このレッスンの役割
累進課税で最も多い「全所得に最高税率」の誤解を直します。
今日の問い
所得が税率区分を少し超えると、所得全体に高い税率がかかるでしょうか。
基本をつかむ
累進課税では、課税所得が増えるほど適用税率が段階的に高くなります。一般的な超過累進の考え方では、各区分に入る所得部分へその区分の税率をかけ、合計します。実際の計算は控除などもあるため公式情報を確認します。
考える順序
- 課税所得を税率区分ごとに分ける
- 各部分へ対応税率をかける
- 税額を合計し、平均税率と限界税率を区別する
例で確かめる
仮の制度で最初の100万円に10%、次の部分に20%なら、所得150万円の税は100万円×10%+50万円×20%です。150万円全体へ20%ではありません。
よくある誤解
最高税率がその人の全所得へかかると思わないこと。限界税率と、税額÷所得の平均税率は異なります。
自分で説明できるか確認
- 二段階の仮想税率で税額を計算できますか。
- 限界税率と平均税率を説明できますか。
次へのつながり
次は、水平的公平と垂直的公平を比べます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。