LESSON 01

国民主権と象徴天皇制

国民主権と象徴天皇制を入試資料で解こう

条文と制度図を読み、主権者・指名・任命・助言と承認の関係を正確に記述します。

このレッスンの役割

このセクションの出口です。主権の意味、民主制、象徴天皇制を一つの制度図に結び、よく出る「指名」と「任命」の混同を解消します。

今日の問い

国民から内閣総理大臣の任命まで、政治の正当性はどのようにつながるのでしょうか。

基本をつかもう

国民は選挙で国会議員を選びます。国会は国会議員の中から内閣総理大臣を指名します。天皇は国会の指名に基づいて内閣総理大臣を任命します。天皇の国事行為には内閣の助言と承認が必要で、責任は内閣が負います。

三段階で整理

国民主権と象徴天皇制を入試資料で解こうの整理国民から選挙へ、国会の指名へ、天皇の任命へをつなぐ図 国民から選挙へ 国会の指名へ 天皇の任命へ

答案では矢印ごとに動詞を変えます。国民は「選挙する」、国会は「指名する」、天皇は「任命する」です。主権者が国民であることと、天皇が象徴として国事行為を行うことは、この役割分担によって両立します。

具体例

「天皇が総理大臣を指名する」という選択肢は誤りです。また「国民が総理大臣を直接選挙する」も現行制度の説明ではありません。国民→国会議員→国会の指名→天皇の任命の順を確かめます。

よくある誤解

制度図の矢印を見て、すべてを「選ぶ」と表現することです。指名と任命では決定の役割が違います。

理解チェック

  1. 国民から総理大臣任命までを四段階で言えますか。
  2. 天皇が国政に関する権能を持たないとはどういう意味ですか。
  3. 象徴天皇制が国民主権と両立する理由を説明できますか。

次のセクションでは、主権者である国民一人ひとりを守る基本的人権と個人の尊重を学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。