LESSON 01

法の下の平等

法の下の平等を入試事例で判断しよう

区別の目的・基準・不利益・代替手段を比較し、根拠ある平等の答案を書きます。

このレッスンの役割

このセクションの出口です。平等、合理的区別、実質的機会、制度による不利益を、入試の事例判断にまとめます。

今日の問い

扱いの違いが不合理な差別かどうかを、どの順序で説明すればよいでしょうか。

基本をつかもう

①誰と誰で扱いが違うか、②区別の基準は何か、③目的は正当か、④基準は目的に役立つか、⑤不利益は大きすぎないか、⑥より制限の小さい方法はないかを確認します。結論の前に判断理由を書きます。

考える道筋

法の下の平等を入試事例で判断しようの思考手順区別と目的を特定、関連性と不利益を比較、代替手段を検討 区別と目的を特定 関連性と不利益を比較 代替手段を検討

答案の型は「この区別は○○を基準とし、目的は△△である。しかし/また、その基準と目的には□□という関係があり、不利益は◇◇であるため、合理性がある/乏しい」です。

具体例

市の奨学金を、市内在住の生徒に限定する事例では、税を財源に地域の進学を支援する目的との関係を検討できます。一方、性別だけで応募を制限するなら、その目的に性別が必要かを厳しく問います。

よくある誤解

自分が賛成か反対かだけで差別を判断することです。共通の基準を使い、事実から理由を示します。

理解チェック

  1. 事例判断の六つの確認点を言えますか。
  2. 目的が正当でも区別が不合理になるのはどんな場合ですか。
  3. 合理的配慮が平等の実現に役立つ理由を記述できますか。

次のセクションでは、国家から不当に干渉されない自由権を、精神・身体・経済の三領域で学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。