出来事の前・後・同じころを言葉にしよう
このレッスンの役割
基本の見方(2 / 6)です。年代の数字を計算する前に、出来事どうしの順序を言葉で表せるようにします。
このレッスンの中心技能は、出来事を相対的な時間関係で並べ、前後と同時代を区別して説明しますことです。ここで得た見方を、次のレッスンの判断材料として使います。
おすすめの学び方
矢印を左から右へたどり、必ず二つの出来事を一組にして比べましょう。
今日の問い
正確な年が分からなくても、「土器が使われた後に米づくりが広がった」と説明することはできるでしょうか。
意味をつかもう
出来事の時間関係には、まず三つの見方があります。
| 関係 | 読み方 |
|---|---|
| 前 | AはBより先に起きた |
| 後 | BはAより後に起きた |
| 同じころ | AとBは近い時期に起きた |
「Aの後にB」と「Bの前にA」は、同じ順序を別の向きから言っています。主語が変わると前後の言葉も変わるので、矢印で確かめると安全です。
「同じころ」は、必ず同じ年という意味ではありません。扱う時代や資料の精度によって、数年から数十年ほどの幅を持つことがあります。
具体例で考えよう
カードを三枚並べます。
- 村ができる
- 用水路がつくられる
- 収穫が増える
この順なら、「村ができた後に用水路がつくられ、その後に収穫が増えた」と説明できます。逆向きなら、「収穫が増える前に用水路がつくられていた」と言えます。
よくある間違い
文章に出てきた順番を、そのまま歴史上の順番だと思うことです。説明文は結果から書き始めることもあります。接続語や年代、年表の位置を根拠に並べます。
自分で確かめよう
確認1:A→B→Cの順なら、Cより前に起きた出来事を二つ答えてください。
AとBです。
確認2:「BはAより後」と同じ順序を、Aを主語にして言い換えてください。
AはBより前です。
確認3:文章に先に書かれた出来事が必ず先に起きたと言えますか。
言えません。年代、接続語、年表などの根拠で確認します。
まとめと次の一歩
今日の目標は「出来事を相対的な時間関係で並べ、前後と同時代を区別して説明します」でした。答えを覚えるだけでなく、根拠を一文で説明できれば合格です。
次は、別の地域で起きた出来事を同じ時間軸に置き、同時代を比べます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。