期間と間隔を区別して計算しよう
このレッスンの役割
数量的な読み方(4 / 6)です。年表を見て「何年続いたか」「何年離れているか」を計算します。
このレッスンの中心技能は、開始年・終了年から期間を求め、二つの出来事の間隔との違いを理解しますことです。ここで得た見方を、次のレッスンの判断材料として使います。
おすすめの学び方
開始・終了・比べる二点を先に囲み、何を求めているかを言葉で確認してから引き算をします。
今日の問い
120年に始まり145年に終わった制度は、どのくらい続いたと考えればよいでしょうか。
意味をつかもう
期間は、ある状態や出来事が続いた時間です。間隔は、二つの時点がどれだけ離れているかです。似ていますが、問題文の問いが違います。
| 問い | 見るもの |
|---|---|
| 何年間続いたか | 始まりと終わり |
| 何年後に起きたか | 基準の年と後の年 |
| 何年離れているか | 比べる二つの年 |
基本は「後の年 − 前の年」です。145 − 120 = 25なので、120年から145年までの時点の隔たりは25年です。
ただし、年ごとの出来事を「120年も1年目として数える」ような問題では数え方が変わる場合があります。入試では、期間なのか、含まれる年の個数なのかを問題文から読み分けます。
具体例で考えよう
ある改革が1868年に始まり、1889年に憲法が発布されたとします。
1889 − 1868 = 21
したがって、二つの出来事の間隔は21年です。「改革が21年間ずっと同じ形で続いた」という意味ではありません。計算で分かるのは、二つの時点の隔たりです。
よくある間違い
引き算の答えを、そのまま因果関係や継続期間だと思うことです。21年離れていても、その間に複数の変化があります。数字が表すものを言葉で書き戻します。
自分で確かめよう
確認1:130年と170年の間隔は何年ですか。
170 − 130 = 40なので、40年です。
確認2:二つの年の差が20年なら、その間ずっと同じ制度だったと言えますか。
言えません。途中の変化を別の資料で確認する必要があります。
確認3:「何年後」と「何年間続いた」は必ず同じ問いですか。
同じではありません。前者は二時点の間隔、後者は状態の継続を問います。
まとめと次の一歩
今日の目標は「開始年・終了年から期間を求め、二つの出来事の間隔との違いを理解します」でした。答えを覚えるだけでなく、根拠を一文で説明できれば合格です。
次は、正確な年代が不明な史料でも、古い・新しいの順を判断する方法を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。