このレッスンの役割
違憲審査の始まりを学んだので、今回は違憲判断後に何が起きるかを考えます。
今日の問い
最高裁が違憲と判断した瞬間、法律全文が自動的に消えるのでしょうか。
基本をつかもう
裁判所は具体的事件で、問題となる法令・処分を憲法に適合しないとして適用できないなどの判断をし、当事者を救済します。その判断を受けて、国会が法律を改正し、行政が運用を変更することが期待されます。
三段階で確認
判決がどの条文のどの部分を、どんな理由で違憲としたかを確認します。似た制度すべてに同じ結論が及ぶと早合点せず、事実と理由の範囲を読みます。
具体例
ある区別が平等原則に反すると判断された場合、当事者の不利益を救済し、国会が同様の区別を定める条文を改める流れが考えられます。
よくある誤解
違憲判決が出れば裁判所が新しい法律をつくり、政策を実施すると考えることです。立法・行政の役割が残ります。
理解チェック
- 違憲判断後の三つの影響は何ですか。
- 判決の射程を確認するのはなぜですか。
- 法律改正を行うのはどの機関ですか。
次は、条文・判決要旨・事例資料から違憲審査を記述します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。