このレッスンの役割
三大原則の背景を学んだので、今回はそれぞれの意味を混同しないように整理します。後の人権・政治・平和の各単元を学ぶ見取り図になります。
今日の問い
三大原則は、それぞれ誰の何を守り、どの制度に表れているのでしょうか。
基本をつかもう
国民主権は、政治の最終的な決定権が国民にあることです。基本的人権の尊重は、一人ひとりを個人として尊重し、侵すことのできない権利を保障することです。平和主義は、戦争を放棄し、武力による解決を避けて平和を目指すことです。
三段階で整理
| 原則 | 中心となる問い | 主な表れ |
|---|---|---|
| 国民主権 | 誰が政治を決めるか | 選挙、国民投票、象徴天皇制 |
| 基本的人権の尊重 | 権力は何を侵してはならないか | 自由権、社会権、平等など |
| 平和主義 | 国際紛争にどう向き合うか | 前文、第9条 |
具体例
選挙で代表を選ぶことは国民主権の表れですが、多数派が少数者の人権を侵してよいわけではありません。また、国民が安心して主権者として判断するには、生命や表現の自由が守られ、平和な社会が必要です。
よくある誤解
選挙があるだけで三大原則すべてが守られると考えることです。制度が存在するだけでなく、権利保障と平和が実際に働く必要があります。
理解チェック
- 三大原則を一文ずつ説明できますか。
- 国民主権の主な制度を二つ挙げられますか。
- 基本的人権が国民主権を支えるのはなぜですか。
次は、三原則が互いをどのように支え合うかを、循環する関係として考えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。