LESSON 01

地方財政と地域差

自主財源と依存財源を比べよう

自治体が自ら確保する収入と国などから配分される収入を、政策の自由度から考えます。

このレッスンの役割

歳入四項目を学んだので、今回は財源を自治体の自主性という観点で整理します。

今日の問い

国から多くの財源を受け取れば、自治体は自由に政策を決めやすくなるでしょうか。

基本をつかもう

地方税、使用料・手数料など自治体が自ら確保する自主財源と、地方交付税交付金・国庫支出金・地方債など国の制度や許可等に関係する依存財源に整理できます。自主財源の割合は財政的な自主性と関係します。

資料を読む順序

自主財源と依存財源を比べようの読解手順歳入を自主・依存へ分類、使途と安定性を比較、政策の自由度と公平性を評価 歳入を自主・依存へ分類 使途と安定性を比較 政策の自由度と公平性を評価

自主財源が多ければ地域独自政策を行いやすい一方、税収の少ない地域では必要サービスを維持できません。依存財源には地域間格差を補う役割があります。

具体例

大企業が多い都市は地方税が多くても、景気変動で税収が急減する場合があります。観光地の使用料も災害で減る可能性があります。

よくある誤解

自主財源は良く、依存財源は悪いと単純に評価することです。自主性・安定性・全国的公平を比較します。

理解チェック

  1. 自主財源と依存財源の例を二つずつ挙げられますか。
  2. 依存財源が必要な理由は何ですか。
  3. 自主財源が多くても不安定な例を説明できますか。

次は、地方交付税交付金が地域差をどう調整するかを学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。