LESSON 01

限られたお金をどう使う?

欲しいものが全部は手に入らない理由

希少性を、時間とお金の身近な例からつかみます。

このレッスンの役割

このセクションの出発点です。市場経済を学ぶ前に、なぜ人は選ばなければならないのかを理解します。

今日の問い

なぜ、欲しいものをすべて選ぶことはできないのでしょうか。

基本をつかむ

人の欲求に対して、お金・時間・土地・原料などの資源には限りがあります。この状態を希少性といいます。希少とは「珍しい」という意味だけではなく、欲しい量に比べて使える量が足りないことです。

欲しいものが全部は手に入らない理由の考え方考える順序を三段階で示した図1欲しいものや、やりたいことを挙げる2使えるお金や時間などの制約を確かめる3制約の中で何を優先するか選ぶ

考える順序

  1. 欲しいものや、やりたいことを挙げる
  2. 使えるお金や時間などの制約を確かめる
  3. 制約の中で何を優先するか選ぶ

例で確かめる

放課後の2時間で、部活動、勉強、ゲームをすべて2時間ずつ行うことはできません。時間が希少だから、配分を選ぶ必要があります。

よくある誤解

値段が高いものだけが希少だと思うのは誤りです。無料の公園でも、使える土地や整備する人の時間は有限です。

自分で説明できるか確認

  • 希少性を「欲求」と「資源」の2語を使って説明できますか。
  • 自分の生活から、お金以外の希少な資源を一つ挙げられますか。

次へのつながり

次は、何かを選んだときに失うものを、機会費用として考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。