LESSON 01

憲法改正の手続き

憲法改正の三段階を正確に覚えよう

両議院の3分の2以上、国民投票の過半数、天皇の公布という手続きを整理します。

このレッスンの役割

改正を厳格にする理由を学んだので、今回は第96条の手続きを、誰が・何を・どの割合で行うかに分けます。

今日の問い

憲法改正は、国会の発議から公布までどのように進むのでしょうか。

基本をつかもう

まず衆議院と参議院のそれぞれで、総議員の3分の2以上の賛成により国会が改正案を発議します。次に国民投票で、その過半数の賛成を得ます。承認されると、天皇が国民の名で憲法と一体を成すものとして公布します。

解く順序

憲法改正の三段階を正確に覚えようの手順両議院が3分の2で発議、国民投票で過半数承認、天皇が国民の名で公布 両議院が3分の2で発議 国民投票で過半数承認 天皇が国民の名で公布

発議は国会、最終的な承認は主権者である国民です。天皇の公布は国事行為で、改正内容を選ぶ政治的決定ではありません。「出席議員」ではなく各議院の「総議員」、「3分の2」と「過半数」を混同しないようにします。

具体例

衆議院だけで3分の2を超えても、参議院で届かなければ発議できません。また、国民投票を省略して内閣が公布することもできません。

よくある誤解

国民投票で3分の2が必要、または国会では過半数でよいと数字を逆にすることです。主体と数字を一組で覚えます。

理解チェック

  1. 発議に必要な議院と割合は何ですか。
  2. 国民投票で必要な賛成は何ですか。
  3. 天皇の公布が改正内容の決定ではないのはなぜですか。

次は、通常の法律成立と憲法改正の手続きを表で比較します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。