LESSON 01

政府はなぜ経済へ関わる?

財政政策と景気安定化

政府支出・減税・増税が需要へ与える影響と限界を学びます。

このレッスンの役割

政府の三役割の最後として、景気変動への対応を理解します。

今日の問い

景気が悪いとき、政府が支出を増やせば必ずすぐ回復するでしょうか。

基本をつかむ

不況時に政府支出を増やす、税負担を軽くするなどで需要を支える政策があります。景気が過熱するときは逆方向の対応も考えられます。ただし実施の遅れ、対象のずれ、財政負担、供給制約などで効果は変わります。

財政政策と景気安定化の思考手順学習内容を三段階で整理した図1景気の問題が需要不足か供給不足か確認…2政策が誰の支出をどう変えるかたどる3実施時期・規模・財源・副作用を評価す…

考える順序

  1. 景気の問題が需要不足か供給不足か確認する
  2. 政策が誰の支出をどう変えるかたどる
  3. 実施時期・規模・財源・副作用を評価する

例で確かめる

公共投資は企業の受注や雇用を増やす可能性がありますが、工事開始まで時間がかかり、人手不足なら費用上昇が強まることもあります。

よくある誤解

支出増はいつでも景気によく、国債なら負担がないと考えないこと。時期と将来の利払い・返済も見ます。

自分で説明できるか確認

  • 拡張的な財政政策を二つ挙げられますか。
  • 政策効果を弱める条件を二つ説明できますか。

次へのつながり

次のセクションでは、政府活動を共同で支える税の目的を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。