このレッスンの役割
三つの関係を、入試のグラフ・表・記述問題へ統合するまとめです。
今日の問い
景気が弱いのに物価が上がる資料を、どう説明すればよいでしょうか。
基本をつかむ
経済指標が同じ方向に動くとは限りません。海外の資源価格上昇で、景気が弱くても物価が上がることがあります。資料では期間、単位、名目・実質、先行・一致・遅行の違いを確認し、原因を一つに決めつけません。
考える順序
- 各指標の転換点と時間差を読む
- 需要・供給・海外・制度の原因候補を分ける
- 政策の効果・限界・副作用を立場別に評価する
例で確かめる
物価上昇、実質賃金低下、消費減少が並ぶなら、費用上昇で購買力が低下した可能性を考えます。ただし資料だけで断定できる範囲を示します。
よくある誤解
二本の線が同時に動いたから、一方が必ず他方の原因だと書かないこと。第三の要因と時間順序を確認します。
自分で説明できるか確認
- 景気・物価・雇用の時間差を含む説明を書けますか。
- 政策を二つの立場から評価できますか。
次へのつながり
最後の総合セクションで、市場経済・企業・金融を一つの因果図として完成させます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。