LESSON 01

日本国憲法の三大原則

三大原則の意味を一枚で整理しよう

国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を、主体・目的・制度の三点で区別します。

このレッスンの役割

三大原則の背景を学んだので、今回はそれぞれの意味を混同しないように整理します。後の人権・政治・平和の各単元を学ぶ見取り図になります。

今日の問い

三大原則は、それぞれ誰の何を守り、どの制度に表れているのでしょうか。

基本をつかもう

国民主権は、政治の最終的な決定権が国民にあることです。基本的人権の尊重は、一人ひとりを個人として尊重し、侵すことのできない権利を保障することです。平和主義は、戦争を放棄し、武力による解決を避けて平和を目指すことです。

三段階で整理

三大原則の意味を一枚で整理しようの整理原則の主体を確認、守る価値を確認、制度や条文と結ぶをつなぐ図 原則の主体を確認 守る価値を確認 制度や条文と結ぶ
原則 中心となる問い 主な表れ
国民主権 誰が政治を決めるか 選挙、国民投票、象徴天皇制
基本的人権の尊重 権力は何を侵してはならないか 自由権、社会権、平等など
平和主義 国際紛争にどう向き合うか 前文、第9条

具体例

選挙で代表を選ぶことは国民主権の表れですが、多数派が少数者の人権を侵してよいわけではありません。また、国民が安心して主権者として判断するには、生命や表現の自由が守られ、平和な社会が必要です。

よくある誤解

選挙があるだけで三大原則すべてが守られると考えることです。制度が存在するだけでなく、権利保障と平和が実際に働く必要があります。

理解チェック

  1. 三大原則を一文ずつ説明できますか。
  2. 国民主権の主な制度を二つ挙げられますか。
  3. 基本的人権が国民主権を支えるのはなぜですか。

次は、三原則が互いをどのように支え合うかを、循環する関係として考えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。