LESSON 01

労働組合と話し合い

団体交渉と労働協約

要求・説明・代替案・合意を経て、労働協約へ至る流れを学びます。

このレッスンの役割

団体交渉権を、勝敗ではなく継続可能な合意形成として理解します。

今日の問い

最初の要求が全部通らなければ、交渉は失敗でしょうか。

基本をつかむ

団体交渉では、労働組合と使用者が賃金や労働時間などを話し合います。双方が根拠を示し、優先事項と制約を確かめ、代替案を探ります。合意した労働条件などは労働協約として定めることがあります。

団体交渉と労働協約の思考手順学習内容を三段階で整理した図1要求と回答の理由を互いに確認する2一致点・相違点・譲れない条件を分ける3合意内容・期限・確認方法を明文化する

考える順序

  1. 要求と回答の理由を互いに確認する
  2. 一致点・相違点・譲れない条件を分ける
  3. 合意内容・期限・確認方法を明文化する

例で確かめる

賃上げ率で合意できなくても、段階的改定、手当、勤務改善、再協議時期を組み合わせる案があります。

よくある誤解

交渉を相手を負かす場だと思わないこと。職場を継続しながら公正な条件をつくるため、情報と信頼も重要です。

自分で説明できるか確認

  • 団体交渉から労働協約までの流れを説明できますか。
  • 合意文書に必要な項目を三つ挙げられますか。

次へのつながり

次は、合意できない場合の団体行動と紛争調整を考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。