LESSON 01

世論・メディアと政治

世論調査の数字を正しく読もう

対象・抽出・質問文・回答率・誤差を確認し、調査結果を断定しすぎない方法を学びます。

このレッスンの役割

報道の選択を学んだ次に、政治ニュースで多用される世論調査を読みます。百分率の大小だけでなく、どう測った数字かを確認します。

今日の問い

「支持率40%」という数字だけで、全国民の考えを正確に表せるでしょうか。

基本をつかもう

世論調査では、誰を母集団とし、何人をどう抽出し、いつ、どの方法で、どんな質問をしたかを確認します。回答率や標本誤差も結果の確かさに影響します。

考える流れ

世論調査の数字を正しく読もうの流れ対象・時期・方法を確認、質問文と選択肢を確認、差と誤差・無回答を評価 対象・時期・方法を確認 質問文と選択肢を確認 差と誤差・無回答を評価

2社の支持率が38%と40%でも、調査方法や誤差を考えると明確な差と言えない場合があります。時系列比較では同じ調査方法かを確認します。

具体例

「増税に賛成ですか」と「社会保障維持のための増税に賛成ですか」では、説明の違いが回答へ影響します。

よくある誤解

小数点まで示された数字は、社会全体を完全に測った正確な値だと考えることです。標本からの推定には幅があります。

理解チェック

  1. 世論調査で確認する五項目は何ですか。
  2. 質問文が結果へ影響する理由は何ですか。
  3. 小さな差を断定しないのはなぜですか。

次は、SNSのおすすめ表示と拡散が政治情報をどう偏らせるかを考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。