このレッスンの役割
日本銀行の役割を、単純な暗記ではなく根拠ある政策判断へまとめます。
今日の問い
物価が上がっているなら、いつでも同じ政策が適切でしょうか。
基本をつかむ
政策判断では、物価上昇率だけでなく、需要の強さ、賃金、雇用、生産、海外要因、金融の安定などを見ます。需要が強い場合と、原料輸入価格が上がった場合では、同じ物価上昇でも原因が違います。
考える順序
- 資料の期間・速報性・単位を確認する
- 物価変化の原因を需要側・供給側に分ける
- 政策の期待効果と家計・企業への副作用を比べる
例で確かめる
原油高による物価上昇に対し金融を引き締めると、需要を抑えられる一方、原油供給そのものは増えず、景気を弱める可能性があります。
よくある誤解
一つの指標だけで政策を断定しないこと。複数資料の方向が一致するか、原因は何かを確かめます。
自分で説明できるか確認
- 需要増と供給費用増による物価上昇を区別できますか。
- 政策案に効果・限界・副作用を含めて説明できますか。
次へのつながり
次のセクションでは、為替相場の円高・円安が輸出入と暮らしへ与える影響を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。