LESSON 01

競争と独占

競争政策を評価する

市場占有率・価格・参入条件の資料から、競争状態を判断します。

このレッスンの役割

競争と独占の知識を、入試の資料読解と政策評価へまとめます。

今日の問い

市場占有率の円グラフだけで、競争が十分か判断できるでしょうか。

基本をつかむ

競争状態を評価するには、企業別市場占有率だけでなく、価格の変化、品質、参入・退出、代替品、取引慣行を見ます。公正取引委員会は独占禁止法を運用し、競争を妨げる行為へ対応します。

競争政策を評価するの思考手順学習内容を三段階で整理した図1市場の範囲と資料の年を確認する2企業数・占有率・価格・参入条件を組み…3どの行為が競争や消費者利益へ影響した…

考える順序

  1. 市場の範囲と資料の年を確認する
  2. 企業数・占有率・価格・参入条件を組み合わせる
  3. どの行為が競争や消費者利益へ影響したか説明する

例で確かめる

上位三社の占有率が高くても、参入が活発で価格が下がり品質が向上している場合と、価格協定がある場合では評価が異なります。

よくある誤解

企業数が多ければ必ず公正とは限りません。取引先へ不当な条件を押し付けるなど、競争の基盤を傷つける行為も見ます。

自分で説明できるか確認

  • 競争状態を判断する資料を四つ挙げられますか。
  • 独占禁止法の目的を「競争」と「消費者」を使って説明できますか。

次へのつながり

次のセクションでは、生産者から消費者へ商品が届く分業と流通を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。