LESSON 01

南北問題と貧困

貧困を何で測る?

所得だけでなく、教育・健康・住居・安全を含む多面的な貧困を学びます。

このレッスンの役割

国を豊か・貧しいの二つに分けず、人々の生活条件を測る導入です。

今日の問い

国の平均所得が上がれば、すべての人の貧困は解消したといえるでしょうか。

基本をつかむ

貧困は、所得や消費の基準だけでなく、栄養、教育、健康、水・衛生、住居、安全、政治参加など複数の不足として捉えられます。絶対的な不足と、社会の中での相対的な困難を区別します。

貧困を何で測る?の思考手順学習内容を三段階で整理した図1指標の単位・基準・対象世帯を確認する2平均値と分布、都市・農村、性別・年齢…3所得以外の生活指標と照合する

考える順序

  1. 指標の単位・基準・対象世帯を確認する
  2. 平均値と分布、都市・農村、性別・年齢を分ける
  3. 所得以外の生活指標と照合する

例で確かめる

GDPが増えても、成長の利益が一部へ集中し、農村の水や学校へのアクセスが改善しなければ、多面的貧困は残ります。

よくある誤解

低所得国の全員が貧しく、高所得国には貧困がないと思わないこと。国内格差と生活費の差があります。

自分で説明できるか確認

  • 貧困を測る指標を六つ挙げられますか。
  • 平均所得と所得分布を区別できますか。

次へのつながり

次は、歴史・貿易・資源が国際格差へつながる仕組みを学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。