このレッスンの役割
為替相場の変化を、貿易する企業の収入と費用へつなぎます。
今日の問い
円安は、すべての日本企業に同じ影響を与えるでしょうか。
基本をつかむ
円安では、同じ外貨価格の輸入品を買うための円が増え、輸入費用が上がりやすくなります。一方、外貨で得た輸出代金を円へ換えると増えやすい面があります。原料の輸入割合や海外生産などで企業ごとの影響は異なります。
考える順序
- 取引が輸入か輸出かを確認する
- 外貨額×為替相場で円換算する
- 売上と費用の両方への影響を考える
例で確かめる
100ドルの原料は1ドル100円なら1万円、150円なら1万5千円です。円安で円換算の輸入費用は5千円増えます。
よくある誤解
輸出企業なら円安で必ず利益増と決めないこと。輸入原料や海外での費用、販売価格、契約時期も影響します。
自分で説明できるか確認
- 円安が輸入費用を上げる計算を示せますか。
- 円安の利益と負担を受けうる企業を一つずつ挙げられますか。
次へのつながり
次は、為替変化が家計の物価・旅行・所得へ届く経路を考えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。