このレッスンの役割
基本的人権がすべての人にあると確認しました。今回は、その土台となる個人の尊重を学び、集団の一員としてだけでなく一人の人間として扱う意味を考えます。
今日の問い
みんなと違う生き方を選ぶ人も、同じように尊重されるのでしょうか。
基本をつかもう
憲法第13条は、すべて国民は個人として尊重されると定め、生命・自由・幸福追求に対する権利を、公共の福祉に反しない限り最大限尊重することを国政に求めます。個人の尊重は、多数派の価値観を全員に押しつけないための出発点です。
考える道筋
幸福追求権は「望んだことを国が何でも実現する権利」ではありません。一人ひとりが自分らしい生き方を選ぶ利益を尊重し、社会の変化で生まれる新しい権利の根拠としても考えられてきました。
具体例
進路や服装、家族のあり方などで多数と違う選択をする人を、理由なく排除することは個人の尊重と緊張します。ただし、他者の生命や権利を傷つける行為まで自由になるわけではありません。
よくある誤解
「幸福追求権があれば、自分の希望はすべて認められる」と考えることです。本人の自由と他者の権利を一緒に考えます。
理解チェック
- 個人の尊重とは、集団と個人をどう扱う考えですか。
- 幸福追求権が何でもかなう権利ではない理由は何ですか。
- 第13条が新しい人権の根拠とされるのはなぜですか。
次は、人権を守ることと権利を責任をもって使うことを区別して考えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。