このレッスンの役割
市場の仕組みを否定・礼賛せず、どんな条件で働くか考える導入です。
今日の問い
価格が決まれば、社会の問題はすべて解決するのでしょうか。
基本をつかむ
市場は、価格を手がかりに多くの買い手と売り手の選択を調整します。しかし、取引に参加しない人へ影響が及ぶ場合、料金を払わない人を排除しにくい場合、情報に大きな差がある場合などには、望ましい結果にならないことがあります。
考える順序
- 誰が取引するかを確認する
- 取引外の人や将来世代への影響を探す
- 価格に表れない利益・費用・情報差を確かめる
例で確かめる
安全な食品は市場で選べますが、危険性の情報を買い手が得られないなら、価格だけでは安全な商品を選びにくくなります。
よくある誤解
市場が不完全だから市場を全部なくす、という二択ではありません。問題の種類に応じ、市場・政府・地域の役割を組み合わせます。
自分で説明できるか確認
- 市場が価格を通じて何を調整するか説明できますか。
- 価格に表れにくい問題を一つ挙げられますか。
次へのつながり
次は、取引外の人に影響が及ぶ外部性を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。