一方だけでは足りない理由は何ですか。

次は、国・都道府県・市町村の仕事を規模と効率から分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。