このレッスンの役割
三大原則の全体像を学んだので、ここから国民主権を詳しく見ます。最初に、主権という言葉の意味と、主権者が国民であることを明確にします。
今日の問い
国民主権の「主権」とは、選挙に行くことだけを表すのでしょうか。
基本をつかもう
主権には、国家の政治のあり方を最終的に決定する権力という意味があります。国民主権では、その正当性の根拠が国民にあります。国会議員や内閣が日々の政治を担当しても、その権限は国民から憲法と選挙を通じて与えられています。
三段階で整理
主権という語は、国の領域内で最高の権力、他国から独立していること、国政の最終決定権という文脈で使われます。国民主権を問う問題では、誰が政治権力の正当性の源であるかに注目します。
具体例
国会が法律をつくるので国会が主権者、というわけではありません。国会は国民が選挙した代表者で構成され、憲法で与えられた立法権を行使する機関です。
よくある誤解
「政治家が実際に決めるから、政治家が主権者」と考えることです。担当して権限を行使する人と、その権限の正当性の源を区別します。
理解チェック
- 国民主権における主権を説明できますか。
- 国会が主権者ではないのはなぜですか。
- 主権の三つの使われ方のうち、国民主権で中心となる意味は何ですか。
次は、国民が主権者として政治に参加する二つの方法を比べます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。