このレッスンの役割
競争と独占の知識を、入試の資料読解と政策評価へまとめます。
今日の問い
市場占有率の円グラフだけで、競争が十分か判断できるでしょうか。
基本をつかむ
競争状態を評価するには、企業別市場占有率だけでなく、価格の変化、品質、参入・退出、代替品、取引慣行を見ます。公正取引委員会は独占禁止法を運用し、競争を妨げる行為へ対応します。
考える順序
- 市場の範囲と資料の年を確認する
- 企業数・占有率・価格・参入条件を組み合わせる
- どの行為が競争や消費者利益へ影響したか説明する
例で確かめる
上位三社の占有率が高くても、参入が活発で価格が下がり品質が向上している場合と、価格協定がある場合では評価が異なります。
よくある誤解
企業数が多ければ必ず公正とは限りません。取引先へ不当な条件を押し付けるなど、競争の基盤を傷つける行為も見ます。
自分で説明できるか確認
- 競争状態を判断する資料を四つ挙げられますか。
- 独占禁止法の目的を「競争」と「消費者」を使って説明できますか。
次へのつながり
次のセクションでは、生産者から消費者へ商品が届く分業と流通を学びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。