LESSON 01

税金は何のためにある?

税の三つの働き

財源調達・所得再分配・経済調整を整理します。

このレッスンの役割

税の目的を一つに限定せず、政府の経済的役割と結びます。

今日の問い

税は政府がお金を集めるためだけにあるのでしょうか。

基本をつかむ

税には、公共サービスの財源を調達する働き、負担と給付を通じ所得格差を調整する働き、景気や望ましくない外部性へ影響を与える働きがあります。税制は人々や企業の選択にも影響します。

税の三つの働きの思考手順学習内容を三段階で整理した図1税収が何に使われるか確認する2所得階層間の負担と給付を比べる3税で行動や景気がどう変わるか考える

考える順序

  1. 税収が何に使われるか確認する
  2. 所得階層間の負担と給付を比べる
  3. 税で行動や景気がどう変わるか考える

例で確かめる

環境負荷の大きい活動へ負担を設けると、財源を得るだけでなく、負荷を減らす行動を促す可能性があります。

よくある誤解

税率を上げれば必ず税収が同じ割合で増えると思わないこと。消費・投資・課税対象の行動も変わります。

自分で説明できるか確認

  • 税の三つの働きを言えますか。
  • 一つの税が複数の働きを持つ例を説明できますか。

次へのつながり

次は、誰がどれだけ負担するかの原則を考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。