LESSON 01

南北問題と貧困

歴史と貿易が残す構造

植民地支配、単一作物・資源依存、交易条件を因果で考えます。

このレッスンの役割

格差を努力不足で説明せず、長期の制度と国際分業から理解します。

今日の問い

資源が豊富な国なら、必ず人々の生活も豊かになるでしょうか。

基本をつかむ

植民地期の国境・土地制度・輸出構造、一次産品への依存、価格変動、利益配分、債務、企業と政府の統治などが発展へ影響します。資源収入が教育や健康へ投資されるかで結果は異なります。

歴史と貿易が残す構造の思考手順学習内容を三段階で整理した図1過去の制度と現在の産業構造を結ぶ2輸出品・価格・加工利益・輸入依存を資…3政府・企業・地域への収入配分を確認す…

考える順序

  1. 過去の制度と現在の産業構造を結ぶ
  2. 輸出品・価格・加工利益・輸入依存を資料で読む
  3. 政府・企業・地域への収入配分を確認する

例で確かめる

カカオ豆を輸出し加工食品を輸入する国では、加工・ブランド・販売段階の利益が国外へ多く残る場合があります。

よくある誤解

植民地支配だけ、または現在の政府だけを唯一の原因にしないこと。歴史と現在の政策・国際関係を組み合わせます。

自分で説明できるか確認

  • 一次産品依存のリスクを三つ挙げられますか。
  • 資源が豊かでも貧困が残る経路を説明できますか。

次へのつながり

次は、貧困が教育・健康・政治と循環する仕組みを学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。