LESSON 01

日本国憲法と人権の入試総合

人権の衝突を答案にまとめよう

事例の当事者・権利・目的・代替手段を整理し、条件つきの結論を書きます。

このレッスンの役割

条文から権利を特定できるようになったので、今回は複数の権利が関係する事例記述へ進みます。

今日の問い

権利Aと権利Bのどちらが大切か、という二択を超える答案をどう書きますか。

基本をつかもう

当事者ごとの権利と具体的な不利益を示し、制限目的、手段の効果、より制限の小さい方法、利益と不利益のつり合いを順に書きます。

解く順序

人権の衝突を答案にまとめようの手順双方の権利を具体化、目的と手段を点検、代替案つき結論を書く 双方の権利を具体化 目的と手段を点検 代替案つき結論を書く

答案の型は「Aの○○とBの△△が衝突する。□□という目的は正当だが、現在の手段は◇◇まで制限する。そこで☆☆に限定し、双方をできるだけ保障すべきだ」です。

具体例

学校がいじめ防止のため全生徒の私的メッセージを常時監視する案では、安全と通信・プライバシーが衝突します。通報時の限定調査、本人への説明、第三者点検などを比較します。

よくある誤解

公共の福祉という語を書けば理由説明が完了すると考えることです。具体的な権利、目的、制限範囲が必要です。

理解チェック

  1. 権利調整答案の五要素を言えますか。
  2. 条件つき結論が必要なのはなぜですか。
  3. 監視事例でより制限の小さい方法を二つ提案できますか。

次は、統計・条文・意見資料を組み合わせ、事実と評価を分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。