LESSON 01

円高・円安と暮らし

為替相場と私たちの暮らし

輸入価格から店頭価格までの経路と、家計ごとの差を考えます。

このレッスンの役割

国際取引の変化を、身近な物価と家計へつなぐレッスンです。

今日の問い

円安になった翌日、すべての輸入品が同じ割合で値上がりするでしょうか。

基本をつかむ

為替相場は、原料・燃料・食品・海外旅行などの円価格に影響します。ただし、在庫、長期契約、企業の価格設定、国内費用、競争状況があるため、店頭価格への反映には時間差や幅の違いがあります。

為替相場と私たちの暮らしの思考手順学習内容を三段階で整理した図1商品に含まれる輸入部分を探す2為替から企業費用、販売価格への経路を…3支出構成や所得により家計ごとの影響を…

考える順序

  1. 商品に含まれる輸入部分を探す
  2. 為替から企業費用、販売価格への経路をたどる
  3. 支出構成や所得により家計ごとの影響を比べる

例で確かめる

輸入小麦の円価格が上がっても、パン価格には人件費や店舗費用も含まれます。企業が一部を負担すれば、為替と同じ割合では上がりません。

よくある誤解

円高は全員によい、円安は全員に悪いという一方向の評価をしないこと。輸入・輸出、消費・所得の立場で違います。

自分で説明できるか確認

  • 為替変化が店頭価格へ届くまでを三段階で説明できますか。
  • 円安の影響が小さい家計・大きい家計の違いを考えられますか。

次へのつながり

次は、為替資料を使って立場別の影響を記述します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。