LESSON 01

行政の仕事と課題

行政立法と裁量を法律の範囲で考えよう

政令・省令と行政裁量を、法律による根拠・目的・範囲から点検します。

このレッスンの役割

省庁の実施業務を学んだので、今回は複雑な社会で行政に細部を委ねる必要と、権限の拡大を防ぐ方法を考えます。

今日の問い

専門的な行政機関へ、ルールづくりをすべて任せてもよいのでしょうか。

基本をつかもう

国会の法律は基本的な目的・権利義務を定め、内閣の政令や省庁の省令が技術的細部を定めることがあります。行政裁量は、法律が許す範囲で事情に応じて判断する余地です。

因果をつなぐ

行政立法と裁量を法律の範囲で考えようの因果法律上の根拠・目的を確認、委任範囲と判断基準、理由公開・司法審査 法律上の根拠・目的を確認 委任範囲と判断基準 理由公開・司法審査

専門性と迅速性のため委任は必要ですが、白紙委任では国会審議を避けられてしまいます。重要な権利制限・罰則は法律で明確にし、行政判断には理由と一貫した基準が必要です。

具体例

食品の安全基準を最新科学に応じ省令で更新しても、営業停止の条件や手続きは法律の根拠に従います。

よくある誤解

専門家が決める行政ルールなら、国会や裁判所の点検は不要と考えることです。

理解チェック

  1. 行政立法が必要な理由は何ですか。
  2. 白紙委任が危険なのはなぜですか。
  3. 行政裁量を点検する三点は何ですか。

次は、行政の仕事が増え大きくなる背景と課題を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。