このレッスンの役割
国際取引の変化を、身近な物価と家計へつなぐレッスンです。
今日の問い
円安になった翌日、すべての輸入品が同じ割合で値上がりするでしょうか。
基本をつかむ
為替相場は、原料・燃料・食品・海外旅行などの円価格に影響します。ただし、在庫、長期契約、企業の価格設定、国内費用、競争状況があるため、店頭価格への反映には時間差や幅の違いがあります。
考える順序
- 商品に含まれる輸入部分を探す
- 為替から企業費用、販売価格への経路をたどる
- 支出構成や所得により家計ごとの影響を比べる
例で確かめる
輸入小麦の円価格が上がっても、パン価格には人件費や店舗費用も含まれます。企業が一部を負担すれば、為替と同じ割合では上がりません。
よくある誤解
円高は全員によい、円安は全員に悪いという一方向の評価をしないこと。輸入・輸出、消費・所得の立場で違います。
自分で説明できるか確認
- 為替変化が店頭価格へ届くまでを三段階で説明できますか。
- 円安の影響が小さい家計・大きい家計の違いを考えられますか。
次へのつながり
次は、為替資料を使って立場別の影響を記述します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。