このレッスンの役割
財政資料の似た用語を分け、数字の大きさを正確に読むレッスンです。
今日の問い
今年の国債発行額が減れば、国債残高も必ず減るでしょうか。
基本をつかむ
国債残高は過去から残る未返済の合計、新規発行額はその年に新たに借りる額です。償還額との関係で残高が変わります。金利が上がると、新規発行や借換え分を通じて利払い負担が増える可能性があります。
考える順序
- 残高・発行・償還・利払を分ける
- 期首残高+発行−償還で変化を考える
- 金利変化が時間をかけて国債費へ届く経路をたどる
例で確かめる
発行30、償還20なら、単純化すると残高は10増えます。発行額が前年より減っても、償還を上回れば残高は増えます。
よくある誤解
金利が1%上がると全残高の利払いが直ちに同じだけ増えると思わないこと。満期と借換えの時期が関わります。
自分で説明できるか確認
- 残高と新規発行額を区別できますか。
- 仮の発行・償還額から残高変化を計算できますか。
次へのつながり
次は、世代間公平を税・受益・経済力から考えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。