このレッスンの役割
地方自治の必要を学んだので、今回は「地方自治の本旨」を支える二つの考えを区別します。
今日の問い
自治体に権限があれば、住民の声を聴かなくても地方自治と言えるでしょうか。
基本をつかもう
住民自治は、地域政治が住民の意思と参加に基づくことです。団体自治は、地方公共団体が国から一定の独立性を持ち、自らの責任で地域事務を処理することです。両方がそろって地方自治が働きます。
地域課題を考える
住民自治は首長・議員の直接選挙、請願、直接請求、情報公開などに表れます。団体自治は条例制定、財産管理、事務処理、課税など法律の範囲での自治権に表れます。
具体例
国の指示なしで条例を作れても、住民へ情報を隠し参加を認めなければ住民自治が弱くなります。逆に住民の希望があっても権限・財源がなければ団体自治が弱くなります。
よくある誤解
住民自治と団体自治は、住民組織と自治体職員という主体の違いだけだと考えることです。
理解チェック
- 二つの自治を一文ずつ説明できますか。
- それぞれに対応する制度を二つ挙げられますか。
- 一方だけでは足りない理由は何ですか。
次は、国・都道府県・市町村の仕事を規模と効率から分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。