LESSON 01

労働者を守る権利

権利は職場でどう働く?

最低基準・不利益取扱い・救済を、職場事例から判断します。

このレッスンの役割

憲法上の権利を、実際の労働契約と紛争へつなぐレッスンです。

今日の問い

契約書に署名したら、法律より悪い条件にも従う必要があるでしょうか。

基本をつかむ

労働基準法は労働条件の最低基準を定め、基準に達しない契約部分は無効となり法定基準に置き換わります。また、労働組合への加入などを理由とした不利益な取扱いは、不当労働行為として禁止される場合があります。

権利は職場でどう働く?の思考手順学習内容を三段階で整理した図1問題が個人の労働条件か組合活動か分類…2契約・就業規則・法定基準を比べる3監督署・労働委員会など救済先を考える

考える順序

  1. 問題が個人の労働条件か組合活動か分類する
  2. 契約・就業規則・法定基準を比べる
  3. 監督署・労働委員会など救済先を考える

例で確かめる

「残業代は一切払わない」という契約部分が法定基準を下回るなら、署名だけでその違反部分が有効になるわけではありません。

よくある誤解

会社との問題はすべて同じ窓口と思わないこと。賃金・時間などと不当労働行為では、制度や機関が異なります。

自分で説明できるか確認

  • 最低基準を下回る契約部分がどうなるか説明できますか。
  • 労働条件問題と組合活動問題を区別できますか。

次へのつながり

次は、困ったときに記録し相談する実践手順を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。