LESSON 01

国の予算と財政

予算案を政策として評価する

目的・対象・効果・財源・時期から、政府支出を多面的に判断します。

このレッスンの役割

予算知識を、入試記述と市民の政策判断へまとめます。

今日の問い

支出額が大きい政策ほど、効果も大きいでしょうか。

基本をつかむ

予算案は、解決する問題、対象者、実施方法、期待効果、費用、財源、開始時期、評価指標で検討します。短期の景気対策と長期の教育・防災投資では、効果が現れる時間も異なります。

予算案を政策として評価するの思考手順学習内容を三段階で整理した図1問題と政策目標を具体的にする2支出から成果へ至る因果をたどる3財源・代替案・副作用・評価方法を比べ…

考える順序

  1. 問題と政策目標を具体的にする
  2. 支出から成果へ至る因果をたどる
  3. 財源・代替案・副作用・評価方法を比べる

例で確かめる

雇用対策に研修費を出す場合、参加人数だけでなく、技能取得、就職継続、地域の求人との適合を評価します。

よくある誤解

支出を増やすか減らすかの二択にしないこと。対象の絞り方や実施方法で同じ金額の効果は変わります。

自分で説明できるか確認

  • 政策予算を評価する六つの観点を言えますか。
  • 投入・活動・成果を分けた指標を作れますか。

次へのつながり

次のセクションでは、歳入不足を補う公債の利点と将来負担を考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。