このレッスンの役割
政府の三役割の最後として、景気変動への対応を理解します。
今日の問い
景気が悪いとき、政府が支出を増やせば必ずすぐ回復するでしょうか。
基本をつかむ
不況時に政府支出を増やす、税負担を軽くするなどで需要を支える政策があります。景気が過熱するときは逆方向の対応も考えられます。ただし実施の遅れ、対象のずれ、財政負担、供給制約などで効果は変わります。
考える順序
- 景気の問題が需要不足か供給不足か確認する
- 政策が誰の支出をどう変えるかたどる
- 実施時期・規模・財源・副作用を評価する
例で確かめる
公共投資は企業の受注や雇用を増やす可能性がありますが、工事開始まで時間がかかり、人手不足なら費用上昇が強まることもあります。
よくある誤解
支出増はいつでも景気によく、国債なら負担がないと考えないこと。時期と将来の利払い・返済も見ます。
自分で説明できるか確認
- 拡張的な財政政策を二つ挙げられますか。
- 政策効果を弱める条件を二つ説明できますか。
次へのつながり
次のセクションでは、政府活動を共同で支える税の目的を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。