LESSON 01

日本銀行と金融政策

金融政策を資料から考える

物価・景気・雇用・金利を組み合わせ、政策の目的と副作用を評価します。

このレッスンの役割

日本銀行の役割を、単純な暗記ではなく根拠ある政策判断へまとめます。

今日の問い

物価が上がっているなら、いつでも同じ政策が適切でしょうか。

基本をつかむ

政策判断では、物価上昇率だけでなく、需要の強さ、賃金、雇用、生産、海外要因、金融の安定などを見ます。需要が強い場合と、原料輸入価格が上がった場合では、同じ物価上昇でも原因が違います。

金融政策を資料から考えるの思考手順学習内容を三段階で整理した図1資料の期間・速報性・単位を確認する2物価変化の原因を需要側・供給側に分け…3政策の期待効果と家計・企業への副作用…

考える順序

  1. 資料の期間・速報性・単位を確認する
  2. 物価変化の原因を需要側・供給側に分ける
  3. 政策の期待効果と家計・企業への副作用を比べる

例で確かめる

原油高による物価上昇に対し金融を引き締めると、需要を抑えられる一方、原油供給そのものは増えず、景気を弱める可能性があります。

よくある誤解

一つの指標だけで政策を断定しないこと。複数資料の方向が一致するか、原因は何かを確かめます。

自分で説明できるか確認

  • 需要増と供給費用増による物価上昇を区別できますか。
  • 政策案に効果・限界・副作用を含めて説明できますか。

次へのつながり

次のセクションでは、為替相場の円高・円安が輸出入と暮らしへ与える影響を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。