このレッスンの役割
法律の成立過程を学んだので、ここから国会の他の重要な仕事へ進みます。最初に、税金の使い道を国民代表が決める予算審議を扱います。
今日の問い
行政が政策を実行するお金を、なぜ国会が審議するのでしょうか。
基本をつかもう
内閣が予算案を作成し、国会へ提出します。予算は先に衆議院へ提出する衆議院先議で、両院が審議・議決します。国会の議決なしに行政が自由に公金を使えないことが財政民主主義につながります。
手続きを追う
予算資料では歳入と歳出、前年度比、構成比、目的、受益と負担を読みます。決算と会計検査院の検査により、計画どおり適切に使われたかを事後に確認します。
具体例
防災費が20%増えても、総額や内訳を見なければ効果を判断できません。施設整備、人材、訓練のどこへ配分したかを読みます。
よくある誤解
予算は内閣が決め、国会は報告を受けるだけと考えることです。国会の議決が必要です。
理解チェック
- 予算作成・審議・執行・決算の主体を整理できますか。
- 衆議院先議とは何ですか。
- 前年度比だけでなく内訳を見る理由は何ですか。
次は、条約承認と内閣総理大臣指名を国会の仕事として整理します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。