地図記号・色・凡例を読む
このレッスンの役割
目的に合う地図を選んだら、地図の中の情報を正しく読みます。記号や色を見た印象で決めず、凡例を根拠に判断することが目標です。
凡例は地図の辞書
凡例には、点・線・面の記号が何を表すかが示されています。
| 表現 | 主に示すもの | 例 |
|---|---|---|
| 点記号 | 施設や特定地点 | 学校、病院、駅 |
| 線 | 道路、鉄道、境界、川 | 国道、県境 |
| 色・模様の面 | 土地利用や高さの範囲 | 森林、住宅地 |
同じ色でも、地図が違えば意味が違う場合があります。「緑だから必ず森林」と決めず、その地図の凡例を見ます。
読み取り手順
- 地図の題名を読む
- 方位と縮尺を確認する
- 凡例で記号の意味を確かめる
- 記号の分布やつながりを見る
- 読み取った事実と、自分の推測を分ける
例:「駅の周辺に建物を示す記号が多い」は地図から読める事実です。「交通が便利だから人が集まった」は考察であり、別の資料でも確かめる必要があります。
よくある誤りは、地図から直接読めることと理由の推測を混ぜることです。答案では「地図から〜が分かる。そこから〜と考えられる」と二段階にします。
理解チェック
- 地図の緑色の意味を確認するには何を見ますか。
- 鉄道は点・線・面のどれで表されやすいですか。
- 「駅の周辺に人口が集中する」は、地図だけで必ず断定できますか。
答え:1. 凡例。2. 線。3. 人口資料なども必要で、地図だけでは断定できない場合がある。
次へ
次は、縮尺を使って地図上の長さを実際の距離へ直します。
操作を図で確かめる
凡例を正確に読むと、色や記号の印象に左右されず土地利用や分布を説明できます。
表題、凡例、方位、縮尺、単位、出典、作成年を確認し、点・線・面の記号を事実の文へ翻訳します。
誤解を自分で診断する
濃い色が人口か人口密度かは凡例で異なります。色の印象だけで意味を決めません。
- 使った基準と単位を言葉で説明できますか。
- 別の地図や数値でも同じ手順を再現できますか。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。