LESSON 01

日本の選挙制度

比例代表制は得票を議席へどう配るか

政党の得票割合を議席へ反映する仕組みと、ドント式の基礎を学びます。

このレッスンの役割

小選挙区制の特徴を学んだので、今回は比例代表制を比較します。少数意見が議席に反映されやすい理由を、簡単な配分計算から理解します。

今日の問い

政党の得票数に応じて複数の議席を分けるには、どのような計算を使うのでしょうか。

基本をつかもう

比例代表制は、政党などの得票に応じて議席を配分する制度です。日本では配分にドント式が用いられます。各政党の得票を1、2、3…で割り、商の大きい順に定数分の議席を配ります。

資料を読む順序

比例代表制は得票を議席へどう配るかの読解手順政党別得票を並べる、1・2・3で順に割る、大きい商から議席配分 政党別得票を並べる 1・2・3で順に割る 大きい商から議席配分

得票割合と議席割合が近くなりやすく、小政党の意見も反映されやすい一方、多党化して政権づくりに連立や調整が必要になる場合があります。

具体例

3議席をA党600票、B党300票、C党100票で配ると、商はA600・300、B300、C100などです。上位はA600、A300、B300となり、同数時の扱いは制度の規定に従います。

よくある誤解

得票率をそのまま掛ければ必ず整数の議席になると考えることです。端数を処理する配分方式が必要です。

理解チェック

  1. ドント式の三段階を言えますか。
  2. 比例代表制の利点と課題は何ですか。
  3. 小選挙区より死票が少なくなりやすい理由は何ですか。

次は、衆議院が二つの方式を並べて使う理由を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。