LESSON 01

目的に合う世界地図を選ぼう

目的に合う世界地図を選ぼう

面積・方位・中心地域など、調べたい目的に合う世界地図を選ぶ。

目的に合う世界地図を選ぼう

このレッスンの役割

地図では面積・形・距離・方位を同時に完全には正しく表せないと学びました。今回は「何を知りたいか」から、使う地図を選びます。

地図は目的を持った表現

同じ世界でも、地図の作り方によって見え方が変わります。

調べたいこと 重視する性質
国や大陸の面積を比べる 面積
航海で進む方向を考える 方位や角度
大陸の形を比べる
ある国を中心に周辺を見る 中心の位置
二地点の最短経路を考える 球面上の距離

面積比較に、方位を重視した地図を使うと、高緯度の地域を大きく見積もるおそれがあります。地図の名前を暗記する前に、何が正しく表され、何がゆがむかを確かめます。

選ぶ手順

  1. 問いが面積・形・距離・方位のどれかを確認する
  2. 地図の説明や凡例を読む
  3. 目的と地図の長所が合うか判断する
  4. 必要なら地球儀や統計資料と組み合わせる

よくある誤りは、一枚の地図だけで結論を出すことです。人口密度を考えるなら、面積だけでなく人口統計も必要です。地図は他の資料と組み合わせることで力を発揮します。

理解チェック
  1. 国土面積を比べるとき、何を正しく表す地図が必要ですか。
  2. 世界地図で最短経路を判断しにくいとき、何を使いますか。
  3. 一枚の地図だけで人口密度を判断できないのはなぜですか。

答え:1. 面積。2. 地球儀など球面を保つ表現。3. 人口の数値も必要だから。

次へ

次は、地図に込められた記号・色・凡例から情報を読み取ります。

操作を図で確かめる

目的に合う地図を選ぶ力は、資料問題で作成者の意図と制約を読む力につながります。

このレッスンの確認手順基準確認、操作、説明の三段階を示す図1 基準を確認方位・単位・凡例2 一段ずつ操作線・数値・位置3 根拠を説明事実と理由を分ける

問いを面積・形・距離・方位・見やすさに分け、最優先の性質と許容できるゆがみを決めて地図を選びます。

誤解を自分で診断する

唯一の正しい世界地図があると思わず、中心や投影法による見え方も説明します。

  • 使った基準と単位を言葉で説明できますか。
  • 別の地図や数値でも同じ手順を再現できますか。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。