このレッスンの役割
憲法上の権利を、実際の労働契約と紛争へつなぐレッスンです。
今日の問い
契約書に署名したら、法律より悪い条件にも従う必要があるでしょうか。
基本をつかむ
労働基準法は労働条件の最低基準を定め、基準に達しない契約部分は無効となり法定基準に置き換わります。また、労働組合への加入などを理由とした不利益な取扱いは、不当労働行為として禁止される場合があります。
考える順序
- 問題が個人の労働条件か組合活動か分類する
- 契約・就業規則・法定基準を比べる
- 監督署・労働委員会など救済先を考える
例で確かめる
「残業代は一切払わない」という契約部分が法定基準を下回るなら、署名だけでその違反部分が有効になるわけではありません。
よくある誤解
会社との問題はすべて同じ窓口と思わないこと。賃金・時間などと不当労働行為では、制度や機関が異なります。
自分で説明できるか確認
- 最低基準を下回る契約部分がどうなるか説明できますか。
- 労働条件問題と組合活動問題を区別できますか。
次へのつながり
次は、困ったときに記録し相談する実践手順を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。