LESSON 01

円高・円安と暮らし

円高・円安と輸出入

外貨価格と円換算額を計算し、企業への影響を考えます。

このレッスンの役割

為替相場の変化を、貿易する企業の収入と費用へつなぎます。

今日の問い

円安は、すべての日本企業に同じ影響を与えるでしょうか。

基本をつかむ

円安では、同じ外貨価格の輸入品を買うための円が増え、輸入費用が上がりやすくなります。一方、外貨で得た輸出代金を円へ換えると増えやすい面があります。原料の輸入割合や海外生産などで企業ごとの影響は異なります。

円高・円安と輸出入の思考手順学習内容を三段階で整理した図1取引が輸入か輸出かを確認する2外貨額×為替相場で円換算する3売上と費用の両方への影響を考える

考える順序

  1. 取引が輸入か輸出かを確認する
  2. 外貨額×為替相場で円換算する
  3. 売上と費用の両方への影響を考える

例で確かめる

100ドルの原料は1ドル100円なら1万円、150円なら1万5千円です。円安で円換算の輸入費用は5千円増えます。

よくある誤解

輸出企業なら円安で必ず利益増と決めないこと。輸入原料や海外での費用、販売価格、契約時期も影響します。

自分で説明できるか確認

  • 円安が輸入費用を上げる計算を示せますか。
  • 円安の利益と負担を受けうる企業を一つずつ挙げられますか。

次へのつながり

次は、為替変化が家計の物価・旅行・所得へ届く経路を考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。