このレッスンの役割
南北という大まかな区分を超え、変化する格差を資料で捉えるまとめです。
今日の問い
二つの国の一人当たり所得だけで、生活水準を完全に比べられるでしょうか。
基本をつかむ
国際比較では、人口当たり、物価差を調整した値、平均寿命、就学、乳幼児死亡、所得分布などを組み合わせます。北・南の内部にも大きな差があり、新興国の成長などで構図は変化します。
考える順序
- 同じ年・定義・通貨換算か確認する
- 平均と中央値、国内分布、男女・地域差を見る
- 相関から因果を断定せず、時間順序と第三要因を検討する
例で確かめる
教育年数と所得に相関があっても、教育が所得を上げる経路と、所得が教育を可能にする逆経路の両方があります。
よくある誤解
地図の北半球=先進国、南半球=途上国と地理的にそのまま理解しないこと。歴史的・経済的な概念です。
自分で説明できるか確認
- 国際比較の指標を五つ挙げられますか。
- 相関と因果を区別した記述を書けますか。
次へのつながり
次のセクションでは、開発援助が自立と持続性へつながる条件を考えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。